始祖の魔王様に青春を!   作:犬原もとき

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この作品には拡大解釈や妄想によるキャラ補正があります。
苦手な方は他の作品をオススメします_(:3」∠)_



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色々と誤字修正


割りと大事な自己PR

立ったまま話すのも何なので、僕たちは冒険者ギルドに足を運んだ。

カズマ君達が何をするにしても、冒険者カードは作っておいて損はない。

勿論そのまま、一市民としてこの街に根を下ろすのも悪い選択肢ではないと思う。

僕達は僕達で冒険者ギルドに用があったし、ちょうど良かったのだ。

「さて、取り敢えず自己紹介でもしようか」

「じゃあ早速言うわ!私は女神アクア!アクシズ教の主神アクア様よ!」

僕が言い終わるのが早いか否か。と言うところで、アクアが自己紹介を始めた。

最初から思ってたけど、胸でかいよな。

如水には負けてるけど。

「えー、ごく普通の日本人です。真っ当な常識人です。佐藤和真といいます。宜しくお願いします」

実に普通な挨拶だ。

困った時は無難な選択肢を選ぶ、日本人特有の気質とも言える。

「山姥切国広だ。元は刀だったが、主によって人の身を得た。ここでは切国と呼ばれている」

お?珍しい。

切国は初対面にはなかなか話したがらず、自己紹介は一番最後か、促されるまでしない。

つまり、訳はわからないが、切国は好印象だったと言う事だ。

「イケメンか……ちくしょう」

和真はそうでもないようだけど。

「黒田如水と申します。貴方には官兵衛と名乗った方が分かりやすいかしら?」

如水が怪しげに微笑み、自己紹介する。

和真はもう見て分かるほどに鼻の下を伸ばしきっている。

まぁ、如水は美人だしな。

あれで反応しないのはホモか魔王か朴念仁のどれかだ。或いは切国のような元人外。

「あっ、ど、どどうも…ふへへ…」

如水の色仕掛け!和真はメロメロに成っている!効果は抜群だ!

メロメロに成っている和真の注意をこっちに向けるため、一つ咳払いをする。

ハッとした和真が、隣で笑いを堪えているアクアを肘で小突いたのを確認し、姿勢を正す。

「僕の名前は真宮真緒。元魔王をやっていたよ。特典は召喚士。特技は時間操作。よろしくね」

「あっ、はい。ん?」

僕の自己紹介に疑問符を浮かべる和真。 いやー、面白い。

召喚した子にこれ言うと、皆ポカーンて顔になるから凄い楽しい。

「え?ん?もと魔王?つうか特技が時間操作?え?」

おーおー、混乱しとる。

まぁ。そりゃそうか。

ちょっと説明するか。

 

 

俺は佐藤和真。

トラクターに引かれそうになってた女の子を助けて死んだ。

そう。そうやって死んだんだ。

そういうことにしてくれ!

決してそれが勘違いだった上に死因は心臓発作で、更に変顔で死んだなんてことはない!

断じて!!

………自己暗示はこの辺にしておいて、俺は今、目の前の悲劇の主人公から、昔話を聞いたところだ。

要約すると、俺と同じくらいの時に魔王になってしまって、長い事良い国の王様として平和にやってたけど、話を聞かないバカのせいで、外国との関係が修復できないくらいになって、改善関係のために色々話した結果、自分の首を差し出したそうな。

スゲーな。俺なら出来ないわ。

バカのやったことはバカに清算させるわ。ぜってー肩代わりしねぇ。俺関係ないもん。

でも、これも個人間だから言えることなんだろうな。

規模が大きくなったらそんなかとも言えないんだろう。

やっぱ王様というか、人の集まりのトップに立つ人は違うんだな。考え方とか、思い切りの良さとか。

駄女神ことアクアの話によれば、真緒さんが亡くなった日の1週間は世界の休日となっており、すべての仕事が休みになるそうだ。

現代日本人が発狂しそうだ。主に社畜が。

因みにこの日に働いたら叛逆の意思があるとみなされ、その会社の経営陣は社会的に殺されるらしい。過激すぎる。

まぁ、死んで異世界に来てる俺達には関係ないか。

「で、君たちはこれからどうするの?」

一通り話し終えた真緒さんが聞いてくる。

真緒さんによると、なんでも最初は、冒険者になる必要があるそうだ。

そして冒険者は、ハイリスクハイリターン。

危険度が低い仕事は儲けは少なく、危険な仕事は儲けが多い。

また、魔王討伐が冒険者の最終目標のため、そういう意味でも、冒険者なる必要がある。と言う事だ。

ならば、俺に他の選択肢はない。

「まずはアドバイス通りに冒険者登録をしようと思います。教えてくれてありがとうございました」

俺は真緒さんに深く頭を下げた。

隣の駄女神は知らん。

「うん。そうするべきだし、そうするしかないよ。で、いくらかかるか聞いてる?」

金がいるのか。危ねえ。

今の俺は無一文だ。隣の駄女神は知らん。

「こいつから何も聞いてない上にお金もないです」

俺は言いながらすかさずアクアを指差す。

ちょっとー!なんて叫んでいるが、大体はこいつのせいだ。

こちとら死んだんだぞ?

そりゃー決して人から同情されるような死に方じゃなかったし、感動じゃなくて笑いの涙を誘う物だったが、初対面から大笑いされた挙句、真剣に悩んでる最中に罵倒されて頭にこない奴なんているか?

……うん。居たわ。と言うか多分いるわ。目の前に。

切国さんからはなんというかこう…詐欺とかに騙されそうな雰囲気を感じる。

今でも財布の中を確認して、俺達にお金を貸そうかどうか真剣に悩んでいらっしゃる。

ごめんなさい切国さん。全部この駄女神のせいなんです。

だから真緒さんに耳打ちまでしてお金貸そうとしないでください! 

死ぬ!あなたの良心で俺の心が!!

こら!そこの駄女神!!目を輝かせるんじゃねぇ!!世話になる気があるならせめて頭を下げろ!

 




佐藤和真
原作 この素晴らしい世界に祝福を!
ご存知このすばの主人公。
カスマ、ゲスマ、クズマの三拍子が揃ったこのすば界のリーサルウェポン。
自慢のスティールで、女の下着は剥ぎ取るし、男の得物は奪い取るし、人外の弱点は強制奪取。
おっと心は硝子だぞ?だから攻めるなよ?攻めないでね。お願いします。
この世界で優しくしてくれた真緒一行には恩を感じているし、尊敬している。
駄女神?知らん。

アクア
原作 この素晴らしい世界に祝福を!
駄女神。
それしか言いようのないくらい駄女神。
見た目は良い。女神だからね。
おっぱいもでかい。女神だからね。
お尻もきれい。女神だからね。
でも頭と性格がポンコツ。
メリットすべてを帳消しにするほどのポンコツ。
アクシズ教が凄い。凄い刹那的な生き方をする。
そして流石主神様。日々の好きのためなら借金も平気。その後泣くけど。
公式が「アクア?履いてないんじゃないんですかね?」とうっかり言っちゃったせいで履いてない(疑惑)が履いてない(確信)になってしまった。
この世界のアクアは安心してください。履いてますよ!
ただし、バカ(アクア)には見えない下着なので、アクア(バカ)には見えない。
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