ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
…アレは噓だ。
いやまあ、一日も立たずに1,5章投稿してたんですけど。
見てないという方は…その…閑話に戻れ。(子安風)
それはそうと、バトオペ2ようやくペイント機能追加されるとな?
…よし。ジオン系諸君、右肩を赤く塗ってやる。
ジオン系MS「ヒエッ…」
イフ改「あの…」←お前持ってないんだよ。
という訳で次の新機体、ザクフリッパー全裸待機してます運営さん。
それでは!本編どぞー。
「ホラホラ、よく噛まないで喰え~、細かいと威力出ないからなァ~」
剣のお食事中で失礼しました。
スキュラの死体を2体程喰わせ、後で迎撃か何かに使えるようストックしておいた。
クソ重くなったが、ソウルにぶち込めば十分…十分…十…分…。
十分…十分…なんだ…よ…
――――――アレ?
「…もしかして、出来ない?」
何故かできなかった、原理は不明。
ともあれ、出来ないモノはしょうがないので、このお荷物を態々担ぐこととなった。
あーあ、コイツ飯食うくらいなら自走してくんないかな?
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
現在位置は、いかにも踏んだら落ちそうなブロックの橋の手前。
皆も妙な切れ目に警戒して、文字通り石橋をたたいている。
「はは…こうゆうの踏んだら落ちるよな」
「止めろ、縁起でもない」
「ウッス」
Mr.武士道にマジトーンで怒られました。
やべえって、怖えよ…だって、疑似太陽炉でトランザムするんだよ?
あ、そういうネタは求めてないんですね。
――――――というかさ。
(お前、まだストーカーしてんの?)
「…」
物凄く不満そうな顔を隠そうともしない『自称“俺”』
…なんか面倒だから…俺の裏側(笑)…マーシレスの裏側(笑)…ウラ、マシ…
よし、ウラシマ()と呼ぼう。
(という事だウラシマ()、よろしくな)
「クソ、死ね」
(語弊力落ちてますよ~ウラシマ()くぅ~ん)
「がああああ!」
思いっ切り鳩尾に一発喰らった。
「ッ…!」
思いっ切り諸々を吐きそうになったが、寸前で堪える。
前のめりになった以外は、ほぼノーリアクションに抑えられた。
「(殴る事ぁねえじゃん)ふぅ…ヤバかった」
「どうしたの?一瞬顔色が酷かったけれど…」
「あ、ああ、スミカ…じゃないのか。
大丈夫だベルカ。ちょっとした…げ、下痢かな?」
「…珍しいわね、あなたがお腹壊すなんて」
ベルカは少し訝しげな顔をしながらも、それ以上の追求をすることは無かった。
…もう、とっくに怪しさMAXだから敢えて溜め込んで――――――考えすぎか。
「…もうちょっと怪しまれるかと思ったぜ?」
とはいえ、そこら辺の藪を突いてみたくなるのが俺の性。
「別に…本当にお腹壊してるのかと思っただけ。
それに元々あなたの身体は他の人とは違うって知ってるわ…」
「…ご、ごめん」
俺の心が荒んでましたゴメンナサイ。
嫁が本当に…何というか…良妻というか…ってか良妻で泣いた。
「それに昔っから変な――――――少し怪しかった」
「あ…うん(言い直した意味)なくね?」
この…何というか信用0の信頼というか(なんだそら)
でもいいや。
いまが幸せだし、何より少し気分が晴れた。
――――――――――――――そこまで弛んでいたせいだったのかもしれない。
直前になった所で、やっと気が付けたのは不幸か幸運か。
…その魔弾は、俺達の立つ浮遊大地へまっすぐに飛んでいた。
「ッ!?」
彼女の身体を掴み、自分と一緒に魔弾の反対側に飛んだ。
「何!?…ッ!?」
その直後に魔弾が大地へ直撃。
やや小さめの大地は木端みじんに、俺達は宙を舞った。
「ベルカ…知ってるよな?
自由落下って奴は言葉で言う程――――――」
「むしろ不自由よね」
衝撃から数秒後、完全に重力に引かれてしまった俺達は更に下の大地に身体を打ち付けた。
殺気の場所から20mほど。普通に人が死ねるかもしれない高さだ。
生憎俺は普通じゃなかったから、ベルカのクッションになれた。
「ぐッ…ダイジョブ?」
「こっちのセリフ…!」
見渡す限り、落ちたのは俺ら二人らしい。
「他は…?」
「皆、前よ…」
「そうか…。
第二撃が来るかも。俺の背中任せた」
「ええ…もう傷つけさせない…!」
「頼んだ!」
飯食って肥大化した剣の柄と取っ手を握り、いつどこから来るか分からん敵に備えた。
レーダーも併用して奇襲を許さぬ態勢をとる。
――――ッ!八時の方向!そこから警告!
「そっち…ッ!?」
さっきの魔弾ではない、もっと細めの何かが俺の肌を抉った。
…いや、自分は動体視力も強化されているらしいから今のは分かった。
その攻撃は俺達より1mほどズレた所を飛んでた。
「この距離で…掠めてすらいない!」
相手の射撃武器を恐れながらも、得物でカウンタースナイプを実行する。
しかし肝心な時にコッチの弾は散弾…散弾ではなぁ!
…なんて、言わせない!
「三式融合弾、っしゃあああああ!!!!」
原理はナゾだが、ある程度の距離まで塊を維持することが出来るらしい…この剣?は。
そうじゃないとな、取り回しの悪さの見返りってもんがない。
「弾着…確認できず、か」
何故か発生した濃い霧のせいで向こうが見えなかった。
だが、何となく敵の正体は分かった。
「さっきの魔弾…ハイドラか?」
ギュンターに取り付いたハイドラからの攻撃。
「わかるの?」
「…入国前の落下途中、同じものを喰らいかけた」
「…クリムゾンの」
「あれは仕方なかった、スミカを犠牲にしてまで守る仲間じゃない」
「…」
微妙な空気になってしまった。
それから、周囲を警戒せども何も起こらなかった。
この時は、気付かなかった。
俺達の遥か上の出来事を。
知ることも、できなかった。
――――――突然、連続的な爆音と閃光が轟いた。
「!?」
「上よ!」
ベルカの指定した方角を振り向く。
そこで確認できた…中世世界という事を完全無視した、スマートな2脚のメカメカしいシルエット。
俺の強化人間としての機能が突然フル稼働し、ソイツの情報を表示した。
そのスタイリッシュな姿。それは、俺のオタク知識を探っても見覚えのない(せめていうならオービタルフレームに似てなくもないってくらい)ものだったが、分析結果から弾きだされたその名前は非常に…非情に親しんだ物だった。
「パルヴァ、ライザー…ッ!?」
次回はカムイの三人称視点です。