白夜side
風呂から上がり着替えてからリビングのソファーでくつろいでいた。
服はブリーチの浦原が着ているような甚平着ていた違いは上が半袖なのと白地に青や水色の模様があること、そしてその上に同じように白地に青や水色の模様の膝くらいまである長さ着物を浦原のように着ていた。
「これから、何しようかなー。」
少しすると風呂から上がった万由里がリビングに来た。
服は白い制服のままだった。
「ずっとその制服でいるのか?」
万「これしかないから。
それに、監視が目的だから服は、このままでいい。」
「それでも、ずっとその格好だとこっちも気になる。
家の中くらい違う服着たらどうだ。
希望の服があるなら言ってくれ、すぐに作るから。」
万「そんな簡単に作れるものなの?」
「ああ、大体の物なら簡単に作れる。」
万「じゃあ、どんなのでもいいから作って。」
「分かった。」
白夜は、能力で白いワンピースを作って万由里に渡した。
万「流石に作るの早すぎない。」
「こんなもんだ。
脱衣所で着替えてこい。」
万「そ。
じゃあ、着替えてくる。」
そういって万由里は、リビングから出て行った。
「さて、また暇になったなー。」
それから万由里が来るまで、またソファーでくつろいで過ごした。
万「いつもそうやって寝っ転がってるの?」
すると着替え終わった万由里が帰ってきた。
「まあな、いつもやることないから。
適当に作ったが、似合ってるじゃん。」
万「ありがとう。
で、これからなにするの?」
「何したい?」
万「私は、監視が目的だからなんでもいいわよ。」
「そうか、んーならチェスでもするか?」
万「別にいいけど、ルール知らないわよ。」
「そんなのすぐ覚えられるだろ。
はい、これチェスのルール覚えたら言って。」
そう言いながら、スマホでチェスのルールを調べて渡した。
そして、白夜はチェス盤をどこからか取り出して準備を始めた。
万由里は、その間チェスのルールを読んでいた。
少しするとルールを読み終わった万由里が、スマホを白夜に返した。
万「覚えたわ。」
「やっぱり、すぐに覚えられたろ。」
万「ええ、でもなんでわかったの。」
「お前は、俺たちの霊力から生まれているらしいからな。
十香の知力はかなり低いが他は普通くらいだ。
万由里の知力が、俺たちの平均だとしたら少なくとも、俺の六分の一はあるからな。
それだけの知力が、あればそれくらいできるだろ。」
万「それだけ知力が高いと、そんなことも簡単にわかるのね。」
「俺にとっては、これが普通なんだがな。
さて、覚えたなら始めようか。」
万「そ。
お手柔らかにお願い。」
「掛でもするか?」
万「こっちは初心者なんだけど。
一方的に負けそうだから遠慮しておくわ。」
「それは残念。
なら普通に始めますか。」
チェスを始めて十分ちょっとで終わった。
「チェックメイト。
いやー、なかなか楽しめたよ。
初めてで、これなら今後期待できるな。」
万「そ。
あんたに今後勝てる気がしないけどね。」
「そりゃ簡単には、負けないさ。
今まで負けたことないからな。」
万「それで、初心者に掛け勝負を持ち出さないで欲しいわ。」
「無条件で相手にやらせられるんだからいいだろ。」
万「システム発動させた方がいいかな?」
「いやいや、そんな酷いことやらせるわけじゃないんだから。」
万「まあ、今後次第ね。」
「それは、残念。
でも、システムと本気で戦うのもいいかもな。」
万「なんで、そんな考えになるの?」
「強すぎると相手がいなくて暇なんだよ。」
万「そ。
で、次はなにするの?」
「反応薄いな。
じゃあ、もう数回チェスやりますか。」
万「強い人が、そういう風に考えるのはよくあることでしょ。
分かったわ。」
それから十回以上勝負したが、万由里が勝つことはなかった。
万由里side
万「あんた強すぎ。」
「そう言いながらも、少しは強くなったじゃないか。」
万「あれだけ余裕で対処されて強くなったかなんてわからないわよ。」
「まあ、それもそうだな。
じゃあ、そろそろ寝るかな。」
万「そ。
じゃあ、私は、朝まであんたを監視してるわ。」
「いや、お前も寝ろよ。」
万「寝る必要はないわ。」
「なら、じゃんけんで負けたら寝ろ。
俺が負けたら朝までベットの横で好きなだけ監視してくれ。」
万(じゃんけんなら勝てないこともないか。)
万「まあ、それでいいわ。」
「じゃあ、じゃんけんポン。」
私がパーで、白夜はチョキで負けた。
「俺の勝ち。」
万「まさか、じゃんけんまで強いなんて言わないわよね。」
「さーどうだろうな。」
万(じゃんけんでも、強いんだ。
まあ、今回は掛に乗った私が悪いか。)
万「で、私は、どこで寝ればいいの?」
「ベットは一つしかないから同じベットだけど。」
万「何を考えてるの?」
「特に何も。」
万「本当に?」
「本当だって、だから、その疑いの目を止めろ。」
万「まあいいわ。
で、ベットのサイズは?」
「キングだけど。」
万「あんた、いつもキングサイズのベットで寝てるの?」
「そうだけど。」
万「まあ、それだけ広いなら一緒に寝ても大丈夫ね。」
「一緒に寝るのに何か問題でもあるのか?」
万「それは・・・。」
「お前が、俺を男として意識してるならともかく、それ以外には、ないだろ。」
万「確かに。」
万(私、白夜のこと無意識のうちに意識してたのかな。)
「じゃあ、寝室に行きますかね。」
万「分かったわ。」
寝室は、キングサイズのベットがあってもまだ、それなりに広いスペースがあった。
万「どこの部屋も広いわね。」
「そういう風に作ったからな。」
万「はあー、相変わらずね。」
「あっそ。
もう寝ようぜ。」
そう言いながら白夜は、ベットに入った。
そして、ベットの片方によった。
「そっち側で寝れるだろ。」
万「じゃあ、失礼するわね。」
そして私もベットに入った。
「じゃあ、さっさと寝るか。」
万「ええ、おやすみ。」
「おやすみ。」
それからすぐに白夜の寝息が聞こえてきた。
万(流石に、あまり寝れないか。)
しばらく、目をつぶっていると後ろから抱き着かれた。
万「何!?」
万由里が後ろを見ると背中を向けて寝ていた白夜が抱き着かれていた。
万「ちょっと!?、あんた何やってるの?」
驚いて声をかけてが、何も反応がなかった。
万(もしかして、寝てる?)
少し様子を見たが、なんの反応もなかった。
万(やっぱり、寝てるだけか。
どんだけ寝相悪いんだか。
寝相なら仕方ないか。)
仕方ないので、しばらく抱き着かれたままでいることにした。
万(でも、抱き着かれるのは、恥ずかしいな。)
それから少しして万由里も眠った。