ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結)   作:エーブリス

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サブタイで真ゲッターとガンダムの合体が起きてたりしますが、気にしないでください。



ああ…それと私自身暑さでまいってるので、おかしな間が入ったりします。


荒野を目指し、走る死神

 

~無限渓谷・周辺~

 

 

…落ち着かない、胸騒ぎがする。

何かが叫んでる…間に合わなくなる、取り返しがつかなくなる―――と。

 

確証はないハズ…なのに確定した現実だと感じてる。

 

「可笑しい…未来予知能力に目覚めた覚えは無いんだが…」

 

 

何が起こるってんだ…。

 

 

 

「くそっ…!」

 

 

 

これじゃ間に合わない…剣が重たいな、捨てよう。

 

 

…―――――――――――――――――――――

 

…――――――――――――――――

 

…――――――――――

 

 

渦中の侯爵ミヴの霊、全ての始まり。

元を断つには、場違いな怒りを鎮めよ。

 

 

筆記者の文字で記された五番目の歌詞。

知りたくば、共食いの尖兵より奪い取れ。

 

しかしそれは狂気だ。

 

…―――――――――――

 

…――――――――――――――――

 

…―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

「バカな…鴉が何故ここに………ひィ!」

 

「てめぇ…ッ!!!やりやがったな…!!!」

 

 

間に合った…そう感じた。

枯れ木の森の奥へと進んでみたら、糞ワカメコンブことマクベスがいた。

 

いや、マクベスだけじゃない。

重武装のアーマーナイトに取り押さえられたベルカと、スミカの死体。

 

 

―――――――違う、アレはスミカじゃない。

何を根拠…いや、もう根拠とかどうとか関係ない。

 

(感じたこと素直に考えりゃいい…)

「死ね!クソコンブ!」

 

「く、来るな――――――ぐえッ!」

 

右中指の第二関節でコンブの喉を潰し、左の握り拳で顎アッパーカットをぶち込んだ。

 

 

どさっ…と、コンブが地面に倒れ込み、空気を求める様に仰いでいる。

うーん。首の骨を折る勢いで殴ったがな…。

 

まいいや、どうせ死ぬ。

 

 

 

 

その時、後ろでガチャガチャとした音が鳴った。

 

 

「…一瞬か、あの状態で」

 

「人質が偽物だと分かれば、簡単よ…」

 

「あー、やっぱりゾーラか。

死んだとばかり思ってたがなぁ」

 

「私も始末されたと聞いた…けど…」

 

「ま、他ん奴が透明になって生きけえってるし。

今更に死者蘇生を見せ付けられてもなぁ…って感じよ」

 

「ゴメン、ほんの少しも共感できない」

 

「(あ、まだ透魔突入してなかった…)あ、そう」

 

 

少々気が早かった。

というかそも、ビフレストすらないっていう。

 

まいいや。

 

 

「しかし…なんで単独行動を――――――ッ!?」

 

「えっ…!?」

 

背後で何かが動く気配がした。

マクベス、まだ生きてたか。

 

 

「この…汚らわしい殺人者と鴉がァァァァァァァァァァァァァァ!」

 

いつの間にかヤバめの魔法陣が展開されている。

詳しくは分からんが、分かりやすい直感がヤバいと告げてた。

 

 

 

無意識に、ベルカを自分の背後へ押し倒していた。

そして彼女の前を覆うように仁王立ちして、奴の魔法を受け止めた…。

 

 

 

 

 

此処までは覚えてる。

…気が付けばぐちゃぐちゃの肉片と血塗れの右手。

 

そして左肩から腕全体にかけての痛み。

 

 

 

原因が気になって、見てみると赤い骨があった。

…それが自分の左腕とわかるまで、数分かかったが。

 

 

 

「マーシレス!」

 

「!、あ…筋肉なくなったわ左腕。

で…ベルカ、怪我はねえか?」

 

「そんな呑気に…!

少しは自分の心配をして!」

 

「あ、うん…でも、これくらいすぐ直r「そう言う事じゃない…!」………はい」

 

「後少しで心臓に当たってた…」

 

「だ、だから…心臓当たっても――――――」

 

 

「いくら補強されてるからって…素は人間よ…」

 

「ああ…ゴメン」

 

 

既に左腕の再生は始まっている…が…。

時間がかかりそうだ、1時間程度じゃ直らんかもな…。

 

 

 

 

 

   ■  ■  ■  ■  ■

 

「皆、無事かい?フェリシア」

 

「はい。皆生きてます。

しいて言うならば…」

 

「…」

 

「マーシレスさんの左腕が…骸骨お化けになっちゃった事でしょうか?」

 

 

 

「お化けは余計だ、フェリシア」

 

「はわッ!マーシレスさん…聞いて――――――ひゃいッ!?」

 

「ども、ホラーマン(左腕)です」

 

ビビるフェリシアを更に怖がらせるために左腕をグネグネ動かした。

 

 

「…動くんだ、それでも」

 

「まあな。パワーはネズミ程もないけどな」

 

「もう、驚かない…」

 

「か、カムイさ~ん…怖いです~」

 

 

まるで小動物みたいに、カムイの背中に寄り縋るフェリシア。

今は夫婦関係とはいえ、王族直属のメイドがこれでええんか…?

 

 

 

 

あれ?そういえば剣何処に置いて来たっけ?

 

「そういえば…剣どうしたっけ?」

 

「ああ、アレならエルフィがここに運んできてたよ。

…それにしても、やっぱりすごいんだね…マーシレスは。あのエルフィでも『思ったより重い』ってさ、あの剣」

 

「いや…別に何もすごくないさ…」

 

ただのマジックだからな、人体学っていう。

 

 

(しかし…筋肉だけとはいえ、ライナロックに“一応”は耐える身体をこんなにした魔法、か…)

 

「マーシレス?どうかしたの?」

 

「いや、お前が気にする程のことじゃない。

今日の夕食なんだろな、くらいの考え事だ」

 

「そうなんだ…因みに今日の当番はベルカだよ」

 

「へえ、楽しみだ。

…んで、俺の厨房出禁解除は…「ない」しってた」

 

 

頼むから出入りくらいさせてくれ…つまみ食いが出来ない。

 

 

 

    ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

マイキャッスルで、珊瑚の湖を除いていると左脇がひりひりした。

…見てみると、やはりこちらにも被弾していたようだ。

 

今は塞がって小さくなってはいるが、大きく穴が穿たれ肋骨が丸見えだった。

 

 

「少し息がつらいと感じたが…肺もか?」

 

しかし開いて確かめる訳にもいかない。

インターフェース開くのも頭が痛い。

 

 

腕は大分治ったが…これはこれで気持ち悪い。

眩暈がしてきた、部屋に帰ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所で、ずっと考えてたんだけどよ…。

やっぱり態々ハイドラ討伐に参加する意味は無くないか?

 

俺は俺で、家族だけ守ることを考えたほうが良いと思うんだが…。

 

 

 (誰に聞いているんだか…)

 




うーん、なんか調子悪い。
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