愛した人を求めて   作:白夜132

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第9話

白夜をフラクシナスに招くことを決めた日から数日、白夜を招く日になった。

士「白夜、今日の放課後話があるんだが時間大丈夫か?」

「大丈夫だが、なんの話だ?」

士「精霊について聞きたいことがあるんだ。」

「精霊についてなら十香に聞けばいいだろ。」

士「いや、そういうことじゃなくて、なんで白夜が精霊について知っているとかだよ。」

「まあいいけど。

どこに行けばいいんだ。」

士「それは、放課後に案内するから。」

「わかった。」

 

そして放課後

 

士「じゃあ案内するからついてきてくれ。」

「はいはい。

てか、隼人も一緒なんだな。」

隼「一緒にいたらわるいのか?」

「そんなことないさ。」

士道に案内され学校裏の人目が少ないところに案内された。

「なぜ学校裏?」

士「ここから空間転移で移動するんだよ。」

「それは人には見せられないわけだな。」

士「もう少しで準備できるから待ってくれ。」

「別に暇だからゆっくりでいいがな。」

隼「まあすぐに準備できるだろ。」

士「ああ、準備できたみたいだ。

もうすぐ転移が始まるよ。」

?「やっと見つけた。」

「?誰か来たみ・・・」

士「本当だやばいな。

てか、白夜どうしたんだ黙って?」

隼「確かにさっきから固まってるけど。」

一「久しぶり。

白夜兄さん。」

「ああ、久しぶり一姫。

何年ぶりだっけ?」

一「十年ぶりです。」

士・隼「え?兄さん?

ということは、白夜の妹ーーー!」

一「初めまして先輩。

神代 一姫です。

よろしくお願いします。」

士「えっと、よろしく。」

隼「よろしく。

それより転移大丈夫なのか?」

士「いや大丈夫じゃないみたいだ。」

 

その時、浮遊感がし気が付くと知らない場所にいた。

 

「ここが話し合いの場所か。」

士「そうなんだけど。」

一「いったい何が起きたの?」

隼「説明してくれる人のところに案内するよ。

一姫さん巻き込んでごめんね。」

一「いえ、大丈夫です。

それから呼び捨てで大丈夫です。」

隼「わかった。」

「まあ、あそこで置いてきたら後が怖いからな。」

一「ええ、ようやく見つけたのに目の前で消えられては、怒らずにいられないし。」

「それは、巻き込まれてよかった。」

士「こっちとしてはよくないんだけど。」

「まあ、一姫は結構戦力になるぞ霊力も十香並みにあるからな。」

隼「精霊と同格の霊力って琴里に聞いた話だと世界でも100人くらいしかいないらしいからすごいんだな。」

「それは、すごい優秀な妹をもって俺はうれしいよ。」

一「兄さんに優秀と言われても全く嬉しくない。」

「それもそうだな。」

隼「認めるなよ。

それよりついてぞ。」

 

気づいたら指令室についたみたいだ。

 

琴「フラクシナスへようこそ。」

「なんだ琴里じゃないか。」

琴「反応がそれだけなのはどうかと思うのだけど。

それに関係ない人を巻き込まないでほしいのだけど。」

「それは士道の耳についてるやつで聞いてたんだろ。」

琴「気づいてたのね。

まあ今回は妹ってことでいいけど次はしないでね。」

「それくらい簡単にわかるさ。

そんな偶然そうそうないよ。」

琴「・・・一姫だったわね。

貴方も大変なこんなに優秀な兄がいると。」

一「そうでもなかったですよ。

兄さんには6歳の時に置いて行かれたので、さっきようやく見つけたところです。」

琴「置いて行かれたってことは、白夜は家出でもしたの?」

一「いえ、私たちは両親を事故で亡くして孤児院にいたのですが、孤児院で1年過ごしてすぐ兄さんは、誰にも気づかれずに孤児院を出ていきました。

私は、その後すぐに今の両親に引き取られました。」

琴「それは、かなりひどい兄ね。

よく探そうと思ったわね。」

一「兄さんは、この十年間探しても全く見つかりませんでした。

唯一出て行く時に残してあった書置きをたよりに見つけることが出来ただけで、それ以外は、手掛かりが何もありませんでしたから。」

一「それに、そこまでひどくもないですよ。

今の両親に私を引き取るよう孤児院の人に勧めたのは兄さんですから。

おかげで、金銭面などで苦労もしませんでしたし何より優しい方たちなのでとても幸せに暮らしてます。」

「それはよかった。」

一「それでも、置いて行ったことは許せませんが。」

「まあ俺なりの理由もあったんだが。

今言っても今更だし、そんな話より本題に入ろうか。」

琴「それもそうね。

じゃあ、まずどこで精霊について知ったのか聞こうかしら。」

「どこでと言われてもな場所は覚えてない。」

琴「ふざけないで!精霊について知った場所ならそれなりの印象があるでしょ!なんでそんな簡単に忘れるのよ!」

「まあまあ、そんなに怒るなよ。

場所については世界中を回ってたんだ自分がどこにいるのか確認しないで国を超えたりしてたからわからないだけさ。」

琴「あんた、どんだけ無茶苦茶な人生おくってるのよ。」

「まあ、精霊を知ったのは空間震が起きた時にあったからだよ。

空間震を見てみたくてな近くに行った時にあったんだ。」

琴「そんな死にたがりだったなんてね。」

一「兄さんが空間震程度で死ぬわけないじゃないですか。」

琴・士・隼「え?どういうこと?」

一「先ほど霊力量が多いといわれまた時、兄さんに褒められてもうれしくないといいましたよね。」

琴「ええ、そう聞いたけど。

あれは、自分を捨てた兄に褒められてもうれしくないってことじゃないの?」

一「いえ、そうではなく。

ただ、単純に私の3倍の霊力量を持つ兄さんに言われてもうれしくないという意味ですけど。」

琴「さ、3倍!ってことは、精霊の3倍近い霊力を持ってるってこと!」

「そうだけどそれが?」

隼「ただでさえふざけたくらい天才なのに、その上、霊力量までふざけてるとは、本格的に化け物だな。」

士「そんなにすごい奴だったのかよ。」

琴「すごいとかのレベルじゃないわよ!

ただの化け物じゃない。」

「化け物って酷いなーそんなに驚くことか?」

一「いい加減に自覚したらほうがいいよ。」

「そんなに俺ひどいか?」

隼・士・琴「自覚してないことが何よりひどい。」

「・・・俺のことは置いといて話を戻そうか。」

一・隼・士・琴「逃げた。」

「うるさい。

話を戻せよ。」

琴「はいはい。

じゃあ、ASTについてはどこまで知ってる?」

「全部知ってる。」

琴「全部ってなんで言い切れるのよ。」

「ASTの本部をハッキングして調べたからな。」

琴「もうあんたの異常なスペックについては何も言わないわ。」

隼「本当にチートだな。」

「もう俺も気にするのやめるよ。」

琴「さて、じゃあ最後の質問ね。

あんたは、精霊を救う気があるかしら?」

「救えるなら救うかな。」

琴「そうなら私たちに協力しない?」

「ああ、いいぜ。」

琴「さて、一姫は精霊についてどこまで知ってるかしら?」

一「話を聞いた限り、空間震に関わっていて私と同じくらいの力を持ってるってことくらいしか。」

琴「そうなら説明するわね。」

 

士道にした説明を簡単にして

 

琴「で一姫は私たちに協力してくれるかしら?」

一「はい、協力させていただきます。」

「じゃあ、そろそろ帰るわ。」

一「兄さん、まだ話たいことがあるのですが?」

「それは、また今度な。

安心しなもういなくなったりしないから。」

一「そうですか。

ならまた後日ゆっくり話を聞いてくださいね。」

「ああ、どうせ精霊が現れない限り暇だしな。」

士「いや、学校とかあるだろ。」

隼「どうせ寝てるんだし関係ないんだろうね。」

「そういうこと。

じゃあ、また明日学校でな。」

そう言い残して、霊術の空間転移で家に帰った。

 

フラクシナスside

琴「空間転移ができるってどんだけチートなのよ。」

隼「一般に知られている術ではあってもあそこまで気軽に使える人はいないでしょうね。」

琴「当り前よ。

空間転移は高等霊術でかなりの霊術使いでも基本は使わないわよ。」

一「まあ、兄さんは昔からあり得ないことを普通にやってのける人でしたから。」

士「あり得ないことの内容が気になるけど聞いたらいけない気がする。」

一「まあ、普通の人では不可能と言い切るようなことではあります。」

琴「味方になってくれてよかったわ。」

士・隼「同感。」




いつもより長くなったけど文才がないので読みにくいと思いますが、最後まで読んでくれると嬉しいです。
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