死にたがり少年と幻想郷   作:そーだぜりー

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第一章 第八話 殺し合いと崩れゆく意識の中で

腰から刀を素早く抜き、構える。

飛び付いて殺してやりたいという衝動に駆られるも、今飛びついたら相手の思う壺だ。

 

「賢いね。流石僕が育てた子供だ。でもね、君は1つ見落としてるんだ」

 

あいつが手を開いてこちらに向ける。

何かを察知した僕は、ちゃぶ台にあった湯呑みをあいつの方に投げる。

すると、今さっき投げた湯呑みがグニャぁ、と音を立てて歪んだ。

それを見て僕は急いで縁側に出て、あいつの方へ真っ直ぐではなく囲むように走る。

 

「うん正解だ。俺にも能力が出来て、静止している物を歪める能力なんだけど、これがどうも使いにくいだよねぇ」

 

あいつは僕を小馬鹿にするように話す。しかし、心を一つの物事に集中すればなんとか平常心で対処できる。

しかし、これが裏目に出た。

 

「さぁ、問題だ。今から僕は何をする?制限時間は5秒」

 

僕はその間何もしないと考え、走りながら首に刃を当てる。

 

「4」

 

そして引き抜く。

 

「3」

 

意識が途絶える。

 

「2。…飽きたからいいや。正解は…」

 

バチンと頭の中で音が鳴りひびく。

意識が覚醒した時見えた景色は…

 

 

「5回殴り飛ばす。でした」

「早っ!!」

 

あいつが一瞬にして側まで移動して、俺を地面に殴り飛びした。

 

「ァァっっ!!」

「あと4回~」

 

地面に小さなクレーターが出来たが、そんなのお構い無しに殴られ弾んで中に浮いている僕の身体をかなりの勢いで殴る。

吹き飛んだ僕は木々を倒しながら静止する。

殴られた時、確かに骨や内蔵が破壊された、しかし僕の能力は再生力も上昇するようだ。

僕は手元に刀が無いことに気づき舌打ちする。

 

「舌打ちする余裕があるんだァ」

「早すぎだろうがァ!!」

 

多分、あいつの能力は対象はものだけじゃない、自分のステータスとかも歪めることご出来るのだろう。

能力の性能が段違いすぎる。

内心焦りながらあいつの攻撃を冷静に避ける。

 

「とっておきだ」

 

そんな言葉を吐き出しながらあいつは上着のポケットに手を突っ込みながら後ろへ飛ぶ。

そして、あいつが投げたものは……

 

「手榴弾かよ!!」

 

そしてそれが爆発すると、中から鉄の破片のようなものが飛び出し僕の体へ降りかかる。

しかし、あいつの狙いはそこでは無い。

鉄の破片が振り終わったそのとき、

 

「ほらぁー防いでいても仕方ないよぉー」

 

いつの間にかあいつは横に立っていた。

が、そんな事はもう予測済みだった。

 

「そこだァ!!」

 

俺は腰を低くし、俺の顔面に当たるはずだったパンチを躱しながらあいつの腹に綺麗な正拳突きを突き刺した。

 

「ぅぁッッ!!」

「吹き飛べェェ!!」

 

それを身体を前に一歩踏み出しながら腰に力を入れて、ぶん殴り飛ばす。

能力の力をフルに込めた攻撃だ。あいつはミサイルのように大空の方向に飛ばされた。

 

「はぁ、はぁ、はぁくぅッ!!」

 

まだ、能力を発動して10分程度なのに能力が切れた感覚がした。僕は膝から崩れ落ちた、身体に力が入らなくなる、意識が遠のいていく感覚。

しかし、僕は遠のいていく意識で最後に見たものに驚いた。

それを見て僕は、動け、動いてくれ、と俺の身体に指示を送る。

が、そんな事を無視して俺の意識は遠のいてく。

お願いだ。動いてくれ。

僕はもう人が死ぬところを見たくないんだ。

もう無力な俺は嫌なんだ。

だから、だから動いてくれ。

霊夢…を助けた…いんだ。

嫌…だ。目の…前…霊…む…しぬなん…て。

おね…が…だ。

動い…くれ。

 

 

ーじゃあ、少しだけ手を貸してあげる。ーーー




こんちはー、どうも何かと家の猫とじゃれ合い勉強することを忘れてテストの点数が心配なそーだぜりーです。
いやー、猫って可愛いっすね。

さて、今回気になる?終わり方をした死にたがり少年と幻想郷。最後に見えたーものーとは?という事については、はい、皆様の想像どうりです。
そして、久しぶりに次回思ったら後半全然出てなかったわ、と思ったキャラが出ます。(ドキドキ)
ちなみに、この第一章もうちょいで終わります。
そして、そーだぜりーのテストの点数に衝撃が!!
次回もお楽しみに!!

それでは!!

テストの点数って見るの怖いよね……
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