フレームアームズ・ガール エブリ・デイズ   作:羽羊紅葉

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文字数が多いのにポンポン投稿してます。
理由は簡単です。
他の作品を全く手をつけてないからです(オイ)


バーゼラルドが落ち込む日

「ねえ、次はバーゼも戦いたい!!」

先日の熱い戦いの次の日、と言いたいが、実際には八時間後。

目を覚ますと、バーゼラルドが騒いでいた。

どうやら轟雷とスティレットの戦いに当てられたようだ。

「マスター、どうにかならない?」

「私たちでは抑えられません」

スティレットと轟雷もなんとかしようとしてたみたいだが、全く抑えられてないのが現状だ。

正直寝起きで戦いは若干キツいものがあるが……。

さてどうしたものか、と考えていると、

「バーゼラルド、充電は終わったの?」

右烏(ゆう)がそう言った。

そう、人間が食事を取るように、フレームアームズ・ガール達は充電を取る。

「バーゼ戦ってないから、減ってないんだよ~」

人は動かなければあまり食事を取らないが、フレームアームズ・ガールも一緒のようだ。

「バーゼ、俺達飯を食ってからでいいか?ちょっと腹が減ってるから」

バーゼラルドのマスター(もちぬし)である右烏(ゆう)がそう提案してきた。

 

朝食後、バーゼラルドの要望通り、戦う事となった。

昨日の轟雷とスティレットのように、セッションベースを連結、充電君にそれぞれの武装と装甲をセットする。

「言っとくけどバーゼ、超強いからね」

「どんな相手でも負けません!!」

セッションベースに乗ったバーゼラルドと轟雷が言葉を交わす。

「スティレット、この戦いはどう見る?」

「そうね、少なからず轟雷の方が不利ね」

今回観戦になったスティレットが解説する。

「バーゼラルドは私と同じ空中戦型のフレームアームズ・ガールよ、前回の私と同じような感じになると思う」

なるほどと思いながら、バーゼラルドの充電君を見る。

充電君に着いているのは大型の装甲。

両肩から大型スラスター、さらにそこから伸びるサブアームが武装のようだ。

そのサブアームは左右で形状が異なっており、恐らくではあるが、武装が異なるのだろう。

そして大型スラスターにキャノン砲が取り付けてあり、両腕にもスラスターと同じものを持っている。

恐らく射撃武器なのだろう。

「バーゼラルドは私と同じ飛行型だけど、武装構成はどっちかと言えば轟雷に近いわね」

「もうスティレット、ばらさないでよ~」

せっかく驚かせようと思ったのに~、とバーゼラルドは文句を言う。

この『驚き』はこの後で、とんでもない方向で起こることをバーゼラルドは知るよしもなかったが……。

「何よ、アンタは昨日ので轟雷の戦い方分かってるんでしょ?」

なるほど、それも不利の一つだ。

こっちはバーゼラルドの武器についてヒントをもらったが、具体性は皆無だ。

「まあ前置きはこの辺で」

「「フレームアームズ・ガール、セッション!!」」

 

今回のバトルステージは草原。

立っているところには遮蔽物こそないが、少し動けば湖、ほぼ反対側には森林になっておりそれなりに充実している(フレームアームズ・ガールが湖に飛び込んだらどうなるかは検討がついてるが)。

「轟雷、いっくよ~」

既に上空に上がったバーゼラルドが両手の銃を轟雷に向けて引き金を引く。

銃口から飛び出したのは弾丸ではなく、黄色いレーザー。

それが二発同時に轟雷へ飛来する。

轟雷は左へ移動して、脚部のキャタピラーを展開、即座に移動した。

原因は簡単だ。

レーザーが唐突に曲がったからだ。

撃ち抜いた位置は轟雷の立っていたところから左、つまりキャタピラーを使わなかったら直撃していたところだ。

 

「やっぱり面倒ね、あの武器」

「スティレットから見ても厄介なんだ」

戦勝(せんしょう)の言葉にスティレットはええ、と答えると、

「あれは『セグメントライフル』。途中で軌道を変えられる曲線レーザーを撃てるの」

あの両肩に付いてるのも同一のもの、と解説してくれる。

「ってことは弾切れは無いってことか」

「あるとは思うわよ?でも一気に二十発が飛んできたときがあったわね」

その時は怖かった、とスティレットが遠い目で言う。

(そりゃ怖いだろう)

と全員が思った。

ただ現状、弾切れを待っている余裕はなさそうだ。

比較的弾速が遅いレーザーだが、それを曲げることで当てにくさを補っている。

そしてどこで曲げるのか検討もつかない以上、いつかは当たってしまうだろう。

それに次々と連射するバーゼラルドを見ていると、弾切れはしばらく起きなそうだった。

 

(なるほどこれがバーゼラルドの戦術)

次々飛来するレーザーを回避しつつ、轟雷はそう判断した。

いくら遠距離を撃ち抜けるレーザーと言っても、限界距離ぐらいはあるみたいだ。

時折左から回り込むような移動を挟みながら、攻撃を続けてくる。

その際、スラスターのものと取り替えて、弾切れの隙を減らすという小細工も仕掛けてだ。

(正直侮りましたね)

普段のぶりっ子な話し方からずぼらな戦術と鷹をくくったのが不味かったらしい。

そして轟雷自身の手の少なさも問題だった。

現状移動しながら攻撃できるのは滑空砲のみ。

その滑空砲も、レーザーで誘爆させられてしまう。

しかもレーザーは消えないので、一方的になってしまう。

森林に飛び込むように隠れながら、バーゼラルドの様子を伺う。

すると、妙な事に気付く。

バーゼラルドが森林ではなく、自分の装甲を見ていた。

(完成度の高さに惚れ込んでいるのか)

と思ったが、思い込んだような表情なので恐らく違う。

 

「バーゼラルド、やっぱりおかしいわね」

全員が、

「えっ!?」

と声をあげる。

「そもそも挙動がおかしいのよ。あの娘は最高速度とかは私を上回る。小回りは私の方が上だけど、左旋回しかしないのはおかしいわよ」

言われて見れば、バーゼラルドは移動は全て左旋回のみ。

右旋回はおろか、直線移動すらしていない。

「確かにおかしいな」

追いかけるならば、最短距離の直線移動の方が優れている。

旋回移動はせいぜい撹乱や攻撃中に前に出るとき位だろう。

ならば一体何があったのだろうか、その答えは試合の後でバーゼラルドに聞いた方が早いだろう。

そう判断して、画面に向き合った。

 

轟雷が森林に隠れてからは、バーゼラルドはその上空を左旋回でぐるぐる回る。

上空から獲物を探す鳥のように。

その様子を木の下からチラチラと覗きながら、轟雷は対策を考えていた。

まず攻撃だ。

確かに実弾のこちらは、レーザーで撃たれると誘爆させられる。

だが、近くで誘爆すればダメージは与えられるだろう。

問題はどうやって近くで誘爆させるか、だ。

前のスティレット戦で見せた簡易カタパルトをできなくはないが、枝に引っ掛かって大きく減速する。

その上、上空は向こうの領域だ。

下手にそこへ行けば、蜂の巣にされるのがオチだろう。

地上付近まで寄せさせるのが得策だろうが、まず失敗するだろう。

何せ向こうには遠距離攻撃可能なセグメントライフルがある。

それに加えて、轟雷は地上戦特化だ。

私がバーゼラルドの立場なら絶対行かない。

それに加え、そのセグメントライフルも厄介だ。

恐らくバーゼラルドの技術で曲げているのだろうが、どこで曲がるか、検討がつかない。

せめてもの救いは、九十度も曲がって追ってこない事だ。

目測ではあるが、せいぜい十五度程度であろう。

弾切れさえ起こしてくれれば楽になるが。

使うのは四丁ある内の二丁しか使わないので、消耗も少ない。

また、話し方や性格とは裏腹に慎重に戦うようだ。

その証拠に森林に隠れた轟雷を探すだけで、攻撃を仕掛けてこない。

単純な性格なら、あぶり出すために武装を乱射、弾切れで反撃というパターンに陥るが、バーゼラルドはただ探すのみ。

当然弾丸の消費はない。

それどころかエネルギーの充填され、弾切れとは真逆の結果になる。

時間も味方してくれない現状、ただ木の隙間からバーゼラルドを見上げるのみ……。

「あっ……」

何かに気付いた轟雷が、音を立てないように移動し始めた。

 

「う~ん、見つからないな~。轟雷、どこに行ったんだろ~」

上空を旋回しつつバーゼラルドは轟雷を探す。

セグメントライフルのエネルギーも満タンになったので、あぶり出しの発砲を行うのもいい。

いいけど……、

そう考えてバックパックの右側を見る。

気にしないつもりだが、一度気になると中々意識がそこから離れない。

あまり時間をかけても仕方ない、あぶり出そ~。

そう判断し、バックパックのセグメントライフルを両手に転送しつつ一時停止、射撃を始めようとした時、

「うん?」

自分の旋回していた丁度中心辺りから、何かが飛び出した。

それは轟雷のフリースタイル・バズーカとすぐに分かった。

(どこを狙ってるんだろ~)

と思ったが、まあいいやとすぐに思考を切り替える。

フリースタイル・バズーカに自動発射能力などない以上、轟雷の居場所は分かったのだ。

そこを撃つ。

無論もう移動しているだろうからその周辺も攻撃だ。

狙いを定めて引き金を引こうとしたとき、またもバズーカの弾丸が飛んできた。

しかも全く同じ場所だ。

不思議に思い、視線を動かす。

見えたのは下から上に飛ぶ弾丸と、真上から落ちてきた弾丸。

「えっ」

と言うと同時にバーゼラルドの体は爆風に包まれた。

 

「今一体何が起こった!?」

見ていた全員がそう叫んだ。

そして爆風の中からぐるぐると回転しながら飛び出すもの。

無論バーゼラルドだ。

そのまま地面に激突せず、何とか空中で体勢を整える。

が、そこを森林から滑空砲が矢継ぎ早に襲い掛かる。

即座にバーゼラルドは距離を取りつつ上昇する。

そのバーゼラルドの耐久は六割ほどが失われていた。

「そうか、轟雷も考えたわね」

「スティレット、一体どういう事?」

スティレットの言葉に、戦勝(せんしょう)が尋ねる。

「轟雷は二発のバズーカを撃ったわね」

それはなんとなく理解できた。

問題はその後の爆発だ。

「一発目は真上に撃った。けど推進力が無くなればそのまま真下に落ちてくるわ」

それも分かる。

運動エネルギー云々の細かい話は忘れたが、その辺が関係するのだろう。

「で、それを真下から同じものを撃ってるわ」

そこでようやく起きた出来事を把握できた。

バズーカ二発を誘爆させたのだ。

そうすれば爆風が空中で広がり、それがバーゼラルドのいる位置まで届いたのだ。

 

(あっぶなかった~)

けして油断していたわけではない。

が、虚を突かれた事には変わりない。

それどころか、避けたとはいえ追撃すら許したのだ。

だが不味いのはそこではない。

圧倒的不利なのは間違えなくこっちだ。

何せ轟雷には着弾していない。

つまり耐久はほとんど削れていない。

対してこっちは半分以上をごっそり持っていかれた。

元々低耐久だったのに加えて防御できなかったのが原因だ。

最も防御したところで半分に抑えられた程度なのでどっこいどっこいではあるが。

(落ち着かなきゃ、まだ逆転できるハズだもん)

滑空砲を上昇しながら回避しつつ、バーゼラルドは反撃の手を考える。

もはや一か八かの一手しかない。

そう判断し、見極めに入る。

ベストな距離は滑空砲が届かず、こっちの大技が打てる距離。

この際射角は無視、上下逆さまでも撃てる以上問題はない。

やはり左旋回しつつ上昇、その距離に到達する。

そのまま轟雷に向き直る。

轟雷も滑空砲では届かないと悟ったらしい。

もうフリースタイル・バズーカを構えている。

 

空中で両手と大型スラスター、サブアームを轟雷へ向ける様子を見ていたスティレットが、

「バーゼラルド、あれをやる気ね」

「あれ?」

「バーゼラルドの切り札よ。ド派手で威力もある、当てればもう一度戦況をひっくり返せるかも」

スティレットがそう言うと、

『フルバーストモード!!』

その一言で大型スラスターに取り付けられていたセグメントライフルが浮いた。

いや、正しくはセグメントライフルが付いたパーツが浮いたのだ。

ついでに言えば、左のサブアームも展開されていた。

『いっけぇ!!』

四丁のセグメントライフルと両サブアームからそれぞれレーザーが射出される。

それぞれが五、六発に別れて轟雷に襲い掛かる。

次々飛来するレーザーと「バキッ」と言う妙な音。

バーゼラルドを見ると、バックパックの右側がどこかへ飛んで行き、

「うわあぁ!!」

と悲鳴をあげながら滅茶苦茶な軌道を描きながら落下していく。

吹き飛んだ右側から出ていたレーザーはともかく、右側の浮遊パーツから出ていたレーザーも変な軌道で明後日の方向へ飛んでいく。

無論両手のセグメントライフルもまた別の方向へ飛んでいく。

まともに捉えていたのは左側の浮遊パーツのみだが、五本程度ならば避けることは難しくない。

轟雷はキャタピラーを使い、レーザーを避けきる。

そして「バッチャン」と言う何かが着水。

湖の一部から波紋とブクブクと言う泡、そして真っ直ぐ上に伸びた腕が沈んでいく。

その間にもバーゼラルドの耐久は削れていき、零になってしまった。

「WINNER 轟雷」

と言うウィンドウと沈んでいったバーゼラルドを代わる代わる見ながら、轟雷は複雑そうな表情を浮かべていた。

「……今のなに?」

「私が訊きたいわよ……」

今起こった事態の把握できていなかった全員から唯一声を出せた紅狼(くろう)に、唖然としていたスティレットが呟いた。

 

「きゅう~」

バトルステージから戻った轟雷とバーゼラルドだったが、バーゼラルドは完全に伸びていた。

目を回しており、しばらくは起きそうになかった。

「……轟雷、最後何が起きたか分かる?」

「すいません、私もよく分からなくて……」

とりあえず意識のある轟雷にスティレットが話しかけるが、やはり轟雷も分からないらしい。

「僕にはパーツが外れたように見えたけど……」

「奇遇だな、俺もだ」

とりあえず起きた事態を把握するべく、起きたことをそのまま口にすると、戦勝(せんしょう)が乗ってくれた。

「なあスティレット、戦闘中にパーツが折れるってことはあるのか?」

「……無いことも無いと思うわ。ただ相当消耗した部分ならともかく」

「作りたてがなる可能性は零に近い、か」

スティレットと戦勝(せんしょう)は会話しながら充電君とそれにつけられた装備に視線を向けていた。

充電君はオロオロしながら何とか外れたパーツをくっ付けようとやっていた。

「なあ充電君って修理できるのか?」

「無理だろ、どう考えても」

むしろ挙動がすごく人間臭い。

人間が小さくなって入っている、と言われても信じてしまいそうだ。

「……なあ充電君、ベットモードになって、バーゼラルドを寝かせてやってくれないか?」

修理は俺達がやるからさ、と戦勝(せんしょう)が声をかける。

充電君は前に倒れるように頷くと、バーゼラルドの元に走っていくと、指示通りベットモードになった。

右烏(ゆう)が充電君にバーゼラルドを乗せると、苦悩していた表情が少し緩んだように見えた。

「さて俺達は原因の究明に努めようか?」

戦勝(せんしょう)の言葉に紅狼(くろう)は頷くと、パーツの確認から始める。

 

それから数分後。

「はっ!!」

っと言いながらバーゼラルドが目を見開き、起き上がった。

「バーゼラルド、気がついたの?」

「うん、バーゼ変な夢を見たの」

スティレットがへぇ、どんなと尋ねると、

「うんとね、轟雷と戦って、湖に落ちる夢」

「安心しなさい、現実よそれ」

「現実……」

バーゼラルドが悲しそうな顔で呟いた。

「そっか、やっぱり現実だったんだ……。バーゼ負けちゃった……」

そう言いながら立ち上がると、右烏(ゆう)の前に歩いていく。

そして、

「ゴメンねマスター。バーゼ負けちゃった」

「うん見てたよ。でも、気にしないで」

右烏(ゆう)も優しい口調で答える。

バーゼラルドも「マスター」とキラキラした眼で右烏(ゆう)を見つめる。

「あ~、感動的なところ申し訳ないんだが……」

戦勝(せんしょう)がそれに割り込む。

「どうした?急な用事でも思い出した?」

「いや、そうじゃなくて……。バーゼラルド、今の試合、お前は悪くない。一番悪いのは右烏(ゆう)だ」

全員が「え~!!」と声をあげる。

「これを見てみろ」と差し出したのは、バーゼラルドのバックパック。

外れたところをよく見ると、パーツが浮いている。

そうちゃんとハマっていなかったのだ。

「あ~、だからフルバーストモードで飛んでいったのね……」

スティレットが納得したように呟く。

「ちゃんとハマりこんでなくて、バズーカの爆風でズレが大きくなって、フルバーストモードの負荷に耐えきれなかったのですね」

轟雷も理解したように呟いた。

「つまり今回は、右烏(ゆう)のパーツの造りが甘かっただけで、バーゼラルドに非なんてないんだよ」

もはやビルダー(※プラモデルを作る人)の責任である。

あははっ、と苦笑いしていた紅狼(くろう)だったが、ふと思い出したことで「ん?」と声を出す。

右烏(ゆう)が装甲を作っていたとき、戦勝(せんしょう)が見てたんじゃないの?」

そう、昨日の夜、戦勝(せんしょう)はずっと右烏(ゆう)に付きっきりだったはずだ。

「実はあのバックパックの右肩だけ、既に出来上がってたんだ」

まさかあんな風に稼動するって気付かなくて見落としてた、と申し訳なさそうに言う。

なるほど、それならば仕方ない。

むしろ問題はそのような作り方をした右烏(ゆう)が悪い。

二人と二機が納得したように頷いていると、

「と言う事は、ちゃんと嵌め直せば……」

「無理」

右烏(ゆう)の言葉を遮るように戦勝(せんしょう)が話す。

「変に組み上げてるし、ポリキャップが出ちゃってる以上修理は難しいな」

「無理にパーツを外せば破損する可能性もあるし……」

もうこうなればパーツの申請をするしかないだろう。

「それなんだけど……」

スティレットがいい淀みながら申告する。

「ゴールデンウィーク中は多分ファクトリーも休みだから」

もはや絶望的だろう。

「……右烏(ゆう)、バーゼラルド。申請するのはゴールデンウィークが明けてからにしとけ」

戦勝(せんしょう)が現実を突きつけた。




作品を読んでくださってありがとうございます。
タイトル及び描写から「コイツ、バーゼラルドが嫌いなのか」と思われそうですが、これだけは言わせてください。

バーゼラルドの事は嫌いではありません

それでは次の話でお会いしましょう
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