この間違った異世界ラブコメに祝福を!   作:DANYO

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ゆんゆん登場です
実際の登場はもっと遅いのですがその説明は本編で・・・


にわ

 

 

 

 むっ!となる

 なった

 いや、おおおおおお落ち着けちょっと美少女に話しかけられただけだ俺

 てかさっきも思ったがこの世界の服装ってちょっとアレすぎだろ

 受け付けのルナさんもそうだがみんなブラとかしてないの?

 ルナさんやばすぎだろ、なんなんだよあれなんで服がずり落ちないのん?

 これが魔法の世界か・・・・・

 

 「あ、あのぅ・・・、聞こえてますか?」

 

 「え、あ・・は、はい。えーと・・自分ですか?」

 

 「は、はいなんだか変わった服装ですし。・・・それになにか手厚く説明を受けていたようなので」

 

 手厚く?

 ・・・やはりあのおねぇさんのやたら親切な行動には裏があったのか?

 人を見ることには定評のある俺の目にもなんとなく怪しく映ったしな

 まぁ俺を評価する人間なんていないから定評も糞もないんだが

 

 「あー、やっぱそうだったか・・・」

 

 そうなるとやっぱ怪しいのは・・・・・・・・・

 

 「・・・・パーティを組みたいんだってな。かまわないぞ、俺は比企谷八幡。ルーンナイトだ。変わりと言っちゃなんだがいろいろ教えてほしいことがある。かまわないか?」

 

 

 

 ・・・・・・・・・

 

 「おー八幡、遅くなってすまないな。ちょっといろいろ込み入ってて・・・」

 

 やがて一通り情報を得てお互いに自己紹介もすんだ頃、サトウたちはやってきた

 ちなみに自己紹介のとき、やたら中二チックな身振り手振り口ぶりをしていたゆんゆんだったが、普段材木座に鍛えてもらっているおかげか普通に対応したところめっちゃ感動された

 なんでも彼女らの種族においてはその自己紹介方法が様式美になっていて、ゆんゆん(これまた変な名前)的には恥ずかしくて仕方ないらしい

 ・・・・・ならやらなきゃいいのに

 

 「いやかまわない。・・あー、えーっと、比企谷八幡です。職業はルーンナイト、です。・・・・あ、後、年は17です、はい」

 

 自己紹介ってこんなもんか?

 高校の頃の学期初めにやっていた自己紹介はどんなだったっけか・・・

 

 そんなこんなで俺を皮切りにサトウが呼んできた仲間たちが次々に自己紹介を始める

 あのアクアって子また女神自称してる・・・・

 

 「で、ゆんゆんがなんでこんなところにいるのですか?」

 

 「ふふんっ!聞きなさいめぐみん、私もついにパーティを組むことにしたわ!これでもうぼっちとは言わせないわよ!!」

 

 うっ、目から心の汗が・・・

 心なしか金髪美女クルセイダーのダクネスや自称水の女神、アクアもうるっときているように見える

 

 「ええっ!ちょっと待て!」

 

 そんな中サトウが声を上げた

 やはりか・・・・

 

 「どうしたサトウ」

 

 「い、いや、ほら八幡はまだレベル1だし・・・・俺たちみたいなパーティに入っておいたほうがいいんじゃないか!?」

 

 「なるほど、だからルーンナイトを進めたのか。そのパーティ内にいてもバランスは崩れなさそうだしな」

  

 「うっ・・・・・、ああもう、まどろっこしい!俺たちのパーティに入ってくれ、八幡!」

 

 「だが断る」

 

 「えぇ、いやたしかに裏でこそこそしてたのは悪かったと思ってる。けどさ・・・・・・くっ、これも駄女神のファーストコンタクトが悪かったせいか」

 

 「ちょっとカズマ、それは聞き捨てならないわね。そもそもなんでこんなアンデットもどきみたいなのをパーティに入れたがるわけ?私たちで十分じゃない?」

 

 「いや確かに初め見たときびびったけど!いやそうじゃなくて、単純に俺たちのパーティは圧倒的に使える火力が足りないだろ?めぐみんにしたって切り札としてはかなり強力だが、使いどころが限定的だし」

 

 「ねぇなんでちょいちょい俺をdisってくんの?ちょっと根に持ってんの?」

 

 「まぁ、八幡?とよんでもいいだろうか。ルーンナイトが加入すればパーティも安定してくるのは間違いないな。レベル差なら私たちがフォローすればいい話だ」

 

 「そうですね、私たちと同じくらいの強さになれば、クエストも楽になりそうですし、選べる幅も広がりそうです」

 

 ダクネスやめぐみんがそう言うとボッチ属性の娘も反論する

 

 「ちょ、ちょっと待ってよ!私が先にパーティを申し込んだのよ!?なんでめぐみんにとられなきゃならないの!?」

 

 お、あれ?

 これもしかして俺ってばモテモテなハーレム状態のかしらん

 まさか異世界にきて早速ハーレム気分に浸れるとは・・・・

 

 「何を言ってるのですかゆんゆん。私たち、友達じゃないですか。友達同士なら、譲りあったりするものなのですよ?」

 

 「!?・・・そ、そう、それなら仕方ないわね。仕方ないけど友達だものね、私たち!」

 

 ハーレムかと思ってたらそんなことなかったでござるの巻

 てか身代わりはえー

 ぼっちをたどった俺だから気持ちはわからんでもないがさすがにちょろ過ぎる

 ちょっと心配になってきたよ、この子どうやって今までやってきたの・・・・

 

 「やっぱり裏があったんだなサト「カズマです」・・・・カズマ。美人局じゃないが、そういうのは感心しない。仲間になる相手をだまして仲間になってくれといわれても、首を縦には振れないな」

 

 「うっ・・・、すまん、だますつもりはなかったんだ。ただ、同じくらいの年で俺と同じ境遇のやつがいたからお近づきになりたいなと」

 

 「いやルナさんまで買収してたあたりもう確実だろ。いつの間にやってたんだよそんな隙見当たらなかったぞ」

 

 「甘いわねアンデット。クズマさんレベルにもなると小賢しいアイディアなんてすぐ浮かんであっという間に対象を包囲してしまうのよ」

 

 「おいっ、人聞きの悪いこと言うなよ!機転が利くとかそういえよ!」

 

 さりげなくクズマさんって言われてるが、それに関してはノータッチなのか・・・・・

 

 「ところでさっきも尋ねたのですが、ゆんゆんはなぜここにいるのですか?意図が伝わらずうやむやになりましたが・・・。私はいったんは村へ帰ったと聞きいていましたよ?」

 

 「う、うん、私もそのつもりだったんだけど、デュラハンが現れたって聞いていてもたってもいられなくて・・・。べ、別にめぐみんが心配で来たんじゃないのよ?ただ、ライバルを倒すのはこの私だし、やられたら困るというか・・・、ほんと!ほんとにそれだけなんだから!」

 

 めっちゃ早口だな

 どんだけめぐみんのこと好きなんだよ・・・

 

 「まぁともあれ、これでは彼を仲間に誘うのは難しそうですね。私はゆんゆんにパーティ仲間ができたというからどんなやつかと思ってきただけなので、期待はしてませんでしたが」

 

 「そうだな。しかし、クエストなどで一緒になったときはよろしく頼むぞ、八幡」

 

 そう言いながらダクネスはすっ、と手を出してくる

 ゆんゆんの独白さりげなくスルーされてるし・・・

 

 ん?なんかこの手ぬるぬるしてるような

 

 「あー八幡握手するのはやめとけ。その変態クルセイダーさっきまでスライムで人には言えない激しい遊びをしてたから」

 

 「か、カズマっ!初対面の人になんてことを・・・これでは私が変態であるという目で見られ、しまいには・・・///(以下略」

 

 「お、おう・・・、カズマの言うとおりにしとくわ・・・」

 

 なんかあの人息が荒い

 このパーティやべぇな、ほんとに入んなくてよかったわ

 

 

 

 その後、しばらく話をした

 近くに知り合いのリッチーの店があるだとか、アクアがいなければもっといい形で出会えてパーティを組めたんじゃないかだとか・・・いやごめんだが

 

 そのうちカズマたちが帰り支度をし始め・・・

 

 「それじゃあな。俺たちなら最近家を手に入れたから、用があってもなくても暇なら遊びに来てくれ。町外れの大きい屋敷だからすぐわかると思うぜ」

 

 「そうか、行けたら行く」

 

 「それ行かないやつなんじゃ・・・」

 

 「まぁ気が向いたらでいいよ。今日は俺たちが失礼しちゃったんだしな。それじゃ!」

 

 ぞろぞろと帰っていくカズマのパーティー

 どうせなら今夜の宿屋代も払ってもらえばよかったか

 

 「あの、それじゃ私たちも・・・」

 

 「ん?あぁ、そうだなここで解散するか。情報いろいろありがとうな。おかげで変なパーティに入らずにすんだ」

 

 「え?」

 

 「え?」

 

 ・・・・・・・・・・え?

 

 「あ、もしかして本当にパーティに・・・あぁ、泣くなわかった、わかったから!約束だったな」

 

 「いえ・・・これで捨てられたらめぐみんにまた馬鹿にされるかなって・・・・・・」

 

 そっちかよ、俺と組めないからとかそんなわけないですよね知ってます

 

 「悪かったよ、悪いと思ってるから捨てたとか言わないでくれ。周りの目が痛い」

 

 「えへへ、ハチマンさんって呼んでいいですか?」

 

 「呼び方はなんでもかまわん、それより俺無一文なんだよ。なんか適当にクエストでもこなして今日を越えられるだけの資金を蓄えないと」

 

 「それなら私が多少なら出しますが・・・?」

 

 「いやいい。俺は養ってもらう気はあるが、施しを受ける気はない。それがパーティメンバーであってもな」

 

 「それ結局同じことなんじゃ・・・。では、わ、私も一緒のクエストをやってもよろしいのでしょうか?!」

 

 「お、おう、同じパーティなんだからいいんじゃねぇの、仲間だし。むしろそうじゃないならパーティに何の意味が・・・・」

 

 「そ、そうですよね!えへへ」

 

 なんか仲間って言葉にめっちゃジーンとしてるように見える

 友達いねえんだろうなぁ

 よくわかるぜ、俺も通った道だ

 

 「あーじゃあいくか。勝手がわからないわけじゃないが、慣れてそうだし、どのクエストをとるのかはそっちに任せる」

 

 「わかりました!じゃあ掲示板のほうに行ってきますね!」

 

 軽快な足取りでそこへむかうゆんゆん

 そういえばゆんゆんがどの程度の強さなのか知らねぇな

 それに武器とかどうしよう、魔法も覚えてねぇ・・てかどうやって魔法って覚えるんだ?

 

 そんなことを考えていると不意に後ろから声をかけられる

 

 「ハチマンさん、とりあえず武器も持ってなさそうですし簡単な魔法くらいは覚えられそうなので、それでジャイアントトードの討伐に行きましょう」

 

 「おう、じゃ、いきますか」

 

 

 こうして俺は初めてのクエストへ向かうのであった

 あれ、結局魔法てどうやって覚えるのん?

 

 

 




以上です
この場面ではカズマたちはちょっとあれなパーティですがちゃんと後々活躍します、大丈夫です
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