愛した人を求めて   作:白夜132

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投稿遅くなってすみません。
これからも読んでくれると嬉しいです。


第30話

白夜side

 

目が覚めると家のベットで寝ていたはずなのに白い空間で寝ていた。

 

「ここは、でもなんでまたここに?」

神「わしがここに連れて来たからじゃ。」

 

声のした方を向くと転生する時にあった神がいた。

 

「なんだ、そういうことか。

でいったい何の用だ?」

神「なに、わしを楽しませてくれたからの礼として特典をもう一つやる為じゃ。」

「そうか。」

神「で、お主は何を求める?」

「じゃあ、アルティメットアンチヒーローの焔の力をくれ。

邪神を操る力と魔術は必要ない。」

神「即答で決めるとはな。

それで、お主が封印を全て外した状態に上乗せしておく、それまでは今までと変わらない。」

「分かった。でそれだけか?」

 

白夜がそう聞くと神は少し笑って答えた。

 

神「流石に気づくか。

お主の考えている通りイレギュラーが発生する。」

「やっぱりか、でどんなイレギュラーが起きるんだ?」

神「今回は特別に教えてやる。

今回の特典だとお主の外見が多少変化するだろう、だが体格が大きく変わるわけではないから安心しろ変わるとしたら顔くらいだろうな。」

「そうか、なら問題ないな。

じゃあ、用も済んだことだし帰らしてくれ。」

神「まだ、他にも用があるからだめじゃ。」

「なら早く話せ。」

神「礼として特典とは別にお主に転生する許可をやろうと思ってな。」

「どういうことだ?」

 

白夜は、神が言っていることの意味分からずに聞き返した。

 

神「お主の好きなタイミングで別の世界に転生する権利じゃよ。

デート・ア・ライブのアニメでやったところまで転生してもいいし、小説の最後までいてもいい。

そして、別の世界に転生しても同じように転生できる。

後お主が好きな人も一緒に転生できるようにしてある。」

「それはいいな。

で用は、それで全部か?」

神「いや、一つお主に聞きたいことがある。」

「あっそ、で聞きたいことってなんだ?」

神「なぜ、ケルビエル相手に封印を解いて戦わなかったのじゃ?

封印を解けばもっと簡単にケルビエルを倒すことが出来たじゃろう。」

 

白夜は、少し考えたが話した。

 

「試したいことがあっただけだ。」

神「ほう、その試したいことと言うのは何だ?」

「思いの力さ。

俺は万由里のことを好きだが、その思いが本物なのかは流石に分からないからな。

アニメや漫画の主人公みたいにギリギリ勝てるかってくらい戦いをすれば少しはわかるかと思っただけだ。」

神「そうか。

で結果はどうだったんじゃ?」

「一応は成功かな。」

神「一応と言うのは、勝ったこと以外に何の成果もなかったからか?」

「いや、もう一つある。

封印が少し壊れて力が漏れていた。

無意識に力を無理やり引き出そうとした何かがあったからだろうが、それが万由里への思いの力なのかは分からないからな。」

神「そうか。

それが何なのかはいつかわかる時が来るだろう。

もう用は済んだ、そろそろ意識が途絶えるだろう。」

「そうか。

じゃあ、またな。」

 

その後、神が言った通り意識が途絶えた。

 

万由里side

 

白夜と分かれた後、フラクシナスに回収された。

その後、指令室に移動した。

 

万「ほとんどが初めましてね。

私は万由里、雷霆聖堂(ケルビエル)の管理人格をしていたわ。」

琴「自己紹介ありがとう。

であなたはこちらのことどれくらい知っているのかしら?」

万「精霊や士道たちのことも大体知っているわ。」

琴「なるほどね。

誰か万由里に聞きたいことがある人いる?」

 

琴里が質問すると一姫が手を上げて少し前に出てきた。

 

一「はい、少し聞きたいことがあります。」

琴「そ、じゃあ、好きに質問していいわよ。」

万「私に聞きたいことって何かしら?」

 

一姫は少しの間俯いていたが、万由里の目を見て話し始めた。

 

一「万由里さんは、兄さんとどういう関係なんですか?」

 

私は、その質問に少し驚いたが予想していたのかすぐに冷静になって質問に答えた。

 

万「士道たちと大して変わらないわ。

ただ、私が生まれてすぐに白夜に見つかっただけよ。」

 

それを聞いて琴里たちは呆れた顔になった。

 

隼「相変わらずだな、あいつは。」

一「それで、見つかった後どうしたんですか?」

万「白夜の監視をさせてもらう代わりに一緒に行動するようになっただけよ。」

一「兄さんに対して何か特別な思いはありませんか?」

万「!?どうしてそんなことを?」

 

私は、今回は予想していなかったのか驚いた状態で聞き返した。

 

一「ケルビエルの中にあなたの霊力があったからです。

そして、あなたは最後に姿を現すまでずっと兄さんといた。

以上のことから兄さんに対して何か特別な思いがあるんじゃないかと予想しただけです。」

 

一姫の説明が終わると、私は納得したような顔をした。

 

万「なるほど、流石は白夜の妹ね。

ええ、あんたの言う通り、私は白夜のことが好きよ。」

琴「一姫よくわかったわね。」

士「確かに白夜みたいな推理力だな。」

 

一姫は、それを聞くと少し俯いた。

 

一「兄さんに比べたら私は足元にも及びませんよ。

それに、今回わかったのは今まで兄さんを好きになった人に少し雰囲気が似ていたからですし。」

万「私そんな雰囲気出してた?

もしかして白夜にも気づかれてるかな?」

一「それはないので大丈夫です。」

 

私の疑問に対して、一姫が即答で否定した。

 

万「え!?即答で否定するほどなの。」

一「兄さんは大体のことはすぐに分かるんですけど、唯一恋愛に関して超が付くほど鈍感なんです。」

万「それ本当なの?」

一「はい、本当です。」

 

万由里は、それを聞くとしばらく考えた後、琴里に話しかけた。

 

万「琴里、取引しない。」

琴「取引?一先ず内容を聞かせて。」

万「私が白夜に告白するためにデートとかしたいから、そのサポートをお願いしたい。

その代わりに私が出すのは、私が持ってる白夜の情報でどう。」

琴「あなたが持ってる白夜の情報が私たちが持っている情報の中にないと言い切れるの?」

万「白夜が一姫と分かれてからのことを知っている人がいるならないかな。」

琴「!どうして、そのことをあなたが知っているのかしら。

ラタトスクに白夜の情報を調べてもらったけど、何一つ情報が得られなかったわ。」

 

琴里は驚きながら私が情報を持っている理由を聞いた。

それに対して私は平然とした態度で返した。

 

万「白夜から聞いただけよ。」

士「そんな簡単に教えてくれるのかよ!」

万「教えてくれたし、そうなんじゃない。」

琴「はあ、分かったわ。

あなたに協力してあげるわ。」

隼「デートのサポートはいつものことだしな。」

一「兄さんを好きな人の応援は久しぶりにします。」

士「白夜を落とすことって出来るのか?」

令「白夜を落とせるかは、はっきり言って分からない。」

恭「確かに、彼を落とすのは一筋縄ではいかないでしょうね。」

万「ええ、それが分かっているから協力をお願いしてるのよ。」

琴「じゃあ、協力するんだから白夜の情報を教えなさい。」

万「いいけど、今日この後いろいろ検査するんでしょ。」

令「ああ、十香たちが受けた様な検査を受けてもらう。」

万「そ、なら今日は一つだけ話すわ。」

琴「それもそうね。

じゃあ、他の情報はまた今度ね。」

万「そ。

じゃあ、白夜は賢者と接点があるみたいよ。」

 

私が話した白夜の情報を聞いた士道以外は目を見開いて何も言えないまま立ち尽くした。

私と士道は、琴里達が何に驚いているのか分からず首を傾げた。

 

万「どうかしたの?」

琴「確認なんだけど、その賢者って霊術を生み出して広めたあの賢者のこと?」

万「確かに霊術を広めた張本人とは言ってたわ。」

隼「またとんでもない大物が出てきたもんだ。」

士「そんなにすごい奴なのか?」

一「はい、賢者は、私たちのように霊力を持っている者だけの組織の創設者です。

そして、人類最強と言われるほどの力を持ち、霊術を作り出すほどの知識を持っているとも言われています。

実際のところは、どこまでが本当なのか誰も知らないのですが。」

士「知らないってなんでだ?」

隼「賢者の存在は明らかになってるんだが、外見や年齢、性別でさえ誰も知らないんだよ。」

琴「それもこれも全部、すべての国が賢者の情報を隠してるせいよ。」

士「なんで国が賢者を隠そうとするんだ?」

琴「賢者がもたらす利益がそれ程重要だからよ。

だから、どこの国も賢者を怒らせたくないわけ。」

士「なるほど、つまり白夜はそれ程の人物とつながりがあるわけか。」

琴「ようやくわかったのね。」

令「しかし、これで納得できることがある。」

琴「何かしら。」

令「白夜が万由里を救うために使った霊術だ。

あれを組むには霊術を熟知している必要がある。

賢者と接点があったというなら霊術を熟知していてもそこまで不思議ではないからね。」

琴「確かにそうね。」

万「話が終わったのなら早く検査に移りたいんだけど。」

琴「それもそうね。

じゃあ令音、検査よろしくね。」

令「ああ、ついてきたまえ。」

万「ん。」

 

その後、令音について行き様々な検査を受けた後、そのままフラクシナスに泊まった。

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