ラチェット&クランク:インフィニット・ストラトス 【Ratchet & Clank:Infinity Sphere】 作:George Gregory
アルセウスようやくシナリオ終わって図鑑タスク埋めながら書いております。
……噂のDLCが本当に出たらまたのめり込むかも。というか『LEGENDS』と謳っている以上はこれシリーズ化する気満々なんじゃねーかなって。
―――まだ、心のどこかに驕りがあったんだと思う。カデンソンさんや織斑先生には勝てなくても、他の人になら、みたいな。
『ブワ~ッハッハッハァッ!! やっぱ一斉掃射は気持ちがイイぜぇ~ッ!!』
『こんのスットコドッコイッ!!』
『痛ェッ!! んだよエース、脇腹の装甲はデリケートだって知ってんだろォ?』
『俺たちまでロックオンしてどうすんだッ!! テメェの豆粒みてぇなチップ引っこ抜いて挽いた粉でコーヒー淹れて飲ましてやろうかァッ!?』
『うるせぇなァ全身ヤク漬けのインチキゴリラがよォ。 その頭のバナナ、捥いで食っちまうぞォ?』
『オイお前たち、あまり汚い言葉を使うな。レディの前だぞ』
『『童貞は黙ってろよ、リアクター』』
『だだだだ誰が、どどど童貞だァッ!?』
要するに、僕らは
「……皆、無事か?」
「なワケないでしょ。死にそう、ってか死んでる」
「まずあの葉巻軍曹をなんとかしないといけませんわね……極めて不規則且つ広範囲の爆撃。果たしてどう対処したものか」
「ねぇ皆、ちょっといいかな」
「む。どうしたデュノア」
でも、だったら。
「ちょっと、試してみたいことがあるんだけど」
僕らがやるべきことは、たった1つだ。
「
「え、あ、え、えっと、後、96」
「OK。それじゃあありったけ、"
「え、えぇッ!?」
望外の事態にただでさえ頭が追い付いて来れていない自分に『残弾全てを使い切れ』と言いながら、デュノアさんが"福音"に向かって颯爽と飛んでいくのを呆然と見送る。先程までの自分を見ていなかったのだろうか。むやみやたらに撃ったところで"福音"には豊富且つ厄介極まりない迎撃手段があるというのに。
「大丈夫ですわ」
「オルコット、さん?」
「大丈夫ですから、我々を信じて下さいまし」
いつの間にか隣に来ていたオルコットさんは、肩を叩きながらそう言うと直ぐに、緩やかに上昇していきながら"
「ど、どうなっても、知らない、よッ!?」
だからだろうか、半ば自棄になりながらも『迷っているだけ時間の無駄』という結論に至った頭が強引に体を動かした。"山嵐"全弾一斉掃射。
なのに、なんで。
「イイね、凄くイイッ!! セシリア、
「了解ですわッ」
この2人はそんな楽しそうに笑えるんだろうか。正直、ちょっと正気を疑う。
両手にそれぞれ"
1発目、最初のミサイルが襲い掛かる。"福音"は指示を出すように指をさし、それに従って"
――――その直前で、ミサイルが
「え」
一口にミサイルと言っても、サイズや射程、速度や軌道や、搭載する炸薬の性質や指向性、誘導の装置等、その分類は多岐に渡る。"山嵐"のミサイルは弾頭が対象に接触すると同時に信管部が作動、爆発する仕組みになっている、割とポピュラーなタイプだ。軍用機であるが故にそういった対処をとるようなプログラムも組まれているのか、"福音"はミサイルの推進装置部、要するに後ろのエンジン部を正確に破壊、墜落させていたのでミサイルの炸薬がまともに"福音"を捉えたことは殆どなかったワケだが。
「さぁ"福音"、踊ろうかッ!!」
「
"福音"に迫る2発目のミサイルが"
「よっ、はっ、ほっ、たぁっ」
「――――――」
まるでハードル走でもしているような軽快な声で、射程に合わせて武器を切り替えながら入り乱れる鉄火の嵐の中を、まるで逆らわず舞う木の葉のように身を躍らせるデュノアさんと、それをまるで閉じ込めるようにBITでの包囲網を敷き、不敵な笑顔を浮かべながらも、呼吸も忘れているかのような鋭い目つきをしているオルコットさん。それを見て、先程口から出かけていたものはすっかりと消え去って、何の躊躇もなく更に一斉掃射の準備を始めた。
自分がミサイルをばら撒き、デュノアさんが近~中距離での陽動を兼ねながら爆破させ、オルコットさんがその撃ち漏らしを外から撃ち抜く。不規則な爆撃に晒され続ける"福音"は何度も迎撃を試みていたが、流石に武器の耐久力を危ぶんでか、2度目の一斉掃射が半分ほど撃墜されたあたりで脱出を図った。
"福音"は"
「待っていたぞ」
「いらっしゃ~い♪」
―――しようとして、思い切りその出鼻を挫かれた。
これは自分が少し離れた場所から見ていたからこそ解ったことなのだが、2度目の一斉掃射で放たれたミサイルは露骨に一方向からのみ爆風が行くように爆破されていた。抜け出すのであればそう、ちょうど今、箒と凰さんが待ち構えていた方向に行くだろうな、って具合に。
箒の"紅椿"が
「逃がすワケが、ないでしょうがァッ!!」
その先を阻むように"甲龍"が立ち塞がる。重量を感じさせない程軽々と振るわれる鉄塊。あれほど巨大かつ鈍重な武器であれば、防がれたとして相手もただでは済むまい。加えて。
「そら、食らいなさいッ!!」
"衝撃砲"。これが"福音"にとって厄介極まりないことだろう。何せ弾丸は空気である為に視認が難しく、また"
それに、何よりも。
「箒ッ!!」
「心得たッ!!」
2人のコンビネーションが絶妙だ。完全に近接戦闘のみながらその機動力で決して逃がさない"紅椿"と、近距離と中距離を自在に切り替えられる"甲龍"。互いが陽動、攪乱、誘導、妨害のタイミングを阿吽の呼吸で引き受け、託し、補い合う。これだけの連携を身に着けるまで、一体どれだけ濃密な時間を、夢の中で過ごしたのか。
《――――La》
「む」
「げ」
このままでは引き剥がせずジリ貧になると判断したのか、"福音"が強引に"
「貴様の敗因はたった1つだ、"福音"。たった1つの
ピタリ、と。その動きが完全に停止した。否、させられた。忍び寄っていたのか、2人に誘導させたのか、いつの間にやら背後に待ち構えていた"S.Ragen"の"AIC"によって。
そして。
「お前は、私たちを怒らせた」
その大口径リボルバーカノンから放たれた一撃が、とうとう"福音"をまともに捉えたのだ。
どうも、作者のGeorge Gregoryです。
大変申し訳ない。ヒスイ地方が楽しすぎたのが主な原因です。あれはよくない。タスク埋めなんて単純作業大好きな俺が逆らえるハズもなく。といってもまだまだ完成はしていないのですが、流石にそろそろ1ヶ月経っちゃうし……いやホント申し訳ない。この量書くのに数日かかってるくらい書く方の波も来てなくて(-_-;)
いろいろ見たり聴いたり読んだりしながらテンションやモチベーションの回復を試みております。今暫くお待ちを。前々から何度も言っておりますが、なるだけ早くこのシナリオも終わらせたいですしね……
ではまた、近い内にお会い出来ることを願って。
いつも感想ありがとうございます。あなたのその一言が俺の何よりの動力源です。