ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結)   作:エーブリス

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どうも、えーぶりすです。

今回はマイキャッスル編という名の日常編です。



それではドーゾ!


マイキャッスル編1 

目が覚めると暗かったはずの自室は光に包まれていた。

 

自分が生きているうちに何度迎えた朝だろうか。

なんて少し寝ぼけた頭で考えながら寝間着から普段着へと着替える。

とはいっても、いつものパーカーと黒Tシャツにジーンズではない。

アレは昨日(とは言っても4時間ほど前)洗ってしまったのでまだ乾いていないだろうし、

何より今回の仕事の関係上、あの血が染みついた服を着ていくのも問題なので、今日はこちらで仕入れた服(ブラッドボーンの鴉羽シリーズの嘴の仮面がない様な感じ)を着ていくことにした。

 

まあこちらもかなりボロいがアレよかましだ。

昨日フェリシアに「見ていられないほど汚いから洗濯します!」

とか何とか言われながら無理矢理パーカーを剥がされた。その際彼女のドジっ子スキルが発動し、ダクソ3の逃亡騎士シリーズのマントみたいになったのも言っておこう。

 

そして今日の仕事の話だが、今日は食堂の厨房仕事だ。

ちなみに自分の料理経験は3年ほど前に捕まえた蛇を丸焼きにしたのを

おぼえてるくらいだ。それより以前の記憶はない。

 

それでも軍の皆が腹を壊すような…果ては暗黒物質めいた料理を作る気は

全くない。…多分。

 

いや絶対ない!ないったらない!作ったら300G払うわ!

 

とか思っているうちに着替え終わったのでさっさと仕事場へ向かおう。

外へ出るとそこには雲一つない晴天が広がっていた。

まあここの管理人であるリリスが天候を操作しているので当たり前っちゃ当たり前なんだが。

 

こうしていると今は失われたこの世界に来る前の記憶が蘇ってくる

ような気がする、思い出すだけ無駄な記憶だろうが。

 

周りを見渡しながら歩いていると後ろから声が聞こえた。

 

「おはようございます、マーシレスさん。」

 

「…?、ああスズカゼか。おはよう」

 

そこにいたのは白夜の忍者、スズカゼだった。

 

「どこに向かう予定なんだ?そっちは」

 

「大豆畑ですね。大豆の収穫が今日の私の仕事ですので。

 所であなたは何処に?」

 

「食堂さ。今日は俺が料理当番なんだと。今日の飯は期待しないで

 待っていてくれ。何なら衛生兵を真後ろで待機させていても構わん」

 

「ご安心ください。そんな無礼な真似をするつもりは一切ありませんので」

 

「…そうか。ならばその期待に応えねばな」

 

そんな何気ない会話をしつつ、目的地へと向かった。

 

厨房へと着いたらまずは手袋を外し、手をよく洗い、そして包丁やまな板といった用具の準備をする。そしてカウンターで待つ。

 

朝食の時間になり、人が集まってきた。とは言えまだ大勢と呼べる人数は

ココにはいないが。

今日のオーダーは「豆と肉を使った料理」だそうだ。

この組み合わせで思いつくのはスープ系くらいだが、

正直手間がかかりすぎる。それに肉入りのスープは

脂がかなり出るだろうから朝食には不向きだろう。

 

というわけで肉の脂身の少ない部分を使い、それを細かく切り、

豆と一緒に炒めた。

栄養のバランスがやや偏っている気もしないでもないが、

肉と豆でバランスを取れというのも無理な話だとおもう。

しかも豆は「畑の肉」と呼ばれる大豆。

コーヒー豆にすり替えておこうか?

 

やめておこう。MREになりかねない。アレは実用性特化とか言われているけど飯のうまさ=軍の士気と考えるとあまり実用的ではないと思う。

そもまずかったら残すヤツもいるだろうし栄養も十分に取れないだろうに。そんな報告もあったんだっけ?

 

とまあ、味に気を付けながら作ったらできた「豆と肉の炒め物」

素朴な料理だが、朝食ならばこのくらいが丁度良いのだろうか。

で、評価の話だけど、普通に良かった。

特に文句を言ってくる奴もいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

ここで変に自信をつけたのがマズかったのだろうか。

その調子に乗って2品目を作っている俺の様子が

 

 こ れ だ

 

ワン、トゥウ、スリィ!

 

 

 

「あいむしんかーとぅーとぅーt(OW起動アナウンス)これは…馬鹿な!(QB音)こんな(OB音)ことが!(グラブレ音)ぎ、逆流する!(AA音)ほわああああああああああああ!(フゲギャ命中音)」

 

この始末☆

できたのは緑色に煌く粒子の漂う緑のカレーかシチューのようなものだった。とりあえずグリーンカレーと言い張っておこう。

それと後片付けがすごい面倒だった。コジm…緑色の粒子が厨房を舞っていたわけですし。

 

ちなみに評価は「見た目の割にかなりうまいが、ナニカおかしい」

とのこと。少し汚染サレタなこりゃ。今ならAMIDAも人気者に

なれんじゃね?いや別にAMIDAがかわいくないわけではないし、

むしろベリーキュートなんだが。

何故に一般受けしないのかAMIDA。理不尽!

 

とまあ。一悶絶あったわけだが、ここでの生活には満足しているわけだし、特に文句はない。

それに俺が求めているものも手に入りそうだ。

 

こうして俺は毎日を過ごしている。いつしか「死」を手にすることを

ねがって。

 

 

 

 

後日料理当番をしたギュンターが「いいぞ、お前の感情がみえるぞ!」とかいってきた。




警告
この話には基準値を超えるコジマ粒子が含まれていました(過去形)


実際コジマ粒子を料理に入れるとおいしくなるような気がする



それではまた次回!
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