ハリー・ポッターと最悪の血筋   作:おでこぽん

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本当に初めてちゃんと小説を書くので、すごく励みになっています。
この先もどうぞよろしくお願い致します(^▽^)


グリフィンドールと眠たいアリス

アリスはグリフィンドールに組み分けをされた。拍手と共に長テーブルへ走ると、そこにはいつか会ったことのある赤毛の集団が、満面の笑顔で迎え入れてくれた。

 

「「「アリス、久しぶり!!」」」

「フレッド?ジョージ?それに、パーシーよね?久しぶり!みんなグリフィンドールなの?」

「「そうさ、我らウィーズリーはみんなグリフィンドールだ!」」

「アリス、歓迎するよ。僕たち君にここで会えるのを楽しみにしていたんだ。」

「ふふ、よろしくね、先輩方。」

そういってみんなと握手した。

 

フレッドとジョージの双子、パーシーはみんなウィーズリーの子だ。小さいころからの幼馴染、みたいなものに再会できたあたしはすごくほっとした。スリザリンじゃなくて、グリフィンドールを選んでもらえて良かった。

みんなと一緒に組み分けを見ていると、列車で会った面々が次々と組み分けされていった。ハリーやロン、ボートで会ったパーバティ、そしてハーマイオニーはグリフィンドールだ!不安から解放されたあたしは、ハーマイオニーを横に座らせて、完全に寛いでいた。

あ、ドラコやゴイル、クラッブはスリザリンだ。あの3人はずうっと一緒にいるのかなあ。ゴイルやクラッブとはお菓子をあげれば仲良くなれそうだし、ドラコのあの金髪は触ってみたい…。

 

全ての生徒の組み分けが終わり、校長先生らしきおじいさんが立ち上がった。背が高い。髭が長い。髪も長い。あの銀色の髭と髪も触ってみたいな…。

 

「そーれ!わっしょい!こらしょい!どっこらしょい!」

 

こんなヘンテコな掛け声と共に校長先生の挨拶は終わり、けらけら笑っているとハーマイオニーが目の前のテーブルを見て歓声をあげた。見ると、大皿が料理でいっぱいになっている。

 

それからはもう何も考えず、ひたすら好きな料理を取って食べ、ハーマイオニーと話し、フレッド・ジョージの冗談で笑っていた。瞬く間に時間は過ぎ、デザートを食べ終えた頃には、満腹感とはしゃぎ疲れで瞼が重くなっていた。というか半分寝ていて、ハーマイオニーに寄りかかっていた。

 

 

校長先生のお話(聞いてなかった)が終わった後は解散のようで、それぞれの寮に行く。あたしはやっぱり眠くて、ハーマイオニーに手を引いてもらい、目をこすりつつ歩いていた。

 

「アリスは相変わらずだな。こいつ小さいときから、飯食った後すーぐ寝ちゃうんだ。何度おんぶしてベッドに連れて行ったことか…」と、ジョージの声がする。

「そんだけ寝るのに、なんで背が伸びないんだ?」とフレッド。

「うぅるさいよぉぉ…いっつもおんぶしてくれるのジョージだったじゃないぃ…。」

 

「アリスあなた、そんな状態で明日から校内を歩けるの?パーシーに聞いたけど、この時期は校内で迷って授業に遅れる生徒が続出するそうよ。」

「大丈夫…ハーマイオニーについてく…。」

「まあ!」

「見捨てないでぇぇ…。」

 

 

なにせ眠たくて眠たくて、グリフィンドールの談話室の素敵さには少し目が覚めたけど、女子部屋の自分のベッドを見つけるころには、もうあたしはふらっふらだった。同室になったハーマイオニーとパーバティ、それからラベンダーと軽く自己紹介をしてから(それもほぼ寝てたけど)、あたしは倒れこむように自分のベッドに入り、どこかの国の丸メガネ半ズボンで青いロボットにいつも怒られている少年よろしく、ものの数秒で眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

次の日は、ハーマイオニーに体をゆすられて目を覚ました。

「んぅ…おはよう、ハーマイオニー。」

「アリス、おはよう。さあ、早く着替えて、遅れないように朝食に行きましょ!」

パーバティもラベンダーもたった今起きたようで、まだ眠たそうだ。その分ぐっすりと眠ったアリスは元気で、目覚めてから10分で、着替えて顔を洗い髪をすき、授業の準備を済ませた。

 

ラベンダーとパーバティは後で二人で行くと言っていたので、ハーマイオニーと二人で談話室を出る。大広間で取る朝食は美味しくて、また眠たくなるからあんまり量は食べられないんだけど、十分に満喫した。ついでに、昨日聞き逃した校長先生の諸注意(入っちゃいけない四階の廊下とか、禁じられた森とか、談話室の合言葉とか)を教えてもらった。

 

大広間から出ると、ちょうどお兄ちゃんとお友達の集団に出くわした。嬉しそうな顔で4人が近寄ってくる。

「アリス!グリフィンドールに組み分けされたんだね。寮はどう?」

「おはよう、お兄ちゃん。談話室がすっごく素敵だったよ!あとウィーズリーの子たちがみんないたの!」

そんな会話をしていると、ふいにお兄ちゃんが耳打ちしてきた。

「アリス、ちゃんと父さんと母さんに手紙を書くんだぞ。昨日駅で約束したんだろう?それから、スリザリンに入らなくて本当に良かった。」

にっこりと笑うお兄ちゃん。その笑顔には暗い影が一つも見当たらなくて、あたしは昨日から気になっていたことをつい尋ねてしまう。

 

「お兄ちゃん、あたしがハッフルパフに入らなかったからがっかりしてるのかと思った。」

「「「アリスちゃん、何なら今からでもハッフルパフに…」」」

「うるさいぞー。アリスと同じ寮で過ごすのももちろん楽しそうだよ。でも君が選ばれた寮なんだ。君はグリフィンドールの方が合ってると僕も思うよ。

それに同じ学校なんだ、いつでも会えるさ。寂しくなったら、一緒にハッフルパフのテーブルでご飯を食べていい。父さんたちには言えないようなことも、僕に相談していいんだよ。」

お兄ちゃんは頭を撫でながら、優しくそう言ってくれた。その言葉で励まされて、あたしの胸には安心感が暖かく広がる。

 

「ほら、お友達が待ってるよ。授業もしっかりね!」

「うん、お兄ちゃん!」

 

 

お兄ちゃんとその集団に手を振って別れたあたしは、待っていてくれたハーマイオニーの元へと駆け寄った。

「待っててくれてありがとう、ハーマイオニー!」

「いいわ。授業開始までまだ時間があるし、昨日あなたにお願いされちゃったしね。」

「えへへ、よろしくお願いします、ハーマイオニー先輩!」

びしっと敬礼を決めたあたしは、ハーマイオニーと笑いあいながら教室へと向かった。




アリスは眠たがりという、また一つ設定を付け足してしまった…。どんどんアリスが妹キャラへとなっていきます。眠くてふらふらになってる子かわいい。

アリスが非常にハーマイオニーに懐いているので、ハーマイオニーもアリスとは仲良く優しく接します。彼女の責任感とかをくすぐる主人公なので、これからもどんどん仲を深めていってほしいと思います。

あとお兄ちゃんが優しすぎる。もうちょいダークな感じは、これから入れていきます…。きっと。おそらく。たぶん。

そろそろ第三者目線を入れていきたいので、次からはしばらく他のメインキャラクター目線で物語を進めていきたいと思います。
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