ラチェット&クランク:インフィニット・ストラトス 【Ratchet & Clank:Infinity Sphere】   作:George Gregory

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“Ⅹ”は初めてですね。最長エピソードになりました。
まぁ、デュノア家を扱ったら誰でもこうなると思います(笑)


Be A My Child Ⅹ

――――同刻

 

フランスはパリ。St. LOUIS CENTRE HOSMPITALIER(セントルイス中央病院)一般病棟地上8階。

 

 アメリカはロサンゼルスとの時差は9時間。既に明け方が近く、夜空が仄かに明るみを帯びてきた頃。名札に"Annie Michel"の文字を確認して、1人の看護師(ナース)がその個室へと入った。

 

 物音を立てず、ノックもなし。梟のように静かに、ベッドの上で眠る患者へと忍び寄る。患者の腕へと繋がっている点滴パックを()()()()()()と交換し、チューブのクランプを操作して滴下速度を速める。これで後は、彼女が()()()()()()()のを待つだけだ。携帯電話を取り出し、次の指示を待とうとして。

 

「オヤ、もう終わりッスか?」

 

 背後からの声に弾かれたように壁際へ飛び退り、ベッドの上を注視する。大腿部に仕込んでいたナイフのグリップに手を伸ばしながら睨みを利かせた。

 

 のっそりと起き上がるアニー・ミシェルの身体は、しかしどこか様子がおかしかった。どうにも身を起こしたシルエットが、まるでソフトビニール人形を無理やり折り曲げたような直角をしているのだ。人体が作り出すにはどこか()()()()()角度だし、そもそも先ほど聞こえた声は明らかにアニー・ミシェルのものではない。そしてその疑問は、直ぐに氷解することとなる。

 

 彼女が顔に手を伸ばした途端、その姿がまるで受信不良を起こしたテレビのように()()()。直後、現れた夜闇に溶け込むような漆黒のタキシード――――のようなペイントが施されたランドセルサイズのロボットが、そのライトグリーンのカメラアイに「必要なのか」と問いたくなるような片眼鏡をかけていた。

 

「何者だ。アニー・ミシェルはどこにいる」

「そのどちらにも、答える義務はないッスねぇ」

「…………」

「オヤオヤ、ヨユーがないッスねぇ。ユーモアの1つもなしッスか?」

 

 ナイフを抜く。一応サプレッサー装着の上で持参してはいるが、拳銃の使用は控えたい。尤も、やむを得ない場合はその限りではないが。

 

 よく見れば、自分が先ほどまですっかりアニー・ミシェルだと認識していた物体は、人の形に整えられた寝具の塊だったらしい。点滴の先端は成人女性の腕程度の太さに丸められたタオルケットに刺さっており、謎のロボットはその点滴が染み込んだタオルケットを拾い上げて、未だチューブから滴下し続けている中身を指先に軽く取ると舐めるように口に含んだ。

 

「フム。狙いは鎮痛剤として投与されているモルヒネの過剰投与による急性呼吸不全ッスか」

「ッ」

「今アナタが交換したこの点滴パック、通常の何倍もの濃度のモルヒネが使われているッスね? このままアナタが身を隠せば、犯行かどうかも不明のまま、今夜の当直か担当医か、いずれにせよ何かしらの医療ミス(ヒューマンエラー)として処分される。よくある手口ッスねぇ……相棒、聞こえたッスか?」

『あぁ。やっぱり連れ出しておいて正解だったな』

「ッ!?」

 

 突如、どこからともなく聞こえた第三者の声に息を呑み、更に警戒レベルを上げる。

 

「引き続き、そっちはヨロシクお願いするッスよ。こちらは、ワタシにお任せを」

 

 そう言いながら、ロボットはベッドの上の掛布団に手を伸ばし。

 

「なッ」

 

 その短い腕を一息に振り上げた瞬間、掛布団は大きく広がるように宙を舞って、こちらの視界を埋め尽くした。瞬間、ギシッと強くベッドのスプリングが軋む音。そして。

 

「セェッ!!」

「ぐッ!?」

 

 それはまるで砲丸のような重さで、あんな小さなボディから放たれたシンプルな前蹴りによるものだと、最初は認識できなかった。炸裂した壁材に奔る亀裂から、咄嗟に横に避けなければどうなっていたことだろうと背筋に寒気が奔る。

 

 最早、こちらに猶予はない。銃を抜き引鉄を引きながら背後、この個室の出入り口へと身体の向きを変えないまま後ずさる。バスバスと未だヤツを覆う掛布団がくぐもった音を立てるだけで、当たっているのか全く判断がつかないと思っていると、掛布団を細切れに引き裂きながらこちらへと飛んでくる円盤状のものを視認する。咄嗟に姿勢を落として躱し、続けざまに背後の壁に刺さったそれを確認すると、鋭い刃を持った丸鋸のようだった。

 

「逃がさないッスよ。アナタが持つ情報、キリキリ吐いてもらうッス」

 

 そして地を這うように低く鋭くこちらへと飛んでくる小さな影。対象がこれほどまでに小さいと実に厄介極まりない。狙いが上手く定まらないので直ぐに思考を切り替え、少しでも広くスペースを確保するため、身を翻して廊下へ転がり出る。

 

 低い姿勢のままに廊下の東端、避難階段に通じている非常口へと駆け出す。拳銃でドアノブ部のカバーを破壊、ロックを開けてドアを開いた瞬間耳元をヒュンと風切り音が通り過ぎ、切断された自分の髪の毛が風に流されていくのが見えた。

 

 思考の余裕がガリガリと削られていく。律義に階段を降りていくような時間はない。手すりに脚をかけ、空中へ身を躍らせた。外壁をなぞるように直下へ落ち、2~3階分ほど落ちたところで目の前の手すりをつかんで勢いを殺す。それを3度ほど繰り返して地上に到達。待機させていたメンバーへの無線を飛ばしながら、予め逃亡ルートとして打ち合わせていた合流地点目掛けて全速力で走る。

 

「作戦失敗ッ、追っ手がいるッ、直ぐに発進できるよう準備と、 ()()()()にも失敗の連絡をッ!!」

 

 そこまで喋った時点で、背後からスタッと着地音が聞こえた。背後を確認したい欲に駆られ、しかしそんな暇はないと視線を維持したまま、駐車場に停められている自動車の影に隠れるようにしてジグザグに走る。

 

 背後からカンカンと車の天板を叩く音が近づいてくる。まるで死神の足音のように聞こえて、とうの昔に忘れた筈の恐怖心が緩やかにその首を擡げ始めたのを感じた。

 

 不測の事態など、今までに何度も経験した筈だ。100%思い通りにならないことなど日常茶飯事だ。けれど、これは、こればかりは、信じられないという驚きが勝っていた。

 

 見抜かれようと対応のしようがない。そういう策だった筈だ。デュノア夫妻が動かせるような手駒は精々が古参の社員と、政府高官に学生時代の同期が数人いる程度であることは調査済みだった。ロゼンダ婦人の実家は商家として有名でこそあれ、()()()()()()()があるような家系ではない。一体どこから、どのようにしてあのような輩を雇ったというのか。

 

 ヒュンヒュン、と頭上で弾丸が背後へ通り過ぎていく音がする。あのロボットのカメラアイはこの夜闇でよく目立つことだろう。頭部のアンテナも赤く光っていたはずだ。しかしまるで当たる気配がしないのは、やはりヤツの小ささとすばしっこさによるものか。

 

 駐車場を抜け、表通りに通じる道へ出る。街路樹が多少あるものの、遮蔽物に使える様なものはもうない。ここでようやく、ほんの微か、背後へ視線を向けて――――

 

 

 

 

――――見た。ヤツがフィギュアスケート選手のように空中で華麗に回転しながら、その勢いをもって物凄い勢いで投げつける、紅玉のように輝く()()

 

 

 

 

(あれ、は)

 

 何だ、と考える間もなく、それは掠るように自分の傍らを通り過ぎ、ほんの少し前の地面にぴったりと張り付いた。途端、ラウンド・ブリリアントカットが施された赤い宝石が、明滅を始め。

 

(ッ、マズ―――)

 

 そう判断した時には、もう手遅れだった。

 

「――――ガハッ!?」

 

 その爆発は、あんなにも小さな()()()()()()が爆発源とは思えないほどの衝撃をもって、自分の身体を強烈に横殴りにした。変装に拝借した看護服は焦げ、破け、咄嗟に路上を勢いのままにゴロゴロと転がって勢いを殺そうとするが、それでも肺腑に中々空気を取り込めないほど呼吸は乱されている。

 

 喘ぎながらも歯を食いしばって直ぐに立ち上がり、目の前、既に後部座席の扉を空けて待機していた車へ飛び込む。瞬間、エンジンが唸りを上げて真夜中の静かなメインストリートを走り出す。咄嗟に後ろを確認すると、あのロボットが自分が車へ転がり込んだ場からジッとこちらを視ているのが見えて、どんどん距離が離れているのに恐怖心は一切収まらない。

 

 一体あの夫婦はどんな化け物を雇ったのだ。長年の潜入による分析はまるで間違っていた。あの夫婦にこんなにも強力な切り札があったなんて。頭の中で次々に沸き上がる驚愕と疑問の数々は、今までの自分たちの評価を覆すには、あまりに十分すぎた。

 

 そして、少なくとも自分はしばらくの間、あの緑柱石(ベリル)のような双眸の輝きを夢に見るだろうことは、間違いなかった。

 

 

 

 

 

「――――チィ。そう簡単にシッポは掴ませてくれないッスか」

 

 一方、遠ざかっていく車のナンバープレート番号をしっかりと覚えながら、クランクはそう呟いた。

 

「でもマァ、収穫はあったッスね」

 

 やがて車が見えなくなった頃、振り返って道端に落ちているそれを拾い上げる。逃亡した偽看護師が"Cufflink Bomb(カフリンクボム)"の爆破を食らった際に落としていった携帯電話である。

 

 調べてみると、つい数分前に着信履歴があるようだ。恐らく彼女に今回の命令を下した人物からのもの、だろう。ないだろうと思いつつも調べてみるが、やはり他の仲間らしき人物の電話番号は登録されていない。純粋に電話番号の暗記のみで相互の連絡を取っていると思われる。で、あるならば。

 

「フム。通話履歴に番号は残っているッスけど……」

 

 一応控えはとっておくが、恐らく特定できる前に、()()とやり取りをした番号の電話は破棄されていることだろう。それくらいは必ずする筈だ。恐らくにして10年以上、デュノア社ほどの大企業に平然と潜んでいた連中なのだから。

 

 悔しい想いはあるが、まずはアニー・ミシェルさんの保護が出来たことを素直に喜ぼう。一先ずこの件の報告を入れよう、と通信回線を開こうとして。

 

 Prrrrrrrr

「オヤ」

 

 なんとタイミングのいいことか。先ほどの着信履歴と同じ番号から電話がかかってきたではないか。これ幸い、と通話ボタンを押して。

 

()()

「ヤァ、ドウモ。初めましてッス」

『……誰だテメェ?』

「通りすがりの、ヒーローッスよ」

 

 堂々と、名乗りを上げた。

 

 

 

 

 

「この電話を持ってたヤツはどうした」

『アナタの部下については、残念ながら逃げられてしまったッスねぇ。まぁ、ワタシの任務はアニー・ミシェルさんの保護ですので、何ら問題はないッスが。あぁ、ちなみにッスけど』

「あン?」

『アニー・ミシェルさんなら、もうフランスにはいないッス。なので、またこの病院に刺客を送り込んでもムダ、ッスよ』

「……何だと?」

 

 バカな。転院手続きがあった、なんて話は一切こちらには届いていない。ならば、一体どこに。

 

 不測の事態に“彼女”の思考は急速に回転を始めた。今回のエスコバルの『一世一代の告白』が喜劇に終わるのは目に見えていた。尤も、本人はこちらの忠告にまるで聞く耳を持たず、愚かにも最後まで『口説き落とせる』と信じ込んでいたようだが。何にせよ、この一件は長年に渡る計画の大きな()()()であり、社長夫婦を分断出来たならロゼンダ婦人を、そして今回のように揃ってこちらに来るようであればフランスにいるアニー・ミシェルを人質とすることで完全にアルベール・デュノアを失墜あるいは殺害し、傀儡の社長を新たに据えることでデュノア社を本格的に()()の資金源とすることが出来る、筈だった。

 

 どう転んだっていい。そういう風にした筈だ。だのに、これは一体どういうことだ。

 

「オンヤァ? その様子じゃあ、ボクの仲間たちが上手く立ち回ってくれたようだねぇ?」

「……筋肉ダルマ、テメェの差し金か」

「ンハハハハハハハハハハハハハァッ!!」

 

 声高々に笑う顔が実にムカつく。人の神経を逆撫でる天才か、コイツは。しかし電話の向こうにいる何者かがウチの工作員を退けたのは事実であるようだし、腹立たしいがヤツを黙らせる効果的な策はない。

 

 

 

 

 

 ()()()()()()

 

 

 

 

 

「―――――しゃあねぇか」

 

 携帯電話を床に放り投げ、乱れた髪をかき上げて、()()()()()()()()()()()()。そして。

 

「悪ィな。()()()()破るわ。言ってられる状況じゃなくなったしよ」

 

 ()()を起動させた瞬間、ドレスの背中が蠢くように膨らみ、破けて飛び出したのは8本の大きく鋭利な『脚』。その内の1本が床に転がった先ほどの携帯電話を貫き串刺しにして持ち上げる。『次に()()()()のはお前だ』と見せつけるように。

 

 やがて全身を淡い光の群れが包み、現れたこの()()()()()()を見て、筋肉ダルマは顔を歪めて実に嫌そうに溢し、アルベール社長は目を見張って言った。

 

「ウワァオ、悪趣味ィ」

「クモ、というのは、誇張でもなんでもなく」

「そうさ。()()()が、その由来さ」

 

 黒と黄の配色。長く伸びた8本の脚。背中側には大きく膨らんだ『腹部』。そして顔を覆う仮面は()()()独特の『八つ目』を思わせる意匠。この姿を形容するならば、東アジアに生息する『ジョロウグモ』という種の雌個体が最も相応しいだろう。

 

 装甲脚を展開。先端に搭載された砲門を全て開く。狙いは、言うまでもなく。

 

「な、何をしているんでシュかお前ェッ!!」

「……あ? 何だよ、エスコバル」

「な、な、何故ッ、この私にまでその砲門を向けてるんでシュかッ!!」

「オイオイマジか。まだ解ってねぇのかお前」

 

 脂汗を滲ませながら、滅茶苦茶に唾を飛ばしてがなるエスコバルを見て、こりゃもっと早い内に切っとくべきだったと改めて痛感する。幾らなんでも自由にさせ過ぎたか。

 

「解んねぇなら直々に教えてやる。お前、もう用済み。だから、今ここで、コイツらと一緒に始末する。OK?」

「な、ななななななななな」

「何故、ってか? あのな、アタシらにゃ金なんて()()()()()()()()()んだよ。その中でもデカかったから手放すのが惜しかったってだけで、別にテメェが絶対(ぜってぇ)必要とか、んなこたぁねぇんだわ」

 

 告げた瞬間、唖然とした表情で情けなく膝から崩れ落ちる痩躯の、なんと哀れなことか。

 

「だから言ったろ、お前は()()()なんだってさァ。そりゃ土掘ったり泳いだり、多少は空も飛べるんだろうが、所詮は()()()()なんだよ。早い話、『お前程度』は珍しくもなんともねぇの。……まぁ、そういう訳で、だ」

 

 砲門にエネルギーを回す。チャージは一瞬で終わり、狙いはそれぞれの心臓部に固定。念のため、筋肉ダルマには多めに配分して。

 

「コイツでサヨナラだ。最期に言い残すことはあるか?」

「ンン? そうだねぇ、それじゃあエンリョなく」

 

 ゴホンゴホン、なんて咳払いまでして、未だ余裕綽々の様相を崩さない筋肉ダルマ。これには流石に“彼女”も少し違和感を覚えた。

 

(コイツ、"Arachne(アラクネ)"を見てまるでビビってねぇ、だと?)

 

 筋肉ダルマは自分がISを纏って尚、表情を僅かに引き締め、グッと腰を落とすのみだった。この野郎、見た目や言動のチャラさに似合わず、意外とそれなりに修羅場を潜ってきているのだろうか。

 

 それとも、あるいは。

 

「ボクの好きなJAPANのMANGAにこんなセリフがあったんだけどねぇ」

 

 ピンと立てた人差し指を掲げ、そして、得意げに。

 

「『相手が勝ち誇った時、そいつは既に敗北している』この言葉を、キミに贈ろう」

「……テメェ、マジで嘗めてんのか?」

「どうかなァ? 嘗めてるのはキミの方じゃあないかい? だってさァ」

 

 

 

 

――――まだ気付いてないんだろう? 今も窓の外からやって来てる、もう1人のボクの仲間に、さ?

 

 

 

 

 筋肉ダルマが指差したのを認識するや否や、砲門ごと弾かれたように視線を窓側へやった次の瞬間、派手に窓ガラスを粉砕しながら突入してきた『黒い影』。咄嗟に装甲脚を集中させて行った防御を容易に貫いた衝撃に、周囲のテーブルやら何やらを巻き込みながらフロアを転がされ、装甲脚を床に突き刺し踏ん張りを利かせて停止。勢いよく見上げた先で。

 

 

「―――――――」

 

 

 既に帳が落ち、街並みの放つ煌めきに彩られたロサンゼルスの夜景を背に、こちらを真っ直ぐ見据えて動かない、漆黒の鎧姿。いつか思い切り食らってやろうと思っていた、いつか思い切り食わせてやると言われていた()()()()()()が、そこにいて。

 

 

 

「ッッッッッ!! "黒猫"ォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッ!!」

 

 

 

“彼女”がこれ以上の我慢など、できるはずもなかった。

 

 

 




 補足説明

・“ホロモノクル(Holo-Monocle)”(出典『C&R』)
 この片眼鏡を通して見た対象のホログラムを作成、身に纏うことで変装することが出来るガラメカ。但し、変装している本人には通用しない、という欠点はある(そりゃそうだ)。あくまで立体映像を纏うだけ、なので今回はその分の体積を寝具で補っていた。ちなみに前回、アルベールがしれっとベルボーイの変装に使っていたのもこれだったりする。

・“タイブーメラン(Tie-A-Rang)”(出典『C&R』)
 クランクの胸元に輝く黒い蝶ネクタイ型ガラメカ。仕込まれている丸鋸状のディスクを射出することが出来る。通常の攻撃以外にもワイヤーの切断など、ギミック攻略にも多く使用される。尚、ムービー中では蝶ネクタイそのものを手裏剣のように使用するシーンがあったりするが、ゲーム本編にそういったガラメカは登場しない。

・“カフリンクボム(Cufflink Bomb)”(出典『C&R』)
 読んで字の如く、カフスボタンに偽装された爆弾。設定として『ヴォリタニウム(Volitanium)』という物質を特殊合金で閉じ込めており、放出された時の破壊力を倍増させているという。爆破までの溜めが長ければ長いほど威力が増すので、咄嗟に使用した今回はこの程度の威力しか出なかった、と思っていただければ(最終強化系は普通にラスボスの体力をゴリゴリ削るくらいの威力がある)。



 どうも、作者のGeorge Gregoryです。

 ようやくクランクの活躍らしい活躍を描けました。本当はもっと書きたかったんですが、蛇足になりそうだったのでこの辺で。プロット通りに進めばまだまだ出番はありますし……あるよな、大丈夫だよな(;'∀')

 では、また近い内にお会い出来ることを願って。

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