愛した人を求めて   作:白夜132

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第31話

白夜side

 

目が覚めて時間を確認すると、ケルビエルと戦った次の日の夕方になっていた。

 

「思っていた以上にダメージを受けてたんだな。」

 

ベットから出ると髪が腰の辺りまで伸びていた。

 

「ん?そういえば、顔が変わると言ってたが髪の長さまで変わるとはな、それに体も全体的に前より細くなってるな。」

 

変化を確かめるために鏡を作って確認した。

顔は中世的で、髪は腰の辺りまで伸びて、体は全体的に細いため華奢に見える。

 

「これ、はたから見たら男か女か分からないだろうな。

まあいいや、気にするだけ時間の無駄だ。」

 

鏡を消して台所に移動し、適当に食べるものを作ってリビングに移動した。

リビングで作ったものを食べた後、これからについて考えることにした。

 

「さて、まず壊れた封印を外さないとな。

外した後どうしようかな、また封印しなおすのも面倒だし外したままでいいか。」

 

壊れた封印を外し、面倒だったので封印をしなおさないで別のことについて考えることにした。

 

「さて、これからフラクシナスに行って今回のことについて話すのもいいんだが、まあ面倒なんだよなー・・・・・よし、聞かれた時にざっくりと説明しよう。」

 

それから、特にやることもなかったので、寝室に戻っり、また眠った。

 

万由里side

 

フラクシナスで目が覚めた後、どうすればいいか分からなかったので寝ていた部屋で待っていると、令音が入って来た。

 

万「おはよ。

これからどうすればいいの?」

令「おはよう。

これからシンの家で朝食を食べるからついてきたまえ。」

万「そ。」

 

令音に言われた通りついて行くと転送装置がある部屋に着いた。

そこから、士道の家の庭に転送され、士道の家で令音と琴里、士道と一緒に朝食をとることになった。

士道の家に行くと、ちょうど朝食が出来たところだった。

 

士「万由里と令音さんも来たことだし食べようか。」

琴「そうね。

万由里、そこ空いてるから座りなさい。」

 

琴里に指さした席についた。

 

士「じゃあ、いただきます。」

琴、万、令「いただきます。」

 

士道が作った料理をみんなで食べ始めた。

 

万「美味し。」

士「口にあったみたいでよかったよ。」

万「男子にこんなの作れらたら女子の立つ瀬がないわね。」

琴「まあ、確かにそうよね。」

士「そうか?

それに一姫が言うには、白夜も料理上手いんだろ。」

万「ええ、一回しか食べたことないから確証はないけど、多分士道より上手いわ。」

士「まじか、今度料理教えてもらおうかな。」

琴「相変わらずの化け物スペックね。」

令「我々は、そんな彼をこれから攻略しないといけないんだけどね。」

琴「あんなの本当に落ちるのかしら。」

士「まあ万由里の為に頑張らないとな。」

琴「そうね。」

万「そういえば、士道たちは今日は学校に行くの?」

士「ああ、あんまり休んでると勉強が大変になるからな。

それに、白夜も学校に来るかもしれないし。」

万「私も学校行きたいな。」

 

私がそう小さな声で呟くと琴里達に聞こえたようで。

 

琴「行きたいなら転入できるわよ。」

 

琴里が転入の話をしてきた。

 

万「なら、お願い。」

琴「分かったわ。

クラスは白夜と同じクラスにしておくわ。」

万「ん、ありがと。」

 

私は、少し恥ずかしくて目を逸らした。

 

琴「じゃあ、転入の手続きをしておくから今日は、好きに過ごしていいわよ。」

万「好きしろって言われても、今白夜にもらったこの着物しか服もってないからで歩けないんだけど。」

琴「あんた霊力使えるなら服装くらい自分で変えられるでしょ。」

万「そういえば、そんなことも出来たわね。

使ったことないから忘れてたわ。」

琴「まあ、私も使ったことないけど。」

士「出歩くにしても万由里、お金持ってるのか?」

万「持ってない。」

琴「お金は後で渡すわ。」

万「ん、ありがと。」

 

話している間に全員が朝食を食べ終えた。

 

士、琴、令、万「ご馳走様でした。」

 

朝食の食器を片付けるのを手伝った後、士道たちは学校に行く準備をしに二階に上がっていった。

士道たちが準備をしている間に、令音がお金をくれた。

それから少しすると準備が終わった士道たちが降りて来た。

 

士「じゃあ、俺たちは学校に行ってくるな。」

万「ん。

私も少ししたら適当に出歩いてみる。」

士「じゃあ、家の鍵渡しておくから鍵をかけて行ってくれ。」

万「ん。」

 

私は、士道が出した鍵を受け取ってうなずいた。

士道たちが学校に行った後、士道の家のリビングでテレビを見て少し時間を潰し、昼頃に昼食を食べるために出かけた。

町で昼食を食べた後、士道たちを監視している時に来たショッピングモールを少し見て歩いた。

夕方頃に士道の家に帰り、士道たちが帰ってくるのをテレビを見ながら待った。

 

士「ただいまー。」

万「お帰り。

はい、鍵返すわ。」

士「おう、ありがとう。」

万「白夜は、今日学校に来てた?」

士「いや、来てなかった。」

 

私が士道に聞くと、士道は首を横に振って答えた。

 

万「そ。

で、今日の晩御飯はどうするの?」

士「ああ、食材を買ってきたから、これから作るよ。」

万「そ、手伝おうか?」

士「ありがとう、助かるよ。」

 

士道とリビングに移動して、料理の準備を始めていると琴里と令音が帰って来た。

琴里たちと一緒に十香と四糸乃も来た。

 

十「お、万由里もいるのか。」

万「ええ、十香と四糸乃も一緒に晩御飯食べるのね。」

十「そうなのだ。」

四「はい、万由里さんもご飯作るんですか?」

万「ええ、これから作るところだから少し待ってて。」

十「うむ、分かったのだ。」

四「分かりました。」

琴「じゃあ、よろしくね。」

万「ん、じゃあ士道早めに作ろ。」

士「そうだな。

じゃあ、始めますか。」

万「ん。」

 

士道の手伝いをし晩御飯を作り終わり、みんなで一緒に晩御飯を食べた後、士道と琴里が食器をかたずけてくれた。

十香と四糸乃は、少しの間士道の家にいた後、精霊マンションに帰った。

 

士「万由里は、これからどうするんだ?」

万「さあ、琴里どうすればいいの?」

琴「そうね。

取り敢えず、今日はここに泊まりなさい。

転入の手続きは済ませて制服とかも用意してあるから明日から学校に通えるわ。」

万「そ、分かったわ。」

令「それと、昨日の続きを話してを聞いておこうか。」

万「ああ、白夜についてね。」

琴「それもそうね。

他に白夜について何を知ってるの?」

 

琴里の質問に私は少し考えた後、思いついたものから話していった。

 

万「まず、白夜は天変地異並みの力を持ってるって言ってたわ。」

琴「ケルビエルとの戦いを見れば何と分かるわ。」

万「他には、自分の正体を調べるために旅に出たって言ってたわ。」

琴「それって白夜が人間じゃないってこと?」

万「分からない。

でも、普通の人間じゃないことは確か。」

令「確かに、霊力を持っているだけでは説明できない強さを持っているのは確かだ。

しかし、正体が何なのかは分からないがな。」

琴「白夜は、自分の正体が何かは言ってなかったの?」

万「ええ、流石に教えてくれなかった。」

琴「ならしょうがないわね。」

令「白夜が調べて正体が特定できたということは探せば特定できるかもしれない。」

琴「それもそうね。

ラタトスクに調べて貰うように言っておくわ。」

万「ん。」

士「他に、白夜について知ってることはないのか?」

万「まあ、知っていることはあるけど、特に聞いても意味ないわよ。」

琴「どんな情報なの?」

万「一姫についてのこととか。」

琴「確かに、兄妹のことを詮索するのもあれね。」

令「では、これくらいで終わりにしておこうか。」

士「じゃあ、風呂に入ってもう寝るか。」

万「ん、じゃあ先に入っていいわ。」

士「そうか、じゃあ先に入るぞ。」

万「ん。」

 

士道が風呂に入った後、風呂に入り士道に案内された部屋で眠った。

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