苦手な方は別の作品をオススメします_(:3」∠)_
評価をしてくださったお二人様。
誠にありがとうございます。
サブタイトルをちょっと変更
やぁ、俺の名前は佐藤和真。
いや、この世界に合わせて言うならサトウ・カズマだ。
俺は今、とても広い平原にいる。
現代日本では、観光地になりそうなほど広い。
のどかな風景ってこういう事を言うんだろうなー。
よーし!僕寝っ転がっちゃうぞー。
「なんて出来るかーーーー!!!」
死ぬ!死んじゃう!そんなことしてたら蛙に飲まれて死ぬ!!
只でさえ全力疾走二度目なんだから体力がNEEEEEE!!!
「あっはははは!!あひゃ!あはは!げほっ!ごほっ!!」
咳き込むほど笑ってんじゃねえぞこの駄女神!!
くそっ!何が初心者向けのクエストだよ!
装備が整ってりゃあ楽勝だよな!
5匹とか余裕なんで10匹くらい狩ってやりますよ?
なんなら俺一人でも余裕?
寝てることが多いけど大丈夫?
誰だ!そんなこと言ったやつは!?
「俺だよ!!」
ちっくしょおおおおおぉぉぉ!!!!
山姥切国広だ。
主に言われて、主が召喚した獅子王やとりという真剣少女と、カズマ達のクエストの手伝いをしている。
まぁ、やとりはここに着くなり『いいお天気ですね~』と言って、持っていた枕をその辺に置き、アイマスクを装着したあと横になったから、実質的に手伝えるのは俺一人だ。
だが、カズマはクエストが始まる際にこう言っていた。
一つ目は初心者向けのクエストなら楽勝ですね。
二つ目は5匹とか余裕なんで10匹位狩っちゃいましょう。
三つ目はなんなら俺一人でやりますよ。
俺としては初めてだからこそ、複数での動きに慣れるべきだと思ったのだが、やたらと自信有りげなカズマを見て、任せてみた。
結果としては、案の定ジャイアントトードに追いかけられている。ちなみにアレはまだ一匹目だ。
ジャイアントトードは、確かに動きは鈍いし、食事が目的だから、丸呑みしかしてこない。
だが、見上げる程の巨体というのは視覚的に威圧感を与え、思考を鈍らせる。
あいつらの大きさを簡単に説明すると、電柱だ。と、主は以前言っていた。
俺の記憶にある電柱も、確かにあのジャイアントトード位大きかった。
加えて横幅は長屋一棟程はあるように思える。
その巨体が跳ねながら迫ってくるわけだ。
俺も最初は驚き戸惑った事をよく覚えている。
戦闘に慣れていると思っていた俺ですらそうだった。
では慣れていないカズマが対峙すればどうなるか。
当然ながら逃げる。いや、逃げるだけセンスがあると思う。
普通は動くことすらできなくなる。
しかも結構な距離を一定間隔を空けて走っている。
良い足腰をしている。正直ちょっと羨ましい。
………そんな事を考えている場合ではない。カズマを助けなくては。
アクアとかいう女はさっきから変な事ばかり要求している。
敬えだとか、崇めろだとか。
そんなのは自分の行動次第でいくらでも着いてくるものだ。
強要するものではないと俺は思う。
やとりはやとりで起きる気配がない。
器用に鼻提灯まで出している。
………凄いな。初めて見たぞ。鼻提灯。
俺は腰に下げている俺……山姥切国広に手をかけ、抜刀する。
カズマを追いかけるジャイアントトードが俺の進路の延長上に差し掛かる。
それを確認する前に、俺は駆け抜ける。
近くの景色を置き去りにし、目の前に迫る巨体に刃を振るう。
狙う場所は人間で言うところの頸動脈。
刃と肉が触れ合う。
ゾグリとした感触を感じる前に、一気に体重をのせ、引き斬る。
ジャイアントトードは痛みを感じる前に絶命した。
俺は刃に付いた血糊を払い、ベルトポーチから布を取り出し、拭う。
そしてカズマの方を向いた。
今回は簡潔テキトーなキャラ紹介はありません_(:3」∠)_