この素晴らしい決闘者に祝福を!   作:ナレーション響

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未来の仲間達

自分は宿屋で先ほどの事を考えていた。

 

悪魔の鏡(デーモンズ•ミラー)を召喚して自分の眼を見たら右眼にカタカナのレを上下逆にした様な文字が浮かび上がっていた。

 

悪魔の鏡

通常モンスター

星2/闇属性/悪魔族/攻 700/守 600

鏡に映るものに催眠術をかけ攻撃をよける悪魔の鏡。

 

うーん、自分ルーン文字とか何も詳しくないからこのルーンの意味とか全く意味が解らない、もしあれが未来の景色だとしたら未来とか運命のルーン文字なのか?

 

「これ以上考えても仕方ないし酒場で近辺のモンスターの情報収集するか。」

 

情報収集の為、宿屋から外に出た。

そしたら大変な事に気付いた。

 

街の人達が皆下着姿だった。

 

「ハアッ!?」

 

びっくりして思わず声を上げてしまい、民衆の視線が自身に突き刺さる。

 

え、今日は何かお祭り?何で皆下着姿?アクセル春のパンツ祭り!?

 

…って、もしかしてこれルーンの瞳の透視能力!?

 

「…?どうしたんだ君、顔を赤くしてそんなにキョロキョロと、体調でも悪いのか?」

 

キャーッ何か金髪の美女に話しかけられた!?

「違うんです!わざと透視した訳じゃ…て、あれ?」

 

「うん?どうした?私の顔に何か付いているのか?」

 

この人…ルーンの瞳を発動した時の景色にいた人…?っていうか、この人だけ何で鎧姿?

 

「今度は私の体全体を舐め回すように見つめて…あ、この視線たまらないな…

 

ん…?今何かつぶやいていた様な…気のせいか?あ、そうだルーンの瞳を解除しないと!

 

ルーンの瞳解除…すみません少し落ち着いてきました。」

 

ルーンの瞳を解除したら街の人達は全員服を着ていた。

 

「そうか、それならよかった。ああ、自己紹介がまだだったな。私の名はダクネス、職業はクルセイダー、ナイトの上級職だ。」

 

ダクネスさんに視線を戻すと先ほどの鎧姿に布が増えていた。どうやら鎧や壁とか質量の多い物は透視出来ないみたいだ。

 

「自分の名前は遊佐慎太郎、冒険者の決闘者です。わざわざ心配していただきありがとうございます。初心者でして、ちょっとスキルを試していたら暴発してしまって…」

 

「なるほど、だったら街の外で試すと良い、街中だと危険だしな。…なんだったら案内しよう、さらになんだったら私を的に試し撃ちでも試し切りでもしてくれて構わんぞ!」

 

ええ!?急に何を言い出すのこの人!?

 

「大丈夫だ、防御力には自信がある。むしろ防御力を貫くぐらい強力な攻撃を喰らってみたいのだ…!ハアッ…ハアッ…!」

 

あ、この人ダメな人だ。

 

「頼む…!強い攻めをくれっ!君の物(攻撃)が欲しいんだっ!」

 

ちょっと何かだんだん不味い方向に…

 

「ねぇ見て、あの男一昨日謎の粘液でドロドロになった小さな女の子にエッチな事しようとして誘拐していた変態じゃない?」

 

「そうだわ、あの黒い髪で黒い目…女の子が騒ぎ出したから逃げ出した男よ!今日はあの綺麗な女の子に公衆の面前で何かする気よ!」

 

やばい!街の人達にあらぬ誤解が!?

 

「何!?君はそんな変態だったのか!?このクルセイダーのダクネス、貴様に何か絶対に負けない!!」

 

や、やばい、迫って来た!

 

「へ、変態はお前だ!?魔法発動、魔界の足枷!」

 

魔界の足枷

装備魔法

装備モンスターは攻撃する事ができず、攻撃力・守備力は100になる。

また、自分のスタンバイフェイズ毎に、

装備モンスターのコントローラーに500ポイントダメージを与える

 

これで止まれ!

 

ダクネスの足に顔が描かれた巨大な足枷が装備される。

 

「ンアァッ!す…凄い…!足枷が突然現れるとは、こんな攻めは初めてだ…はっ!?貴様まさか身動きが取れなくなった私にあんな事やこんな事を!?や…やめろ~こんな事で私の心は屈したりせんぞ~!」

 

よし…逃げる!

 

「まさかの放置プレイ!?だがそれも悪くない…っ!ああっ!足枷から電流が!?なるほどただの放置プレイじゃなく電流によってどれだけ耐えていられるかも加えた電流放置プレイか!姑息な手を…っ!」

 

充分距離が離れたのでサイクロンを発動して魔界の足枷を破壊した。

 

サイクロン

速攻魔法

(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを破壊する。

 

ダクネスの足元につむじ風が突如現れる。

 

「うああっ!?トドメに風魔法だと!?ああっ足枷が!?」

 

魔界の足枷が破壊されて、ダクネスが解放される。

 

「ユサシンタロー、なんて素晴ら…恐ろしい男なんだ!」

 

 

 

 

 

「ふう…えらい目にあった…」

ギルドに何とかたどり着き、一息つく。

そして受付の人に声をかけた。

 

「すみません、アクセル周辺のモンスターの情報を知りたいんですけど、教えてもらう事は出来ますか?」

 

「はい大丈夫ですよ、こちらがモンスターの情報の一覧です。読み終わったら返却をお願いします。」

 

当初の目的通り、モンスターの情報を見る事が出来た。

適当な空いている席に腰掛ける。

 

「なるほど、アクセル周辺は基本ジャイアントトードやゴブリンと初心者殺しがいるのか…初心者殺しって何だ?」

 

ゴブリンと初心者殺しでセットで紹介されている虎の様な絵が描かれたモンスターに目がいく。

 

「初心者殺しですか、このモンスターは厄介ですよ、ゴブリンを人の街や村の近くに追いやって、そのゴブリンを狩りに来た人間を喰い殺す狡猾なモンスターです。初心者の冒険者では為す術が無いので初心者殺しと呼ばれています。」

 

「へ~そうなのか…おい、何でさも当然のように隣りに座ってやがるめぐみん。」

 

いつの間にか隣りの席にめぐみんが座っていた。

 

「パーティーの仲間が次のクエストの標的を何にするか決めているんですよ?一緒に情報を共有するのが当然でしょう?」

 

「あれ、記憶喪失かなぁ?パーティーは解散したつもり何だけどなぁ?」

 

「おや記憶喪失になったんですか、我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、シンタローのパーティーメンバーです!」

 

「うるせえ!お前が記憶喪失になったのかって意味だ!

大体お前一昨日は嫌って言ってたじゃねぇか!?また、身動き出来なくなった所をドロドロにしてやるぞ!」

 

「ふっふっふ、私がそんな脅しで諦めると思っているのですか?大体そんな変態的行為をする気があるのなら、前回動けなくなっている時点でしているはずです!さあ、そちらこそ諦めてパーティーを組みましょう!」

 

「くっ!こいつ…はあ、分かったよ、他に良いパーティーメンバーが見つかるまで組んでやるよ…」

 

「ようやく観念しましたか!さて、騒いでいたらお腹がすいてきましたね。そろそろ昼になりますしご飯にしましょうか?」

 

「…割り勘だよな?」

 

「何を言っているんですか、一昨日言いましたよクエストの報酬は無くて良い、食費だけお願いします。と…」

 

「お前本当はタダ飯喰らいにきただけじゃねぇだろうな!?」

 

そんな事もあり、めぐみんが仲間になった。

今朝ルーンの瞳で見た景色が未来なのかは解らない、だけどあの景色の通りになっていくような気がする。根拠は…

 

「そこのプリーストよ、宗派を言いなさい!私はアクア。そう、アクシズ教団の崇める御神体、女神アクアよ!汝、もし私の信者ならば…!…お金を貸してくれると助かります」

 

我が神アクア様がプリーストに金をせびっていたから。

 

 




スキル説明
ルーンの瞳
基本的な効果は危険を察知する。透視してカードパックをサーチする。神に祝福される。
さらに習得した人物により与えられるルーン文字があり、主人公に与えられたルーンは「水」のルーン、意味は浄化、縁を結ぶ、水の女神アクアを敬愛しているから与えられたルーンである。


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