ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
まだ数個しか使ってませんが、取り敢えず共通点はあるんです。
リマスター…つまり無印仕様で考えるとわかり辛いですが、3仕様で考えれば分かるかと。多分。
因みに若干グレーなのがあったのは内緒。
一歩一歩足を前に出す度に、ぼふ…ぼふ…と。
灰が己の重さで押し込められて、跡がくっきりと残る。
ふわっとした軽い感覚だ、だが温もりを感じるような軽さじゃない。
この丘に埋もれた廃墟の様に、空っぽな軽さ。
ちょっと蹴り上げればそのまま空気に乗って流れてしまう。
何か、ごっそりと抜け落ちたような気分だ。
「なあ…俺は自分が良いと思った事をやってるハズなんだけどなあ…」
背後を歩くベルカに問いかける。
…そして後悔した。こんな事問われても、困るだけだろうに。
「心配ないわ、大丈夫よ…きっと」
「…そうかい」
ホント、良いヤツだよ彼女。
初めてこの世界に飛ばされてよかったと思えたよ。だけど今は…いや、何も言うまい。
それほどに
――――と、ここで決意を固めたのはいいが…このまま当てもなく進んでもカムイ達と合流できるとは限らんな。どこかに通じていると分かる道があればいいんだが…
とか思ってたら、だよ。
…いや、割と確実なのは嬉しいんだ。それはそれでいい。
でも流石にこれはヒデェよ。
「螺旋階段…しかも手すりなし、と。
最悪だな」
あ、いや…いつもの事か、よく考えれば。
◆ ◆ ◆
遠くから見れば宇宙エレベーターみたいだったのに、こうして昇ると本当に只の長い階段だって事を思い知らされるよ。
鴉頭が俺だって知った人間も、こんな感じで幻滅してるって思うと少し笑いたくなる。
…考える事もなくなった。
黙々と無心で上るよ。
……
………
………………
………………………………………………
「ベルカ、疲れてないか?」
「問題ないわ、まだ行ける」
「無理はするなよ?タフなお前でもこんなの――――――」
いない、彼女。いない。
しまった、俺のミスだ。
一緒に手を繋ぐなり、なんなりすればよかったのに…!!!
いや、普通ならしてたハズだ!
こんな危なっかしい足場…いくら拒否されてでも…!
なんでだ!何故しなかった!
普通なら…!!
「醜い…醜い様だ、だが腹の底から笑える…」
頭の上から、声がした。
奴だ。
「どうだ?夫婦ごっこは楽しかったか?
そりゃあそうだよな、慰めてほしいよな?他でもない本人に。
“大丈夫、あなたは悪くない”ってさ!幻想だったとしても言ってほしいよなそりゃ!アッハッハッハハハハハハハハハハハハハハハ!
あれ?言ってもらってない?
そら残念。でも時間は時間だ、もう片付けちまったんだからしゃーない」
コイツは…なんで、コイツは…ッ!
「オイオイ、逆ギレはよせよ。
第一俺がやったんじゃ…あり?なんか火に油注いだ気がする」
「野郎ォォォォオッ!!!」
もう殺す!
コイツだけはやっぱり殺してやる!
「待て!落ち着け!…って」
□ □ □ □ □
…アレ?何で俺、落っこちてるんだろ?
しかも目の前になんか…メカメカしいってか…なんつうか、妙に機械的な奴が…。
(…なんかトールギスに似てるなコイツ)
背中の神経で、激しい衝突を感じた。
クソ!なんかよく分からんがヤツを逃がしちまった!
そしてよく分からんデーモンの次は、MSみたいな造形の…自動人形か何かか?
まあいいや、なんか敵意向きだしだ!
「チィ…!」
取り敢えずソウルからバルデルの直剣を取り出す。
一瞬トールギスみたいだって思ったから、直感でスピードタイプだろうと考えてのバル直だが…威力は後回しだ、当たらなければ意味が無い。
ブースト移動である分あちらの方が機動力がありそうだが、小回りはこちらが勝っているはずだ。
一発一発カウンターを狙うしか…。
取り敢えず獅子の指輪は付けておこう、幾分かダメ稼ぎにゃなる。
思いつく限りの準備は施した…後はやるだけ。
「ねえ、カムイ…この残骸って」
「ああ、あの4枚葉の絡繰のモノだ。
やはりどれも停止して………」
「カムイさん!この絡繰だけ大きな空洞がありますよ!
ムッキムキで大きな人でも入れそうです!」
「なっ!?…本当だ…でも、一体何が入って…?」
明日から学校の寮に3日間ほど収よ――――――宿泊します。
その間他の人の作品の確認すら出来ないのがキツイ。