終わりのセラフ~斬月持って異世界ライフ~   作:沢田空

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お久しぶりです

ここで第一クール分、新宿編は終了かな。後は二クールに繋ぐ所だけですね
あとお気に入り245もありがとございます

ではごゆるりと



17話~黒い天使~

翔side

 

フェリドをグレンに任せ、優のところへ向かう時にある光景が見えた。

それは──シノア隊のみんなが吸血鬼に血を吸われそうになっている場面だった。

それを見た瞬間に俺の中で何が音を立てて崩れた。

 

「クソ吸血鬼共がぁぁぁぁ!!」

 

叫び、俺は斬月を抜き、仮面をつけみんなに傷つけないように斬月で地面を思いっきりたたっ斬った。

 

血を吸おうと歯を立てていた吸血鬼共は俺が現れたことによって一瞬動きを止めた。だが俺にとってはその一瞬があれば十分だった。まず一番近くにいた与一に張り付いている吸血鬼を殺した。

 

その後、三宮、君月を襲っていた吸血鬼に斬りかかるもそいつらはクローリーといる貴族共。そう易々と殺されなかった。だが流石に距離を取ることは出来た。

 

『大丈夫か!?三人とも!!』

 

「あ、ああ。それよりそれは…」

 

君月が答えるも指を指しながら聞いてきた。おそらく仮面のことを聞きてんだろが答えている時間はない。

 

『後で答える!それよりも全員距離を取っとけ!』

 

俺は一方的に伝え、シノアの所へ飛んだ(・・・)

他の三人とは違い少し距離が空いていた為に瞬歩を使った。されど遅かった。

シノアの首筋には吸血鬼が──クローリーが歯を立てて血を吸っていた。

それをみた瞬間に俺の理性は吹き飛んだ。

 

大事な人を守れない、また死なせてしまう、なら大事なもんに手を出すものを駆逐(・・)してしまおう。その想いが再びアイツを呼び起こした

 

「全員皆殺しだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

そう──虚と鬼であるオレを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやーまずいのが来たね」

 

そう言いながら彼は家畜の血を吸うのやめた。目の前に現れたのは鬼のような仮面をつけ大剣を持った少年。

 

「まぁ少しは楽しめるかなぁ?」

 

「全員皆殺しだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「うわぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

 

叫ぶ彼に目を向けた直後──後ろから凄まじい雄叫びとも、いや苦痛の声が聞こえた。

そちらに横目を向けるとそこには背中から黒い羽とも形容しがたい何かを生やした少年がいた。

 

「…なんだ?ちょっとまずそうなのが出てき…」

 

そういい後ろの彼を無視し、そちらに体を向けるも、彼の言葉は最後まで告らなかった。なぜなら──

 

 

翼を生やした少年──優が刀を振り下ろされたからだ。

 

クローリーはそれを横に回避したがその一撃はあまりにも大きすぎた。優の一撃は地面を抉った。それも十mやそんなものでは無い。1kmは抉っていた。まるでそれはクレータの様であったそれを見たクローリーらは一旦下がった。

 

だが優の攻撃を受けながらも抉れた地面の真ん中に立っている男がいた。それは──カケルだった

 

「おもしれぇのがいるじゃねぇさ!!テメェから消してやるよぉぉ!!」

 

「つ つ ツツツツツツ罪人は……罪人はミナミナミナ皆殺しだ」

 

 

そう言いカケルは優に斬りかかった。

それを阿修羅丸で受け、そのまま力任せに吹き飛ばした。その先にはビルがありカケルはビルに直撃した。ビルは簡単に崩れ煙が上がった。

だが今の一撃を無かったかのようにカケルは再び突撃した。その顔はこの場で異常なほどに口角を吊り上げ笑っていた。

 

カケルはお返しと言わんばかりに優のことを力任せに吹き飛ばした。当然優の方にもビルはあり、そのまま直撃した。だがカケルのようにビル一つではなく後ろにあるビルの方まで吹き飛ばされた。優は周囲の障害物全てを吹き飛ばした。

カケルは追い討ちをかけるべく瞬歩で間合いを詰め、縦横無尽に斬りかかった。

 

優はそれに対処が出来ずにいた。あまりにも速いため、ただそれだけの理由でだ。だがやられてばかりではなくこれは思いっきり刀を振り下ろした。

そこには先程よりは小さいがクレーターが出来ていた。

 

その先には瓦礫に埋もれていたのかそれらを吹き飛ばし、何事も無かったかのように立つカケルの姿があった。

 

「おもしれぇじゃねぇか!!もっとオレを楽しませろや!クソ天使!!」

 

「なな なぜ キサマゴトキオニがワレのチカラヲリョウガデキる」

 

「はっ!オレはテメェの思ってるような存在じゃねぇからだよ!!」

 

再び斬り掛かる。その戦いは周囲を更地に変えてしまうほどのものであった。更には場所は地面の上だけではなく時には空中、地上、地下ともはや想像を絶するものだった。

だが一瞬カケルにブレ(・・)が生じた。

 

「っち…!」

 

その隙を見逃さなかった優はカケルの右腕を斬り飛ばした。

だがそれでもカケルの顔から笑顔は消えなかった。それは純粋に戦いを楽しんでいる顔でもあった。そしてカケルの方から距離を取った。

 

「残念だか俺の勝ちだクソ天使」

 

「なニヲイッてイル」

 

「こいつで終いだからだよ!」

 

カケルのそばには斬られた右腕と斬月があった。そしてカケルは右腕を再生(・・)して斬月を掴みそのまま振り下ろした。

 

「月牙天衝!!」

 

そして優の事を青白い三日月が覆い尽くした。

 

「後のことは任せたぜ翔」

 

そう言い残しカケルは翔に戻り気を失った

 

 

 

「! …え?」

 

クローリーに血を吸われ気を失っていたシノアが目にしたのは

大きなクレーターのような跡だった。周囲に目を配れば周りのビルは完全に破壊され、当たりは瓦礫でいっぱいだった。よく自分が巻き込まれずに無事であったと思った。

だがこれは誰がやったのかはすぐには分からなかった。

 

──二人の戦い(殺し合い)を見るまでは。

 

二人の戦い(殺し合い)は想像を絶するものだった。己の体が傷つくもどちらもすぐに傷が塞がり、斬りかかる。それも一合刀がぶつかるだけで周囲のビルが吹き飛ぶ程。

 

「…な、何ですかこれ…」

 

あまりの光景にその一言しか出なかった。それほどに二人の戦いは常軌を逸していた。だがそこで状況が一変した。

カケルの右腕が斬月諸共斬られ吹き飛ばされたのだ。

 

だがカケルはあろう事か斬られたハズの右腕を再生(・・)し優に斬撃を放った。それはとても大きく青白い三日月のようだっただった。

それを放ったカケルは倒れ気を失い、優もまた黒い翼は無くなり気を失っていた




読んで頂きありがとございます
戦闘模写難しい…。読者の方絶対読みにくかったですよね?
自分でも書いてておかしくね?って部分があったんですけどこれが僕の限界です。
ホントにすいません!!
戦闘シーン訳わかんねぇ!とかどんどん言ってください
これから読みやすくわかりやすいようにしていくのでお願いします!
では次回もよろしくどうぞ!
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