人形、ヒト、機械   作:屍原

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あなたはなに(人形)
あなたはなに(ヒト)
あなたはなに(機械)

その核心(ココロ)は、なに?



人形と機械は、その疑問に振り回される。


人形と人類と機械

- ポッド042は稼動する(思う)

 

 植物に侵食されたコンクリート(建物)が囲み、鉄塔が聳え立つ草原に似た空間で、黒髪の少女は佇んでいた。柔らかな風に撫でられ、黒い髪は波紋を描き、宙を舞う。日の光を当て、キラキラと光る黒曜石のような(黒い)瞳は、遠い昔に建造された大きな建物(商業施設跡)を見つめる。瞬きをする度に、目蓋と連動した睫毛は軌道を描く。そっと腕を上げ、眩しい光を遮断するかのように、額の付近にかざす。

 

 カシャリと、不明(シャッター)の音が彼女の隣から響いた。視線を逸らし、うしろでふよふよと浮かんでるポッドに振り返る。

 

「記録:今後における人類の研究」

「盗撮、だめだよ?でもヨニなら、仕方ないね」

 

 困ったように眉を落し、苦笑いを浮かべる。しかしそれも数秒のみ維持され、すぐに普通の微笑みに切り替えられた。そこでまた、カシャリ、と音が鳴り出す。反省などまったくしてないポッドは、また撮影してしまった。加えて、ポッドは「報告:許可は得ている」とまで言い出す。

 

「ヨニは、写真撮るの、好き?」

 

 ため息を吐き、やれやれという風に、彼女は自分と一定の距離を置いてるポッドに近付く。己の手を組み、背後でぶら下げながら、問いを投げる。頭を傾げる動きと、運ばれた風に合わせるように、髪はゆらりとなびかれる。その光景はまるで、古い絵画に閉じ込められた対象物のようで、高い演算能力を有してるポッドさえ、即時の反応などできなかった。

 

 僅かに染めた頬、緩く上げられた口角、いかにもリラックスしてると示すかのように緩められた眉と、ほんの少しのみ細められた目。周囲の環境と合わさり、ポッドの前に立つ彼女は、女神にさえ見えるほど、美しかった。

 

 突如、視界に『エラー』というワードが飛び出し、ポッドは瞬時に問題となった部分を検索し、削除しようとシステムを働かせるが……代わりに、己のデータベースの奥に隠した。これは、エラーではない、ウィルスなどでもない。今まで無視し続け、考えることもしなかった存在(モノ)誰も(アンドロイドとポッド)が一度は恋焦がれ、望まれない(許可されない)存在。

 

「肯定:すべてのものは一瞬で消え去る、収めることで初めて、実在(明確)記録(記憶)となる」

 

 どうか、消えないで、消さないで。残って、残して。深く、奥深くまで。システムに抗ったポッドは、強く願う。

 

「それじゃ、ヨニは立派な写真家かぁ…素敵な写真、一杯撮ってね?」

 

 後ろに組んでいた手を解き、ポッドへ向かって伸ばし、頭部であろうところに置き、機体に優しく触れる。至近距離の、アカネの悪戯っ子のような笑顔を目にして、またもや『カシャリ』と音を発した。今回は、ため息も、抗議も、機嫌を損ねる彼女の声もない。返されたのは、やはり、彼女の笑み。

 

 この時が、終わらなければいい。システムに違反した機能(感情)は、僅かのみ、動きを見せた。

 

 

 

- 初めての出会い(デジャヴ)

 

「ごきげんよう、久しぶりの新鮮な空気のお味は、如何だったかな?」

 

 優雅とした、見知らぬ声が、耳に届く。後ろから聞こえた、人の声らしき音に反応し、振り返ると、彼女はいつの間にか近くまで接近してきた成人男性と、目が合ってしまった。銀色の長髪、印象に残る、血のような赤い瞳、知的なメガネに、白いシャツと黒いズボン。少々独特な結び方をしてる黒いネクタイに目を奪われるも、アカネの目はじっと、音もなく現れた男を見つめる。

 

 銀髪の彼は、奇妙なデザインが施された手袋をはめた右手を上げ、自分の胸の前に当てる。ペコリと、体を少し前へ傾け、笑みを浮かべながら目を細め、彼女の方に視線を定める。

 

「初めまして、私はアダム…君の、名前を伺っても?」

 

 貴族の礼儀を身につけたかのような、そんな風貌を持った男だった。親切に、名前を教えてくれた彼に返事を返そうと、口を開きかけたが、言葉を出すよりも前に、ポッド042に阻止されてしまった。素早く彼女の前に浮かび、男との間に壁を作るように、アカネを庇う。

 

「警告:特別個体アダム、機械生命体の中でもっとも危険な存在。推奨:速やかに退避を」

「機械、生命体…?」

 

 ポッドの後ろで疑問に思うように頭を傾げ、自分に訪れるかもしれない危機に、まったく気づいていない様子を見せた。純粋で、危険を知らぬ無垢な人間。知らない単語に反応する仕草は、本当になにも知らない、好奇心で満たされた子供のようだった。彼女はまだ知らない、目の前に立つ男と、彼女を庇ってるポッドが、対立してる立場にあることを。

 

 その男こそ、地球を占拠し、人類を滅ぼしかねなかった()(しもべ)だと、アカネは知らない。

 

 一触即発の雰囲気に包まれたこの場で、最初に動きを見せたのは、やはり、アカネだった。彼女はポッド042を落ち着かせるように、小さな腕部に触れ、いつもの微笑みを浮かべる。アダムと自称した男は、姿勢を維持したまま、彼女の笑みに惹かれたようにじっと、睨むように見つめる。

 

「大丈夫。私は、大丈夫だから…ね?ヨニ」

 

 静かに、落ち着いた声が発せられる。だけど、不思議な響きも混ぜ合わされたかのように、従い(囚われ)たくなる魔力が込められていた。彼女の声は柔らかく、聞く者に安心感を与える。短い間だったとはいえ、行動を共にしてきたアンドロイドとポッドたち(彼ら)が、何度も感じていたのだ。危機と対面してる今でも、彼女のマジック()はとても効果的だ。2Bと9Sの命令さえも覆し、彼女の指令(お願い)と、己の『名』を呼ばれた感情(ヨロコビ)に従い、警戒態勢を解除する。後ろに下がる前に、彼女の手をそっと握り、不安を解す(ほぐす)ような動作をした。

 

 当のポッド042も、己が取った行動の意味を理解していない。ただ、こうでもしなければ、システム()が、狂いそうになる。

 

 一連の会話、動き、流れるような触れ合いを、すべて目蓋の裏に収め、その場で待たされていたアダムは片方の口角を、さらに吊りあげる。彼の目に映る人類は、真っ白な紙、純白のキャンパスだ。色で汚されるのを待ってる、まだ何も描かれてない空白の『絵画』そのものだ。ああ、面白い、興味深い!これが、これこそが!我ら機械生命体が追い求めた、人類!

 

 抑えきれない奔流(感情の高まり)が、アダムの体内で駆け巡る。地球の唯一の生き残り、唯一の人類を前にして。

 

「初めまして。私はアカネ、霧雨アカネ。よろしくね、アダムさん」

 

 微笑みを保ち、男に歩み寄った彼女は右手を上げて、握手を求める。小さくて白い肌の手を見つめ、アダムは姿勢を整え、己の右手を差し出し、彼女の手に触れる。手袋越しに感じたのは、生ぬるい温度(体温)、柔らかな肉の感触に、彼女の体内に流れる血の動き。顔にはなんの感情も出してないが、初めて触れる人類に、人類の構造を間近で感じてる事に、ヨロコビを覚えてるのだ。アダムの口元が、知らずに歪んでいく。

 

 双方の自己紹介も終わり、お互いの手を引き、予め考えた話題を繰り広げようとしたアダムは、口を開く。だが、アカネの動きによって阻止される。なぜなら、彼女は、両手を広げて、じっとアダムの瞳を見つめながら、微笑みを浮かべてるのだ。

 

「……なにを、している?」

 

 困惑。今のアダムが感じてるのは紛れもなく、果てしない困惑だ。無垢で、純真な人類とは、頭では分かりきってる。人類のために働いてるアンドロイドならまだしも、敵である機械生命体、ましてや現在の総大将、ボスに等しい者に、ハグを求めはしないだろう?調子を狂わされた彼は、メガネの位置を調整しながら断る言葉を口に、目の前の人類について考える。

 

 聞く耳を持たない、とでも示すかのように、控えめに拒絶したアダムに、彼女はさらに近付く。一歩、また一歩と。恐れを知らない人類を前にして、いつも冷静沈着であろうアダムは、うろたえたように、一歩だけ下がる。苦手意識を持ち始めた彼は、ますます彼女が分からなくなった。他者を魅了する人類、それが彼女を連想させるワードだと、アダムの頭の中で結びついた方程式(印象)だ。誰に対しても積極的だとは、到底思わなかった。

 

 自分よりも高いアダムの目の前まで近づき、自分の腕を彼の体に回し、背中を優しく撫でる。この時、アダムの両手は行き場を無くしたように、中途半端に上げられてる。暖かい体温、服越しに感じる柔らかい体、自分にかかる彼女の息。体感情報を受けただけで、正確な判断もつけられないまま、彼は、己に抱きついてるアカネの体に、己の腕を回す。

 

 暖かくて、気持ちいい……これが、人間(ヒト)か?

 

 (イヴ)とも違う、機械生命体とも違う、感じれるすべてが違っていた。解明できない魅力、言葉では言い表せない安心感、体の奥に生じる、未知なる感情。これは、なんだ?

 

 知りたい、知りたい、知りたい、知りたい、シリタイ。彼女に隠された秘密(すべて)が、知りたい。このまま、無防備な彼女を、攫っていこうか?

 

「だめだよ?」

 

 発せられた彼女の声に、心臓(コア)が縮み上がった感覚に襲われる。口に、出していないはずの思考を、なぜ彼女は分かったのだ?ますます謎を増やす彼女に、またもや興味が湧いてしまう。未だ自分の腕の中に閉じ込められてる彼女は、頭を動かし、アダムを見上げる。黒曜石の瞳が、眩い血色(ちいろ)を反射する。

 

「2Bさんと9Sさんも、もうすぐこっちにくるから。また会った時に、お話しよ?」

 

 気付いた時には、すでに頷き、彼女を降ろしていた。この場で、アンドロイドと戦闘を繰り広げるのも気が引けるので、大人しく姿を消す事を決めたのだった。離れる際に、彼女から「バイバイ、またどこかで会おうね」と言われたのは、予想外過ぎた。

 

 

 

「……これが、私が追い求めた人間、か?」

 

 胸のざわつきが収まらない特別個体(アダム)は、遠くにいる彼女をじっと凝視した。

 

 

 

- 甘えて、甘えさせて

 

「疑問:なぜ機械生命体と接触した」

「優しそうな人だったから、少しくらい話してもいいかなって思って」

 

 もうすぐ到着するであろう2Bと9Sを待ってる、僅かな時間を有効利用し、アダムとの接触を阻止しようと試みたポッド042は、ずっと抱えていた疑問を彼女に投げる。少々困ったように目を瞑り、考える素振りを見せたアカネは、結論を発表する。誰に対しても平等に接したい、とでも言ってるような返答に、普段しない『頭を抱える』という動作を実行したポッド042であった。

 

 アカネ、もしかしてあなたには危機感というものがないのか?堪らず心配になってしまうポッドは、ため息を漏らしたくなった。

 

 初めての接触を経てから、彼女の優しすぎる(無防備な)性格、言動には気づいていたのだが、まさか敵にも変わらない態度を取るとは、予想の範囲を越えていた。もしも、あのアダムがその場で彼女を研究(解剖)し、調べ始めたら……それこそ、自分らにとって最大の損失であり、身も心も持たなくなる結果(悲劇)に繋がる。たとえ心など存在しえるはずがない、機械だとしても。

 

 生きたまま殺され、肉体を素手()で引き裂かれ、血肉が朦朧とし、虚ろな瞳と向き合う場面になったとしたら…想像もしたくない光景が、演算される(頭をよぎる)。彼女が無事で、本当に、本当に良かったと、実感する。

 

「…心配かけてごめんなさい、ヨニ」

 

 アカネのほうに振り向くと、酷く悲しそうな表情を浮かべる彼女が視界に入った。不安そうに指を弄る彼女は、申し訳ない雰囲気を漂わせて、俯いたまま、上目遣いでポッド042を見上げる。初めて見せる顔に、ポッドは、慌ててしまう。表に出すにもいかず、ただ彼女の近くまで浮いていく。

 

「謝罪は不要。アカネが無事なら、問題ない」

 

 珍しく素直な態度を取ったが、実はポッド自身も驚きを隠せない。(2Bと9S)に対しても、それほど率直な態度を取ったことがなく、むしろ、少々冷ややかな態度を取ってしまうのが癖だ。だけど、悲しむ彼女を前にすると、癖も、システムも、プライドも、なにもかも構わなくなってしまう。原因は、分からない。辿りつく回答だとすれば、彼女が、唯一無二の人間だから。

 

 再び笑顔を咲いてくれたアカネをカメラに収めたら、遠くから素早い足音が響いてきた。聞き覚えのある、規則正しいリズム。間違いなく、長い時を共にした持ち主たちのものだ。ぐるりと振り返るポッド042を見て、彼女も釣られてそちらに目を向く。するとなぜかポッドは彼女の背後に回りこみ、二つの腕部に加え、機体の中に収めたもう二つの腕部で彼女の背中に当てた。パチパチと目を瞬かせるアカネに、嫌な予感をさせる言葉が届く。

 

緩衝(かんしょう)システム起動、衝撃に備えよ」

 

 背中からしっかりと粘着された感触が伝わった直後、聞き覚えのある少年の大声が鳴り響く。

 

 

 

「アカネさーんッ!!!」

「あ、9Sさっ…」

 

 走ってきた9Sはなにもかも構わず、彼女の懐に吸引されたかのように、抱きついた。彼女の両脇の下に腕を差し入れ、背中に回す。僅かに体が傾け、ぎゅっと抱きしめられた彼女は驚いたが、それでも9Sの動きに応じて、腕を回す。首辺りに顔を埋める彼の頭を撫で、ずっと自分を心配したであろう彼を慰める。あとから到着した2Bはこの光景を見て、唇を噛み締める姿を晒した。

 

 体の奥に潜む、静かな炎が燃え盛ってるような感覚(怒りと嫉妬)を覚えた。私にも、そうしてくれないの?

 

 刺さるような視線を感じ、腕の中にいる9Sの頭を撫でながら、突っ立ってる2Bに目を向けた。2Bの顔を見て、いつも(初対面)の笑みを浮かべて、ゆっくりと唇を動かす。

 

「おいで、2B」

「っ…!」

 

 ドキッと、(ブラックボックス)が鼓動を刻んだ。彼女が、呼んでくれた。醜い(感情)に包まれそうになった自分を、彼女は、優しく呼んでくれた。美しいメロディーを奏でるような声で、敬称なしで(直接)呼んでくれた。

 

 胸の高鳴りが収まらない、眉が寄せてしまう、涙が流れそうになる。ああ、あなたはなんて、優しい。こんな、こんな私にも…あなたは、呼んでくれるの?

 

 ふらり、ふらりとおぼつかない足取りで、彼女の側まで寄っていく。見計らったように、そっと離れていく9Sは満足したかのように、背後に手を組み合わせる。満面の笑顔で。ようやく近寄ってきた2Bを抱きしめ、あやすように「よしよし」と声をかける。大きな子供みたいに、彼女に縋りつき、離れたくないというように、ぎゅっと抱きしめる。

 

「アカネ…」

 

 小さく、彼女の名前を呟く。寂しそうに、甘えるように囁かれた声を耳にし、自分よりも少し高い2Bのうなじに手を入れ、さらさらとした髪に触れ、頭をなでる。ずっと抱きついたまま、離れようともしない2Bを抱きしめ、アカネはずっと「大丈夫、大丈夫だよ」と自分を抱きしめてる彼女を慰める。横で見ている9Sも、長時間抱き合ってる二人を見て、少しだけ、羨ましそうな目付きをしていた。

 

 こんなに積極的な2Bは珍しくて見ていたいけど…愛称はともかく、僕もアカネさんに直接名前で呼んでほしいな。

 

「…!9S、おいで!」

 

 知らぬ間に唇を尖らせた9Sを目の当たりにしたアカネは、彼の考えてる事に気づいたのか、さっそく名前で呼び、自分の元へおいでと誘う(いざなう)。そこで、ぼーっと数秒間静止した9Sは、パァーと咲き誇った笑顔で、2Bと彼女をまとめて抱きついていった。

 

 穏やかな光景を、二つのポッド(042と153)は静かにカメラを回し、己の主と、優しすぎる彼女(慈母)を記録に収めた。この映像が、ポッドたちの独断で、のちに司令官の元へ送られることを、アンドロイド(2Bと9S)は、知る由もなかった。

 

 

 

 

 

おまけ

- 司令官の動揺

 

 先刻、地球の調査を行っていた2Bと9Sのポッドたちからある映像が届けられた。付録してあるメッセージには『単独での確認を推薦』という文字が記されていた。丁度休憩しようと思ったので、これを機に、自室でチェックしてもいいだろう。

 

 数分後、私は、単独で確認しなければならない理由を知った。映し出された映像には、普段見かけることなく、見ることが不可能に近い、ありえない(甘える)姿をした2Bと9Sだ。人類(アカネ)と何らかの会話を経て、二人は人類に抱き付き、まるでヒトのよう(感情的)になっていた。あれでは、我々ヨルハ部隊の規則を、破ってると同然。そうなのだが……なぜだろうか、私の中で、何かが湧き上がってくるのだ。

 

「…アカ、ネ…?」

 

 人間がよく使う名称、人間によく使われてる名前。なのに、懐かしい響きだ。遠い昔に、何度も呼んでいた名、(記憶領域)の奥深くに潜んだ名。試しに、システムの中に、潜入する。

 

『アクセス不能、セキュリティ解除を要求』

『アクセス不能、セキュリティ解除を要求』

『アクセス不能、セキュリティ解除を要求』

『アクセス不能、セキュリティ解除………』

『アクセス不能、セキュリ………』

『アクセス不能………』

 

『アクセス不能、当領域の一時的閉鎖を確認』

 

「……一体、なんなのだ」

 

 何度もアクセスを試みても、最高位の権限を持ってるはずの私でも、セキュリティを解除できなかった。厳重なロックがかけられたデータ(記憶)は、なにか、重要な事項が含まれてるに違いない。私たち(ヨルハ部隊)にまつわる、大事な事が、秘められてる予感がする。なのに、解明できない。

 

 止まった映像に映る人類の顔を見つめ、なにかを思い出すきっかけを与えてくれた彼女を、見つめる。

 

「あなたは一体、何者だ…?」

 

 自室のモニターを見つめる彼女(司令官)は、人知れずに呟く。




欲しがっていたモノ(感情)は近付いてくる、欲しがっていたモノ(真実)は朦朧となっていく。
教えて欲しい、あなたはなに?

フラグ?伏線みたいなものを残してみたけど、なにがなんだかまったく掴みどころありません。(しらを切る)
それとなんだかおかしなテンションで書いていたので、支離滅裂な文章になってるかもしれません…
でも後悔はしておりません…(問題発言)

疑問:イヴはどこへ?
返答:実はアダムの指示で遠くから見ていた、うっかり人類を殺してしまいそうなので…ね?



虜にされた者、統計:アンドロイド3名(2B、9S、司令官)ポッド2名(ポッド042、ポッド153)
虜の予兆、統計:機械生命体1名(アダム)
不明:機械生命体1名(イヴ)
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