ハイスクールDxD ドS戦士ロス   作:季節夏季

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「何でタメ口何ですか?」

 前回のあらすじ。

 

「勇者さん補欠だから知らないのか」

「補欠!? 289人のさらに補欠!?」

「選んだ勇者を王の間に集めた時詰め込み過ぎて負傷者が出て75人しか旅立てなかったんですよ」

「大惨事おきてる!!」

 

 オシマイ。

 それから本編。

 

「選ばれし勇者のほとんどが王の間でリタイアって……というか選び過ぎだろ」

「千年も経って誰が子孫か分からないからそれっぽいの全員呼んだらしいですよ」

「へぇ、それっぽいのねぇ……」

「勘で」

「勘!! じゃあもしかして勇者の証に彫ってある45って数字……」

 

 曹操は首から下げている勇者の証を手に取って見てみる。

 

「勇者No.45ですね。キリのいい数字はネットオークションで高値つくらしいですよ(城で初めて知ったからな。戻ったら黒歌の勇者の証を売っちまおう。それを元手に事業を……)」

「勇者の証をお手軽入手!? ……ちくしょう。もうやる気激減だよ……」

「やる気あってもボコボコにされたじゃないですか」

「その傷はえぐらないでくれ!! 話戻すけど、第一、何で俺ばっか戦ってるんだよ! お前戦士だろ!」

「何でって────スライムってベトベトするじゃないですか」

「ベトベトするからなにぃーーー!?」

「とにかく、なんだってあなたは勇者。オレに頼ってるようじゃダメです」

「そういいながら実はお前……ただ怖いだけだったりして」

「(ピクッ)怖い?」

「だって一回も戦ってないし、実は弱くてモンスターと戦うのが怖いとか……?」

「心外ですね。分かりました戦いましょう」

「お……おう……」

 

 曹操は「こんな安い挑発に乗ってくるのか」と少し驚いた。

 そして目に入ってきた首ながスライムを親指でクイッと指差す。

 

「ちょうどあそこにモンスターがいる。あいつを────」

「クーゲルストライク!!!」

「何でおべろべー! アバラ折れたぁーーー!!」

 

 ロスは背に背負っていた改造剣の峰を己から視線が外れていた曹操にフルスイングした。

 曹操は血反吐を吐きながら錐揉み状に吹き飛び、地べたに這い蹲った。

 

「え……ウソ……こんなのはじめて……戦うって……何で俺を……」

「さみだれより来たりて黒の騎士、汝の魂と我が血と────」

「もしかして魔法唱えてトドメさそうとしてる? 何か印結んだりしてるし空気が震えて圧迫感が強くなってきてるし! ゴメンナサイもう許して下さい……」

「────フッ、どうです? オレ強いでしょ?」

「……はい、申し訳御座いませんでした。正式に謝罪致します」

「このようにオレ強いので、いざという時は助けますよ。安心して下さい」

「……よろしくお願い致します。……ちくしょう……モンスターにも仲間にもボコボコにされて……もう誰を信じたらいいんだ……」

 

 スッと何かが曹操のそばに近付いた。

 曹操は「何だ?」と振り向くが……。

 

「ぎゃーーー!!」

「(首ながスライム……! さすがに今の負傷した勇者さんにモンスター戦は無理か……仕方ない!) 勇者さん!」

「戦士ぃいい!!」

 

 曹操はロスに助けてもらう事に希望を秘めた。

 しかし、ロスの足取りは止まり……。

 ドゴッ! と、首ながスライムの頭突きが曹操にクリティカルヒットした。

 

「助けてくれんのかい!?」

「やっぱりスライムってベトベトしますし……」

「ベトベトするからなにぃーーー!?」

「仕方ないですね。次は戦ってあげますよ」

「絶対だぞ! 約束だからなぁ!」

 

『ニセパンダがあらわれた!』

 たたかう。

 にげる。

 どうでもいい。

 

「何だよそのどうでもいいって! もちろん『たたかう』だ! いくぞぉー! ────グハァ!」

 

 堪えた体に鞭打って剣を持ち立ち上がった曹操にロスは無慈悲にも背中にグーパンを食らわせた。

 

「なんでやねん!」

「すみません、隙だらけだったもので」

「隙だらけだからなにぃ! 何だよパーティの仲間にも隙を見せちゃいけないのかよ!」

 

 ぴろぴろりーん!

『ロスはレベルが上がった!』

 

「って俺でレベルアップすんなぁー!」

「あっ、ちょっといいですか勇者さん」

「なにっ!!」

「何でタメ口何ですか?」

「あ……すみません……」

 

 

 

 ある日突然、世界に穴が空いた。

 そして、そこからは数多の魔物が現れた。

 

 千年前、勇者クレアシオンが封印した魔王ルキメデスが復活した。

 

 と考えた国王は、勇者の子孫達を集め、魔王討伐に向かわせることにした。

 その人数(最終的に)75人。

 

「多いですね」

「千年も経ってると子孫が誰かなんて分っかんねぇかんねぇ」

 

 大臣の言葉に王様は軽いノリで返答する。

 

「それっぽいの集めた」

「なんか違うのも混じってませんか? (犬とか赤ん坊とかダルマとか、あと〇〇〇〇(ピー)とか)」

「魔王は体のどこかにこのような紋が刻まれているという」

 

 王は大臣が掲げた『こんなやつ』という文字と矢印と変な形のマークがかかれたプラカードを指差していう。

 

「これ以上の情報は無いがぁ、なぁんか上手くやっとくれ」

「「「「「はぁーーーい!!」」」」」

「さぁ行くのじゃ! 勇者の子孫(多分)(カッコたぶんカッコ閉じ)よ! 魔王を討った者に真の勇者の称号と莫大な富を与えようぞ!」

 

 

 

 こうして、勇者No.45曹操と王から勇者に派遣された王宮戦士の一人ロスの────ミニコントが始まった。

 

「コントちゃうわい!」

 

 うるさいなぁ……。

 めくるめく、大冒険が始まった!

 チャーラーララー! チャララー!

 

「ふぁあ、ねむ」

「合ってねぇ! 絵と音があってねぇよ!? ────てか俺戦ってんだからいい加減加勢しろよぉ!」

「え、どっちに?」

「俺に!!」

「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




色々混ぜた。
戦勇。編はギャグ多め。ハイスクールDxD編行くとギャグ減るかも。
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