えぇと、ツグナイです。
現在、訳の分からない状況に陥りました。
「今日からあなた、ここの執事やってもらうから」
「...わけわかんないんですけど」
起きたら真っ赤な部屋にいて、銀髪のメイドさんについて行ったらこんなことになっていました。
アンパンマンもびっくりな状況だねうん。
「断るとどうなるんですか?」
「そうね..今日の私の晩御飯になるわね」
晩御飯って、..そう言えば人里の長のおじいさんが言ってたな、『あの真っ赤な館には極力近づくな、あそこの主は血を吸う鬼だから』って。
あぁ、なるほど
「吸血鬼か」
「ご名答。そうよ、私は紅魔館の主にして純血の吸血鬼、レミリア・スカーレットよ」
「それで、そんな御方が僕に何故執事をしろと?」
「手際が良さそうだったから」
「まぁ、家事全般は出来るけど...」
確かに僕は家事全般はできる。しかし、特別家事の消費スピードが早いわけでもなく、ただただできると言うだけだ。
そんな感じに疑問を心に押し込みながら、目の前の紫の髪の幼女吸血鬼の目を見ないようにしながら見る。
「吸血鬼の特性は知っているのね」
「色んな本で登場しますから。そんなことより執事の件ですが」
まぁ、受けなきゃ死ぬわけだし、明らかに詰んでるから選択肢は一つ。
「今日からよろしくお願いします」
「えぇ、よろしく」
僕は執事になる事になりました。
村人→紅い舘の執事
お嬢様ことレミリア・スカーレットが僕を執事として任命した後、銀髪のメイドの女性を僕のお世話係にしました。
「十六夜咲夜よ。よろしく」
「よろしくお願いします」
僕はその人にペコペコしながら、この紅魔館の構造、財政、妖精メイドのことなどを聞いて決意しました。
この十六夜咲夜という人には、あまり負荷をかけないようにしよう、と。
いやだって聞いたところ重要なものとか、本当は下の人がやることをこの銀髪メイドさんが1人でやっていることを聞いて、『この人1年に何回身体壊してんだろう』とか、『よく生きていられるなぁ』とか思っちゃったもん。
「ツグナイ君。階段のお掃除お願いしてもいいかしら?」
「はい!!喜んで!!」
「その後、パチュリー様のお手伝いをお願い」
「わかりました!!」
ということで、僕は必死に執事の仕事をこなしていました。 意外と楽しいけど身体の耐久値が充分か心配です。
2日後
「わっせわっせ、と。パチュリー様、ここでいいですか?」
「えぇ、そこに置いておいて。...ねぇ、ツグナイ君」
「はい、何でしょうか?」
大図書館の魔女、パチュリーノーレッジは真剣な顔をして僕に聞いた。
「あなた、魔法使ったことある?」
「いえ、ないですけど..」
「ということは...」
すると、パチュリー様はぶつぶつと黙り込んでしまった。
仕方がないのでパチュリー様の周りを片付けていると、いきなりパチュリー様が僕を呼んだ。
僕がパチュリー様のもとへ着いた時の、最初の言葉が、
「ツグナイ君。あなたには魔法の才があります。それは、とてつもなく」
「え?」
「レミィには許可が降りたので、今日から魔法の特訓をすることになったわ。よろしく」
「いやちょっと待ってください。いきなりすぎませんか?それに、僕は執事という仕事があります。そっちを疎かにはできません」
僕は急な通告を抗議する様に申し立てた。
しかし、パチュリー様は僕に冷たく、そして鋭く返した。
「いい?もう1度言うわよ。レミィには許可が降りたのよ。これの意味、分かるわよね?」
「ぐぅッッ!!」
お嬢様を盾に出されたら、流石に言い返せない。くそ、チートや。チーターや!!
「さて、初めは初歩的な魔法からやるわ。こぁ、2の2のしの三棚目の三段目に初歩的な魔法の本があるはずだから取ってきて」
「わかりましたー!!」
「あぁ!!僕も手伝います」
ありがとう、と感謝されながら僕は小悪魔さんの横な並んで歩いた。
あぁ、なんか嫌な予感がとてつもなくするのだが。この予感よ、外れてくれ。頼む...
こんにちは、お年玉貰う時ってタイミング考えますよね~。作者のそーだぜりーです。
今回は「もしも、ツグナイ君が紅魔館スタートだったら」と称して、序章第3、4話のツグナイ君が引き取られるところを紅魔館にしてみた、いわばifルートの回です。
しかし、基本設定は変えてないので、この物語の謎を解くことへのヒントにもなるはずです。
まあ、謎とは父親の事とか、あの序章で出オチした少女のこととか、一番最初の回ある不審なところとか...まぁ、謎を見つけるのもまた一興、頑張って探してください。見つけた際は、感想とかに載っけてください。たまにヒントを出します。
あと、今年も楽しく愉快な物語を語れたらいいなっていう目標っぽい願いを!!(新年だから)
では!!
今年もよろしくお願いします!!