終わりのセラフ~斬月持って異世界ライフ~   作:沢田空

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今回は短いですし、前回の続きです

つまり繋ぎです


14話~開戦~

ー四年前ー

吸血・都市サングィネム

 

その部屋にあるのは玉座。そしてそこに座るのは桃色の髪をした幼い少女である。そう、彼女はこそがこの都市の女王、クルル・ツェペシその人である。

そしてそんな彼女の前には金髪の髪をした少年─百夜ミカエラが苦しそうにしていた

 

「さぁ、ミカ。この人間の血を吸いなさい。そうすればあなたの細胞は動きを止める。人間の老いのない体ーー完全な吸血・へと変貌する。我らの同胞にーー」

 

「…ぼ、僕は…吸血鬼になるつもりはない!」

 

そうは言うもののその子供を見て彼が感じてたのは喉の渇きによる苦痛。それでも血を飲むわけにはいかないとグッとその苦痛を押しとどめる

だかクルルはそんな彼を見て笑って言った

 

「あはぁ、そんなこと言っても、体は我慢出来ないでしょう?全身が痛いはず、乾いて乾いて仕方ないはず…我慢せず欲望のままに…」

 

「うるさい!!」

 

いつの間にか近づいてスッと彼のの顎に手を当てて来たクルルの手を叩く。パシッという乾いた音が部屋の中で響いた

 

「…じゃあ、このまま死ぬ?」

 

「吸血鬼になるくらいなら…死んだほうがましだ!!」

 

「そう、まぁ確かに…ね。でも貴方もう普通には死ねないわよ?わたしが貴方を変えちゃったから。血を飲まなければ意思のない醜い()に変わってしまうーーー。だから人間の血を…」

 

「絶対に嫌だ!!」

 

だがそれでも彼は拒み続けた。一度は死んだ体だ。だからと言って血を飲むのも一理あるだろう。だが彼は拒んだ。その理由は────

 

 

家族を殺した吸血鬼に何てなりたくない。そして生き延びた二人にもし会えた時、どんな反応をされるのかが怖い。それだけだった

 

 

そして彼女はそう、と言って自分の手首を切って彼の前に差し出した

 

「じゃあ、人間ではないわたしの血を飲み続けるかーー」

 

残された理性が血を飲みたいという衝動で埋め尽くされる。そして彼は気付いたらクルルの首筋に噛みつき血を飲んでいた。

その時彼は気付く、彼は一生クルルから離れられない。と…もうクルルに頼るしか生きていけないのだから

 

 

───────────────────

 

ドンッという音で吸血鬼の前に現れたのグレン達《月鬼ノ組》それぞれの人間と吸血鬼の主力がぶつかり合う

 

「よーし、ここ制圧すりゃ俺らの勝ちだ。力を貸せ鬼刀,“真昼ノ夜“」

 

そしてグレンの刀から黒い霧のようなものがでる。それはいつかの急な試験よりも多かった。

そんな奇妙な事にも驚かず冷静に判断していく吸血鬼─フェリド・バートリー。そして彼は的確に指示をそれぞれの吸血鬼にだしていく。

 

「吸血鬼を皆殺しだ!!」

 

「下等な人間どもを殺しなさい」

 

そして新宿を巡った戦争は本格的に始まった

 

 

───────────────────

 

「なぁ流石に吸血鬼多すぎないか…?」

 

「まぁ戦争中だしな」

 

優が俺の問いに答えた

そしてこれで何体目かわからないがまた目の前の吸血鬼をで消していく

俺たちが西へ着いた時ほとんどの人が希望を見るような目で声を上げた。まるでどこかのヒーローのようだって、一人思いながら門前の吸血鬼を俺たちシノア隊で片付けていく

 

丁度吸血鬼を殺り終えたときまたも、スピーカーから放送が流れる

 

「命令を伝えます。命令を伝えます。現在かつてこの新宿をたった一部隊で吸血鬼から奪還した、《月鬼ノ組》の一瀬グレン中佐が出動されてます。あと少しみなさん持ちこたえてください。続いてシノア分隊へーー、一瀬中佐から命令です。至急新宿五丁目交差点にこい。敵の司令塔がいるとのことです」

 

五丁目ってどこ?状態の俺はパッとしなかったが君月がすぐだ!って言ってくれて安心した

 

「よし、じゃあ行くぞ!吸血鬼どもを皆殺しにしてやる!」

 

優は高らかに宣言しながら俺達シノア隊は五丁目に向かった

 




まぁ戦闘は次回に持ち越しで。

そしてお気に入り200ありがとうございます!
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