昼休み、食堂。
「やっと来たわね、遅かったじゃない。」
券売機の横、邪魔にならない程度の場所でお盆を持って待っているのはちっちゃいツインテ。
「千冬ねえの授業だったから、しかたないだろ。」
「先に席取っておくから。四人分でいいかしら?」
「うむ。」
「ありがとうございますわ。」
「冷めちゃうだろうし、先に食ってていいからな。」
「そうさせてもらうわ。また後で。」
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「それで、私だけ理解できてなかったのですが、貴方は?」
「ああ、鈴ならセカンド幼馴染。っていっても変か。小学校高学年からの悪友ってやつだ。」
「改めて凰鈴音よ。中国の代表候補生でもあるわよ。それで、あんたは?どっかの代表候補か何かで見た気がするわ。」
「私はセシリア・オルコット。一応イギリスの代表候補生ですわ。」
「ってことは、みんな代表候補生なのか。みんな、凄いんだな。」
「それに一矢報いたのですから、一夏さんは十分胸を張るべきですわ。」
「一夏さんねえ、またってことでいいのかしら、箒?」
「うむ、その通りだ。」
「そういえば一夏。あんた酢豚食べてるんだ?」
「ああ。鈴を見たら食べたくなっちまった。」
「じゃ、じゃあ、あの約束覚えてる?」
「約束?ああ、鈴が料理上手くなったら毎日酢豚を作ってくれるってやつか? 覚えてはいるんだが、意味がどうもわかんなくてな。毎日酢豚を奢ってくれるってことでいいのか?」
食堂が静まり返る。
言葉の意味を理解している三人の表情は真っ赤に染まる。
そして、聞き耳を立てていた周囲も理解出来次第同様に。
遠距離ですらもその異様さに口を噤む。
「お、おい、どうしたんだ?」
鈴が走り去る。
周囲と残された二人は彼をただ睨みつける。
どうも笑い事ではすまなくなってきたので回収する。
「あ、あれ、みんな? ってシロ先生?大へ、ウグッ!? うーん。」
シメ落として襟首をつかんで引きずりだす。
生徒全員でぱれーどである。
なお織斑先生の姉分が発動したのか見世物はすぐに終了した。
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「ねえねえ、君? いっくんにコケにされたんでしょ?」
「ほっといてくれない? いくらISの権威だったとしてもそんなの今どうでもいいの。」
「やーだなー。 見返したくはないかっていってるんじゃないのさー。なんだったら有利に働くかもよ?」
「有利に?」
「そうそう。どんな作戦も武器も、人材も用意できるよー? 何だったら負けそうになったら有耶無耶にするところまでしてあげちゃうのだよー」
「それで、」
「どうしたのかな?」
「それで、あいつに思い知らせることが出来るの?」
「もちろんだよー。 いっくんのことは全て掌の上になるのだよ。」
「やってやろうじゃない。何だっていいわ。勝てるなら。」
「そっかそっかー。それは良かったよ。」
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「あ、鈴!」
「なんであんたがここに?」
「この前の事、悪いことしたのだけは分かったから、謝ろうと…」
「あんたさあ、何が悪かったのか分かってるの? 分かってないんでしょ、だったら…」
「それでもだ! ただ、今は謝らせてくれ。 すまなかった。」
アリーナの地面で土下座をする。
「ちょ、ちょっと、悪いからやめてよ! 本当はどうせあんたのことだからこうなるんじゃないかって。そう思ってて、でも… ッ何でもない。謝罪は受け取った。だから次の学内トーナメントで決着をつけるわよ。」
「学内トーナメント?」
「今月でしょ? だからそこで私が勝ったら改めて伝える。それでチャラにしなさい!」
「わ、わかった。」
「気に病む必要は無いから。ただ、本気でかかってきなさい? 叩きのめしてあげる♪」
「ああ、ああッ!」
酢豚のシーンとか書いてから約束の具体が思い出せなくて確認してたんです。
そしたら出るわ出るわ自分の記憶と違う時系列。
大筋やらやってたことについては間違いがないんですがね。(なお前回
と言う訳で二次創作界隈ではちゃんと確認するか諦めるかするのが吉ですね。