ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結)   作:エーブリス

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題名はUFERから。



進化の果てに

 

――――――――――――――

 

【シースの書類】

 

 

 

少し前に捕まえ、飼育していた生物が逃げ出した。

とても頑丈な檻を用意していたつもりだったが…どうやら何かが原因で変異して力を持ったらしい。

 

 

 

例の生物が変異した姿であろう怪物を3体捕まえた。

 

研究の結果、その場所の伝承などを具現化する形で変化するらしい。

今はこの国の地下のおかげで様々なモノが流れ着いている、もしかするとその伝承がこいつらを変化させたのかもしれない。

 

 

 

事故で某生物のうち2体が死亡、3体が逃走した。

クソ!レジスタンス共め!まだ私の邪魔をするか!

 

苛立ちでハイドラの手駒の…シェン、何とかを消し飛ばしてしまったがまあ問題ないだろう。どうせこの生物でも操れば代わりになる。

 

 

 

また新しく生物を捕獲した。

そして新しく入手した書類によると「原生デーモン」という生物らしい。

 

デーモン…イザリスのアレとはまた違うようだ。

これは面白い材料だ、あの死にぞこないと融合させてみようか…

 

 

そして新しく「細胞」というモノも手に入れた。

少しばかり保存方法に手こずり幾つか死んでしまったが必要分はあるだろう。

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やべえ…想像以上に連携が強い。

絶妙なタイミングで攻撃を邪魔してくるし、友情コンボは決めてくるし、単独侵入者のトラウマをゴリゴリと…

 

外骨格が剥がされ傷が増えていくのを確認する。

もうちっと攻勢にでないと。

 

 

 

両肩の頭部から拡散熱戦を射出して牽制、次に背中の管のような器官から浮かぶ混沌を大量に出して逃げ場を減らす。

 

 

「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」

 

全力の咆哮が合図となり、全ての浮かぶ混沌が一斉射撃を始めた。

ある意味EOの様なものだが、もう数が尋常じゃない…下手なラジエーターなら熱暴走確定だ。

 

 

 

しかし、この地獄から3人全員生還したようだ。

だが甘いな、そこのツヴァイ持ち!

 

「GAA!!」

 

アンカーショットを射出し太ももあたりに突き刺す。

そのままワイヤーを巻き戻し、引っ張られてくるのを足を大きく上げて待つ。

 

 

 

今!というタイミングでその足を振り下ろした。

 

足裏から肉を潰した感覚が脳に奔る。

まずは一人、それだけでも達成感が凄い。

 

 

間髪入れずに直剣を持った奴が後頭部に取りついた。

なるほど…脳味噌を直接破壊する気か。

 

良い判断だ、感動的だな。だが無意味だ。

 

 

まだ浮かぶ混沌が残っているのが分からなかったのか?

全く、不注意にもほどがあるぞ。

 

 

 

真後ろで炸裂音が轟き、すぐ左の高台に人型が蠢くのを横目で確認。

また飛び掛かった所を鎌で上下に真っ二つにした。

 

 

二人目。

 

 

 

 

最後の魔法使いに向けてのアンカーショットは普通に躱され、地面を反射し空の彼方に飛んで行った。

 

 

まあ狙い通りだ。

 

その間にも浮かぶ混沌で魔法使いを追い詰める。

末に壁際まで来たがそこで強力な防護壁を張られてしまった。

 

 

だがいずれ混沌の弾幕でそれも限界が来るだろう。

…と考えた時、アンカーが何かを掴んだ。

 

 

デカい、これなら確実だ。

すぐに思いっ切りワイヤーを巻き戻す。

 

 

 

少し防護壁が鬱陶しく感じたのでブレスで消耗を速めた。

だが、もうそれも無意味だ、フィニッシュは壮大に決めてやる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かがジェット機の様な轟音を響かせ落下してきた。

 

「GUUU…GAGAGAGAGAGAGA!」

 

それを聞いた瞬間に思わず笑いが漏れた。

 

 

 

 

 

先程のアンカーショットで『浮遊する大地を一つ』引きずり落としていたのだ。どうだ?最大級のギャグだろ?

 

これじゃあその防護壁も意味はあるまい。

 

 

 

 

微かに聞こえた、「マジかよ…」というつぶやき。

その後浮かんでいた大地は、俺が立つ地面に大激突した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■  ■  ■

 

俺の脚でつぶれた死体、真っ二つの死体の上半身、ほとんどグッチャグチャの死体を口内に含み、またゆっくりと帰った。

 

 

途中で傷を再生する瞬間を目にする。

しかしそれは原型をとどめず、再生を兼ねて身体が進化していた。

 

 

なるほど…傷を受ける度に進化していくのか。

 

 

 

 

 

 

途中、両腕両肩と首に疼きを感じ、いずれ痛みに代わってのたうち回ったがすぐに収まったのであまり気にしなかった。

 

 ■  ■  ■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マーシィ!おかえ…

 

ちょっと!すっごいおおきくなってる!しかもくびがみっつ!」

 

 

は?ちょっと水晶…

 

 

 

 

 

 

 

 

何コレ?なんか別モンの怪物やんけ。

さっきの合体怪獣の面影どこ行った?

 

思わず「あ、どうも」みたいなノリで左右の首に会釈をしてしまった。

他の首もそれを返してくれたのがどうも…

 

 

これ以降左の首を「一郎」右を「二郎」と呼ぶ。

 

 

「わーい!マーシィが3にん…あれ?3ひき?ま、いっか。

 

すごくおおきくなったね、へやにはいるかな?」

 

ほんとそれ。

入り口が若干大きめとは言え、これは…改築必須か?

 

 

 

 

と思ったがすんなり入れた。

でもこれ以上は屈まないと無理だ。

 

 

 

 

 

 

さて、祭壇へ捧げた「在処」も割と溜まってきた。

そろそろか?いや…どうだったか。

 




ええと、デーモンだからね?


















































































次回、Bルート最終回。


















































 ※閲覧注意






















































  ※閲覧注意
















































     ※閲覧注意

































































































戦没者

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