古龍のフレンズ   作:まろにい

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いよいよ博士たちの元へと話は進みます!
一方そのころ――?

サブタイ変えましたー


section Ⅻ: 別れと新たな旅仲間

 橋の完成を祝い皆でジャパリまんをぱくついていた私達はこれからのことについて話し合っていた。当然私はなぜこのような姿になったのかを調べるためだ。

 

「とすると図書館に向かう途中なんだねー」

「図書館はここから二つちほーをまたいでいくよー」

「かなりの長旅になるかもな」

 

 ふむ、皆の話によればここからだとやはりかなり遠いのか――まあ今の私には関係ないだろうがな。なんといっても翼を生やせるようになったのだ。かっ飛んで行けばすぐにでも着くだろう。

 

「サーバルはどうする? 付いてくるのか?」

「そのつもりだよー? ふうちゃん一人だとどこに行けばいいのかわかんないでしょ?」

「私も一緒に行ってもいいかしら?」

 

 意外にもトキも私と一緒に来るつもりらしい。二人してきょとんとしてしまった。

 

「意外だな……トキが私と一緒に来たがるとは」

「何か引っかかる言い方だけどまあいいわ。それで、私はあなたたちと一緒に行ってもいいのかしら?」

 

 願ってもみないことだ、当然私の答えは――

 

「ありがたい、是非共に行こうではないか――トキよ」

 

 こうして私は新しい仲間をまた一人増やし旅を続けるのだった。

 

 翌朝、私は不思議な夢を見た。何度も私に話しかけてくる者がいたのだ。その者はしきりに私へと何か意味深な言葉をしゃべっていた。何かはわからぬがおそらくは私に関わることなのかもしれない。だがそれが何かはわからぬ以上考えても仕方がない。まずは図書館を目指すことが先決だ。

 

「おはよー! ふうちゃん、今日出発だねー!」

「そうだな、いろいろな意味で頼もしい仲間も増えたしな」

「いろいろな意味とはどんな意味かしらね?」

 

 おおう――トキよ、いたのか後ろに。

 

「夢を見た、なにか不思議な夢だった」

 

 私は夢で見た不思議なものについて話しだしていた。何故かはわからぬが唐突に話し始めていた。

 

「ゆめ? いったいどんな夢を見たの?」

「わからぬ、だが何か私に話しかけてきているようだった」

「あなたに何かを? いったい何を話しかけてきてたの?」

「それがわからんのだ……。とぎれとぎれというかぼやけて聞こえるというか」

 

 結局皆に話してもわからなかった。その後皆が続々と起きてきた。しかし、橋造りを手伝ってくれた皆が一斉にこの場で寝ているとすごい光景となってしまうな――

 

「おはよー、みんな。きのうは楽しかったねー」

「うんうん、ちょっと疲れちゃったけど楽しかった!」

 

 カワウソとフォッサが楽しそうに話している。まあ楽しんでもらえたのならばそれはそれで何よりだな。

 

「いよいよ今日出発か、少し寂しくなるな」

「ええ、でもこの出来事は一生の思い出となりそうですわね、ふふっ」

「まあ仕方ないねー。風翔龍にだって事情はあるんだしね」

 

 すまないな、コブラ、インドゾウ、ジャガー。私ももう少しここでいろいろ学びたかったのだが、ここが私の世界でない以上私に何が起きたのかは知っておきたいのだ。

 

「セルリアンに気を付けてね? まあ風翔龍ちゃんなら楽勝?」

 

 当然だな、オセロットよ。今の私ならば空から奴らを翻弄できる、だが皆に教えてもらった通りこの力に頼りすぎてはならない。このことはしっかり覚えておくとしよう。

 

「皆も気をつけてな、セルリアンとやらには。あれに食われてしまったら何が起こるかはわからない以上、戦うのは避けた方がいい。特に一人のときはな」

 

「はは! まあ気をつけるさ。いざとなったらまたみんなで協力して倒してしまうかもな!」

「油断は禁物ですわよ? ジャガー。まあ協力することはもちろん歓迎ですけどね」

「ああ、風翔龍のおかげでそのことを学べたのだ、大いに活用していこう――これからもずっとな」

 

 よし、それでは行くとしようか。私は精神を集中し野生を解放する。サンドスターが体から放出し始め、翼が現れる。

 

「いつみても迫力満点だねーその翼」

「背中に羽が生えるって珍しいわね、本当に」

「頭に生えてる方が珍しいと思うのだがなあ私は」

 

 サーバルを抱えてふわりと宙へ舞い上がる。どんどん地面が遠くなっていく。たくさんのフレンズたちが私に向かって声を上げる。

 

「またねー! 橋をつくってくれてありがとー!」

「サーバルー! ドジして迷惑かけたりするなよなー!」

「博士たちにもよろしくねー!」

「むうー!! ドジなんてしないもん!!」

 

 サーバルのむくれた声を最後に皆の声がどんどん小さくなり、とうとう聞こえなくなった。

 

「ねえふうちゃん、ちょっと高すぎない? 雲がかなり近いんだけど」

「む? 生前はこのくらい当たり前の高さだったが」

「少しだけ肌寒いわね……」

 

 フレンズになると勝手が違うのか。ならばもう少し低いところを飛んだ方がよさそうだな。

 一気に急降下し高さを低くする。

 

「うわああああ! ふうちゃん、ストップすとっぷううううう!」

 

 む、今度は何だ? 高いから低くしてといったのはサーバルなのに。

 

「空を飛べるようになって嬉しい気持ちはわかるわ。でもサーバルを抱えていることを忘れないでね」

「そうか……私としたことが、すっかり浮かれてしまっていたようだ」

「ぐす……ひどいよおふうちゃん」

 

 泣かせてしまった。悪いことをしてしまったようだ。

 

「泣くなサーバル。その、すまなかったと思っている」

「ほんとに? じゃあジャパリまんで許してあげるね」

「う……わかった、考えておく」

 

 ジャパリまんを上げる約束をした私たちはしんりんちほーのある方向へと飛んで行く。果たして博士とは何者か、そして私に起きたことを知ることはできるのだろうか。それはまだ誰も知ることはない――。

 

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 私と助手はとある噂をかぎつけました。なんでもジャングルちほーで見慣れないフレンズが闊歩しているらしいのです。真相を確かめるべく私達二人はじゃんぐるちほーへと急いでいました。

 

「まったく、次から次へと面倒なことが起こるのです」

「まあまあ、おわったらご飯でも食べましょう、博士」

「はあ、わかりました助手、さっさと会って帰るのです。そしてあわよくばそいつにあったら料理とやらをさせてみるのです、きっとこの世界とは違う奴だから知ってるはずなのです」

 

 しかし見慣れぬフレンズとはいったいどんなやつなのでしょう。話によるとサイの仲間のような鎧をまとっているとか。まあ危険がないのであればこちら側へ引き込むのもありなのです。しっかりこの目で見定めてやるのですよ。

 

「もうすぐじゃんぐるちほーなのです。覚悟を決めるです、助手」

「それは博士もおなじくです」

 

 密林エリアが見えてきました。相変わらず鬱蒼としているのです。ここはあまり来たくはないのです――じめじめしてて居心地が悪いのです……

 

「とりあえず川の近くへ降りましょう、まずはここのフレンズたちに情報をもらうのです」

「わかりました博士。さっさと見つけて帰りましょう」

 

 ふわりと私たちは川の近くへと降り立ちました。さて、どこをどう探したものですかね。

 

「あ、博士だ、やっほー」

 

 お、これはグッドなタイミングなのです。早速聞き込み開始なのです。

 

「ここに見慣れぬフレンズがいると聞いてきたのです、何か知ってることがったら話すのです」

「話すのですよ」

「え? うーん見慣れぬフレンズねえ、私があったのは風翔龍って子くらいかなあ」

 

 お、聞きなれない単語を知ってるのです、こいつはいい情報源になりそうなのですよ、ふふふ。

 

「風翔龍ですか。きっとそいつが私達の探している奴なのです、知ってることをすべて話すのです、われわれは賢いのですべて覚えられるのです」

「我々は賢いので洗いざらい話すのです、すべて記憶してやるのです」

「知ってることかあ、そうだな――ここ最近大雨が降ったから橋が壊れたのをまた作り直してくれたなー、あれはすごく楽しい思い出だったなー」

 

 なんと! 物を作れるほどの知能を持っているとは――これは我々にとってもライバル的な存在になりそうですね。

 

「そいつは今どこにいるのです? さあ吐くのですよ」

「慌てなくてもしゃべるから! そんな顔を近づけないでくれるかな?」

 

 ふふふ、このちほーにいるのは明確なのです。後は会って――

 

「しんりんちほーに向かって飛んで行ったよ――三人で」

 

 ――おう、なんということでしょう。まさか我々の家へと向かってるなんて予想外なのですよ。入れ違いというやつなのですかこれが。しかし手間が省けたのです。急いで戻るのですよ。

 

「これは千載一遇のチャンスなのです。急いで戻るですよ助手」

「わかりました博士。何が千載一遇なのかはよくわからないですが」

 

 私たち二人は急いでもと来た方向へと飛び立っていきました。さあ待っているのです、他世界のフレンズ。飛び切りおいしい料理を我々にごちそうするのですよ、じゅるり。




まさかの入れ違い発生です。よくある展開ですね、はいw

次回からあたらしいちほーへと話は進みます!
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