とあるリオルの冒険   作:ミルクティー

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ここは、ポケモンだけがいる世界…
ここでは人はいなくてもポケモン達が自分で何もかもやっていた…
そんな世界のお話…

そこには、リオルとルカリオの家族がいた…


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0話 プロローグ


とある村のとある場所で…

 

リオル「ねぇ父さん、母さん‼これオレの物になるの⁉」

一匹のリオルがルカリオ二匹の前で嬉しそうに訪ねていた。

父さん「あぁ。七歳になったらお前の物だ。」

母さん「そうよソラル。あなたが受け継いでいくのよ」

ソラル「うん!来年で七歳かぁ‼楽しみだなぁ‼」

 

しかし、そんな幸せな時間はそう長くは続かなかった…

 

ソラルが後一週間で七歳の誕生日を向かえるというある日…

ソラルにとても大きな事件が襲いかかってきた。

 

ソラル「父さん⁉母さん⁉い…いやだ‼オレをおいて逝かないで‼」

父さん「…ソラル…いままで、お前に…秘密にしていたことがあるんだ…」

ソラル「え?…父さん…?…何?」

父さん「お前の…オレ達の…名字のことだ…」

ソラル「み…名字…?」

母さん「そうよ…あなたの…私達の…名字のこと…」

父さん「お前は、リオルやルカリオの種族で一番有名な…メストリーム家を…知っているか…?」

ソラル「うん。家宝を守っている種族の代表のことでしょう?…それが何か関係があるの?」

母さん「あなたに見せた…あの宝石…あれが…リオルとルカリオの種族の家宝…ルカリオナイト…」

父さん「お前は…メストリーム家の最後の生き残り…ルカリオナイトの後継者…」

ソラル「え…⁉」

母さん「…私達は…もう長くないわ…」

ソラル「…な…何言ってるの?」

父さん「七歳になったらにしようと思っていたが…仕方がない…」

母さん「…そうね…」

父さん「…ソラル…こっちにおいで…」

ソラル「うん」

二匹「ソラル メストリーム。あなたを次世代のルカリオナイトの後継者に任命します。」

ソラル「…」

父さん「…ソラル…メストリームという名字は…必要な時にしか…名乗るなよ…」

母さん「ルカリオナイトは…地下の…宝箱の中に入れてある…そうね…それを身から離さず持っていなさい…」

ソラル「うん」

母さん「…ソラル…強く…生きるのよ…!誰にも負けないような…リオルに…」ガクッ

ソラル「…母さん?…か…母さん‼」

父さん「ソラル…お前なら…大丈夫だ…みんなを引っ張って…いけよ…」ガクッ

ソラル「父さん…」

ソラル「…何で…何で…!こんなことに…!」

そこには、両親を亡くしたソラルの泣き叫ぶ声が響き渡っていた…

 

ソラル「…許さない…父さんと母さんを…こんなことに…した奴を…絶対に…絶対に…許さない…!」

 

その日、ソラルはルカリオナイトを身に付け、両親のことを思いながら、強く強く心に思い復讐することを決めたのでした。




初めまして‼ミルクティーと申します!
更新はとても遅くなると思いますが…
これからもどうぞよろしくお願いいたします‼

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