ハイスクールD×D~ボンゴレの息子が悪魔に!?~ 作:村雨刹那
「ミラを倒したからって調子に乗り過ぎたみたいだな!身の程をわきまえないからこうなるんだ!ふはははははははははは」
ライザーはツナトが立っていた場所を見ながら笑っていた。
そのライザーの姿をリアスたちは可笑しな目で見ている。
「ライザーは何を言ってるのかしら?」
「そうですわね」
「バカにしたとか言ってましたよ?」
「……意味不明です」
上からリアス、朱乃、木場、小猫の順である。
ライザーの行動にライザーの眷属たちも驚いている。
それもそうだろう。いきなり壁に向かって炎を繰り出し高笑いをしているのだから。
「あはは……(やばい、かなり嵌ってるよ)」
高笑いをしている姿を見て困っているツナト(・・・)がそこにいた。
「沢田様、いい加減ライザー様にかけている幻覚を解いてください」
「あ、やっぱりわかります?」
「はい。ライザ―様を幻覚に掛けたことは素晴らしいですがこれでは他の方々にまで迷惑がかかります」
「解きたいのは山々なんですが………どうやって解いたらいいんでしょうか?」
「……」
(グレイフィアさんが冷めた目でこっちを見てる……)
ツナトが無事だったのは霧の炎を使いライザーを幻覚に嵌めたからだった。
ミラを気絶させた後、ライザーが怒るだろうなとおもい、
幻覚を見せたのだがおもしろいようにライザーは嵌っていた。
「ま、まぁ、時間がたてば幻覚が解かれると思いますよ」
「……分かりました。では、リアスお嬢さま」
グレイフィアは納得してないようだったが、時間がたてば戻ると言うツナトの言葉を信じリアスに顔を向ける。
「何かしら、グレイフィア」
「ライザー様があのような状態なので今すぐに『レーティングゲーム』を行うことができません。なので十日後に『レーティングゲーム』を行います。構いませんか?」
「私は別にかまわないわ」
「ではそのように両家に伝えておきます」
「俺はこれで失礼するよ愛しのリアス」
グレイフィアが喋り終えたと同時にライザーが魔法陣を形成し光を放つ。
「それからリアス、キミの『兵士』は弱いな」
「……」
「……」
「俺が手加減しているのに避けることができないんだからな」
「……」
「……」
「ふはははははははは」
そう言ってライザ―は魔法陣の光の中に消えて言った。
「ねぇ部長」
「なにかしらツナト」
「やりすぎましたかね?」
「別に良いんじゃないかしら」
「いくらなんでも壁に向かって喋るのはどうなんでしょう」
「おもしろいものが見れたと思えばいいんじゃない」
ライザーはリアスの顔を見ず壁に向かって喋る姿はとてもシュールなものである。