GOD EATER~神々の黄昏~ 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
「さて…ゴリラ狩りの始まりだ」
そう言ったヤマトとヤマトの後ろで構えているオレーシャとナナの眼の色が赤く染まっていた…
◇ 鎮魂の廃寺
[グルルル]
「……ほんと集まりすぎだな」
ヤマト達三人を包囲するようにコンゴウ種が大量に集まっていた
「…でも、私の【誘引】を使ってるからコウタやユウさんは無事に戻れてるはずだよ!」
誘引……ナナに眠っていた特殊能力で周囲のアラガミのヘイトを全てナナに向ける事ができる能力なのだが暴走してしまうとどんどんアラガミを引き寄せてしまう両刃の剣でもある
「わかってるよ、ナナ。さて……ゴリラ共も痺れを切らしそうだし狩るか」
コンゴウ達は今にでも襲いかかってきそうなほどにヤマト達を睨んでいた
「……神々を朽ち果てさせろ…世果!」
「……継ぎし者に光の加護を…クラリッサ!」
「……全てを無に帰せ…ラビュリス!」
ヤマト達が唱えると青白い光と共にヤマトの右手に封印されるように大きな鞘に収まってる〝世果〟が現れ、ナナの両手にナナの身長の倍はある両刃斧が現れ、オレーシャの周りにはコアと思われる青い部分の周りにいびつな形の破片が散らばる純白の長杖と純白の長杖と同じコアと思われる紫部分の周りにいびつな形の破片が散らばる禍々しい黒い長杖、そして…流線型の物質が淡く光っている長杖の計三本が現れた
『すごい数だね、オレーシャ?』
「そうだね、シャオ。でも、関係ないよ……障害になる奴は全て倒すだけだよ」
流線型の物質が淡く光っている長杖から少年の声が聞こえてきた
『それもそうだね、オレーシャ……いや、
「ふふ、それじゃいこうか…ヤトやナナちゃんに任せるのは駄目だからね」
オレーシャが話していた中、ヤマトとナナは目の前のコンゴウ等を根絶やしにしていた
「四代目クラリスクレイス……援護砲撃行きまーす!」
三本の長杖……クラリッサ三本からブラスト使いが放つ〝メテオバレット〟と良く似た砲撃が放たれコンゴウ達を次々と消し積みにしていき、ヤマトとナナは砲撃を難なく回避しながら次々、コンゴウを狩っていった
「よお、お前ら無事か?」
そのころ、安全エリアに退避していたユウとコウタ達に救援に来た第一部隊と第二部隊が合流していた
「リンドウさん!サクヤさん!」
「……はい、僕達は無事なんですけど……」
ユウが現状説明をしようとしたとき……お寺の奥で爆発音が聞こえその場の全員が振り向くと爆発音がしたところから黒い煙が上がっていた
「話は後だ、俺達第一部隊は左から進む、第二部隊は右から進んでくれ」
『『了解!』』
第一部隊隊長のリンドウの指示の下、第一部隊は左の道、第二部隊は右の道から進み始めた
「なんなの……これ?」
左の道から奥に進んだ第一部隊……お寺の奥にたどり着いて直ぐにその場のコンゴウ種の大量の死体に女性スナイパーのサクヤが声をもらした
「……これ全てヤマト達が殺ったのかしら?」
「だろうな……ヤマトたちの戦いが続いてるはずだ、行くぞ」
「まって、リンドウ!」
リンドウ達、第一部隊はヤマトたちを探し更に奥へと進んで行こうとすると、コンゴウが一体、此方側に走って来るのをサクヤが気づいた
「先にアイツを片づけるぞ!サクヤ、コウタバックアップ!俺とソーマで……」
『これで終わり!三連クラリッサバースト!』
迫るコンゴウを向かいうとうとすると神機を構える第一部隊……すると、声が聞こえて直ぐに迫ってきていたコンゴウに三つの火の弾丸が直撃し跡形もなく消し飛んでしまった
「……い、今のはブラストのかしら?」
「詮索は後だ、ヤマト達を直ぐに探すぞ」
『りょ、了解!』
この後直ぐ、コンゴウの血で血まみれのヤマト、オレーシャ、ナナが発見され救助されたのであった
続く