死にたがり少年と幻想郷   作:そーだぜりー

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ゆる~い、たのしーい、脱線したお話です。


ぶれいくたいむ 1

「...無いなぁ、」

 

はぁ、とため息をつく午後1時。

現在僕は博麗神社の自室で鞄をあさっていた。

その鞄は、普通のスポーツバックで元々そこには外の世界での僕の私物が入っていた。ちなみに、このスポーツバックは僕が持っていたものではなく、全く知らないバックであり、僕の幻想入りは誰かの意図的なものではないかと見ていた。

まぁ、今更どうもしないが。

 

「うーん、無いなぁ。入ってたはずなんだけどなぁ」

 

そして今探しているものは、僕の大切なものであり、僕の数少ない宝物と呼んでいる命をベットしてもいいものだった。

それは、

 

「確かここに入れたはずなんだよなぁ、ノゲ○ラ」

「ナオヤは何探しているのかしら?」

 

突然、僕の自室に聞き覚えのある女性の声が響く。

それは当然霊夢なのだが、その片手には僕の宝物が握られていた。

「...霊夢?その右手に丸められて持っている328ページに及ぶライトノベルはなに?」

「あぁ、これ?なんかナオヤの部屋に置いてあったからゴキ○リを駆除する為の道具にしたんだけど..」

「使用済み?」

「いや、まだよ」

 

内心の底から安堵しながらも、表情を崩さずそのままの顔でそれの危機的状況からの救出に試みる。

 

「ねぇ、霊夢。それかえ「いたァーー!!」なにがだよ!!」

 

叫ぶ霊夢の視線の先には、黒い甲殻類の害虫がいた。

あぁ、なるほど。そーいうわけかぁ。と理解しながら僕も叫ぶ。

 

「黒い甲殻類の害虫がァ!!」

 

黒い甲殻類の害虫ごときに、ぼくの宝物を使わせるものか、と殺意に満ちた目と気迫ですぐそこにあった新聞を丸めて、加速する。

それは、一瞬で霊夢を追い越し、ゴキの走る廊下に出た。

 

「見つけたぞ!」

 

ゴキを捕捉すると、速度をもう一段階上げてゴキを、追い越す。

しかし、ゴキには大きく叩かれた跡があり、そのままゴキだけが廊下の奥地へと吹っ飛んだ。

 

「いつ叩いたのナオヤ、ってあれ?」

「いやー良かった良かった無事でよかった」

 

霊夢は右手にあったはずの得物がなく、ツグナイの両手に大事そうに収められていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ってことがあったのよ」

「へぇ、あのツグナイがか?」

 

ゴキを退治したあと、霊夢は魔理沙の家に訪れていた。そこで霊夢は今日起きた事を笑い話にして、お茶を濁していたのだが。

そこでも悲劇が起きる。

 

「なぁ霊夢今日の夜も『バゴン!!』な、なんだ!!」

 

魔理沙が霊夢に夜またただ飯を食いに行っていいか聞こうとした時、何か物が潰れ壊れる音が響いた。

魔理沙のすぐ隣にあったはずの机が、一瞬で潰れ果て、その中心には手のひらサイズの小石があった。

ちなみに、天井を貫通して侵入したので、少し大きめの穴があいたが、後々密かにツグナイが直しに行った。

そんな一連の現象を目の当たりにした2人は…

 

「……話題を変えましょう」

「…(こくこくこくこく)(激しく肯定)」

 

後に『正確無比の小石の狙撃手』という二つ名が出来上がるのは、また後のこと。

 




はいこんには、私立高校受験二つ終わって嬉しいことに二つとも合格してて嬉しすぎて、全力ガッツポーズしたキチガイ、作者のそーだぜりーです。(お久しぶり)

今回はぶれいくたいむと称して日常回を投稿してみました。受験勉強のせいで感覚を忘れてしまってかなり焦りました。
ただ、初めてツグナイくんのゆるい部分を書いたせいか、かなりニヤニヤしながら書いたのでほっぺが痛いです。(スリスリ)
ツグナイくんの頭のデキはスーパーコンピューターレベルと言っても差し支えないぐらいで、もしかしたら未来予知にも匹敵するのではないか、というぐらいです。えっ?ノゲ○ラ?知らんな。

そんなこんなでいろんなコメントをもらって感激しています。ギンシュさん、紗路さん、ありがとうございます!!お2人には感謝感激の嵐を!!

夜も深いので今日はこれで。
では!!
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