えーと、受験勉強のせいです。(前回の投稿日参照)
僕の中にいるはずのあいつが泣いていた。
気付いたらそんな風景を僕は見ていた。
「なにやってるんだあいつ……」
僕は自称神様を名乗る女の子が、大泣きしている子供のように泣いているこの状況にかなりの違和感を感じていた。
そこで、その女の子の所に向かうことにした。
あいつのところまで約50m、走ればすぐだ。
最初はゆっくり走り始め、そこからだんだんと加速する。
たん、たん、たん、と一定で刻み良い足音が耳を通過する。
走る、走る、走る…がたどり着かない。
そんな現象を目にするが、止まらずに逆に加速をつける。
しかし、息が切れて流石に立ち止まり、膝に手をつける。前を見るが一切距離が縮まってはいなかった。
「なんなんだよ……」
愚痴をこぼしながら地面に腰を下ろす。
いくら走っても距離は縮まらない、この現象をどうにかして打開したい。じゃないと神社にすら帰れない。
ため息をこぼしながら視線を下に下ろす。
目を閉じて考える。
不意に、今までの1週間の出来事が脳裏に浮かんだ。
幻想郷に来た時の事、妖怪の里への襲撃の事。
色々あった、そうここに来て約1週間の内で。
短かった1週間が、まるで1ヶ月のように長く感じた。
そんなことをか思考した瞬間、僕の胸の中で何かが蠢いた。それはどす黒く、俺に似た何かな気がした。
「「それでいいのか」」
「ッッ!!」
それは突然だった。
森が静かにざわめいたかのように違和感が無く、それは俺ではないなにかの声だった。
「「僕はそれでいいのか」」
それは僕が気持ち悪いものを吐き出すように続ける。
「「辛いんだよ、優しくされるのが」」
「「自分がここにいていいのか分からない」」
「…めろ」
「「救われたいとだけ願っているだけ」」
「「過去だけを見つめていていいのか」」
「ゃめろ...
「「もう疲れてんだよ、休ませてくれ」」
「「不幸な自分に酔っていたいんだよ」」
「やめろ!!」
しかし、このこ心に刺さるような言葉の嵐はやまず、逆に数を増していった。
僕は分かっていたんだ。
この不思議な白い空間は、あの少女と会う時の空間に似ているものだってことを。
少し考えれば分かることだった、いくら走っても元の位置に戻される、この不思議な声が嵐のように発せられる。
こんな現象を起こせるのはあの空間しかない。
「ということは、ドアを開けないと...うるさいなぁ」
この声に少々イラつきながら、僕はもう1度周りを冷静に見渡す、が。
「どう見てもそんなもの無いなあ..」
まだだ、考えろ、何かあるはずだ。いや、
何かある。
思いだせ、この空間から出るとき何をやった、
あいつと会話したあとドアノブを捻って出る。
これじゃあダメだ、もっと前提条件があったはずだ。
あいつは僕が出たい時なんて言っていた?
思い出せ、思い出せ、思い出せ、、、
「...見つけた」
分かったら即実行。
僕はすぐにあいつが、あの少女が言っていた「出たいと願う」ことを実行する。
1度目を瞑って心を落ち着かせる。すると、あんなにうるさかった声も途端に静まった。
ゆっくりと、ゆっくりと目を開ける。
心の中で静かに願う、ここから出たいと。
出て霊夢や魔理沙達に会いたいと。
幻視しそうな程にドアノブが目の前に見える。何故か目の前に少女は見えなかった。しかし、そんなことはいちいち気にしていられない。願うただただ願う。
幻視しているために見えているドアノブに手をかける。
手には鉄の冷たい感触があった。
そんな感触と共により強く願った。
「ここから出たいんだ、邪魔をしないでくれ」
後ろに気配を感じた。
それは僕が生きているなかで一番多く感じた者
だった。
「僕はもう後ろだけを向いていたくないんだ」
だから、
「だから、」
「 」
そう、そいつにぶつけるように叫んで、...
赤い天井。
それが僕が起きて見た最初のものだった。
嗅いだことのない甘いにおい、ふかふかなベットの感触、それだけで博麗神社ではないことを証明していた。
「何処だここ...」
ベットから起きて床に足をつける。
周りをちゃんと見渡すと、そこは赤で統一された部屋だった。
もちろんそこは見覚えのない部屋でお起きたらここで寝かされていたというお決まりのパターンだった。
「さて、どうしたものか」
この部屋から出ようにも、勝手に出てそこら辺うろちょろされるのは無作法というかなんと言うか。
とにかく、このムズ痒い状況から脱したい。
「あれ、起きてたんだ」
部屋にあった窓を眺めていると、後ろからぼーっとしていそうな声がした。
「びっくりしたよー、森を散歩してたらツグナイ君が倒れてるんだもん」
声の主を見る為にそちらへ向くと、そこには
「こんにちは、私のこと覚えてる?」
そこには、妖怪達の襲撃で居なくなったはずの少女がいた。
「え?お前、居なくなったはずじゃ...」
「うん、確かに居なくなったよ。あの時間にはね」
彼女は自分の言葉に違和感を残した。
「ここに居るのは私を助けてくれたから、お手伝いさんとして住み込みで働いているからなんだよ」
「僕と同じかよ」
「それと、まぁ..私が能力が抑えられないからかな」
能力と聞いて自分の歪な能力を思い出す。
そんな僕を気にせず、話を続ける少女は少し間を置いて、言った。
「私の能力は、『空間を司る程度の能力』なんだよ」
僕はその言葉を聞いて少女に一言言った。
「チートじゃね?」
「だよねー」
おっひさしぶりでーす、受験勉強?知らね、作者のそーだぜりーです。
いやー、かなり間が空いてしまったので書くのに手間取りました、
え?下手なのは変わらない?
ハッ!ごもっともです?!!
だけど、、、あれ?何言おうとしたんだっけ?
(ニワトリ)
ともかく!!安心して第一章が完結です。
だけど完結らしい完結じゃないのは見てのとおりです。そう、まだ続きますよツグナイ君の少年時代編は!!
今回、最後らへんに出できた少女は、序章で出オチした女の子ですね、この子の能力は設定上では物語史上一二を争うチートです。
ま、あいつの方がチートなんですけどね。
さて、今回はこれで。第二章にご期待を!!
では!!
┗( ^o^)┛ドコドコドコドコ( ^ω^ 三 ^ω^ )ヒュンヒュン 一二三⊂(⊂ ‘ω’) ウオオオオオオ!!!! (’ω’ ⊃)⊃三二一 ウオオオ。
誰か「黙れ」
すいやせん、