ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
頭痛だったり、吐き気だったり、食べ過ぎだったり…。
…食べ過ぎはアレだね、自業自得だね。
それはそうと、ブラボの隕鉄って磁力あるんですね。
インテリオルやミラージュに与えたらスゴイの作ってくれそう…レールガンって意味で。
で今回のタイトル…何時だったか、フッと思いついたんです。
アレ、なんだかステルス爆撃機みたいだな…って。
あの時は…まあ、己が正真正銘のバケモンになるなんざ思いもしなかった。
10年近く見てなかった特撮映画を鮮明に思い出しちまったよ。
で…色んな奴殺したっけ?
とんでもない誓約だよな…脳味噌が報酬アイテムだって。
椎骨でも少し引いたってのに…。
でもな…一番驚いたし絶望したのは、アイツが…壊れちまった事かな。
職業柄精神も肉体もタフそうなアイツが…信じられなかったし悲しかったよ…。
でも、そんな脆い奴にしちゃったのは…俺、なのか?
――――――…
―――…
―…
「…起きて、マーシィ」
「ッ!、ベルカ…まだ早くないか?」
「カムイ様が出発するって…」
「お、おう………!(おかしいな…キャッスルに帰って1時間、いや、30分も経ってねえぞ)」
普段よりも休憩時間が一目で分かるほど短い。
あの捨て駒戦法とは程遠いようなカムイがねえ…。
「(ま、何かあったんだろ)…俺の上着は?」
「そこに――――――?、背もたれに置いたハズなのに…」
「ねえぞ…まあいいや、時間かけてもしゃあねえ」
結局、ベルカが羽織ってた。
何故気が付かなかった俺…気が付いたのは行軍が始まって約20分後だった。
それまでア〇ィダスのパロディTシャツを晒すことになった。
…まあ、ス〇バ由来のもっとヤバいパロディTシャツじゃ無くて良かった。
■ ■ ■ ■ ■ ■
「(原作知識思い出せ~…次はたしか…)…いや、無駄か(根本的な原作離れが激しいからなあ)」
今までは不確定要素の追加程度だったけど今は登場人物の行動や出現タイミングまで滅茶苦茶だからな…もう原作通りは通用しないか。
「(でもまあ…大方行き先は同じだと信じたい)確かさっきのブロック…(原作でロンタオがカムイ殺しかけた所か)だから…(ナントカの地下ナンタラカンタラだったハズ)…確か(敵兵の職業が)反転する(…そうだよな?もう記憶ボロボロで何とも)」
「父さん、さっきから怖いよ?」
「あ、ああ…わりい(…なるように流すか)」
結局考えるのを止めた。
…しかしなあ、俺って今こうしてカムイ達に付いていく必要があるモノかね?正直、身内以外切り捨て決めた時点で(家族連れて)離れてもいいかもしてないが…。
「(いや、まだか…ソイツは、ベルカがカミラの元を離れる事にもなろうな)…少し待つか」
いや、待っててもあの王女サマの事だ、簡単に死んでくれるかも分からん…いっそ殺すか…。
「(だが下手に殺せばやり口バレてるし…)ガルマるか」
「何?がま口財布が何?」
「何でもない、気にしないでくれ」
「また独り言?ちょっと止めてよ、ゾフィーじゃないんだからさ」
「ちょっとスミカ!ソレじゃまるで私が独り言ばかり言ってるみたいじゃない!」
「あ、やべッ聞かれてた…」
「んも~」
「お二人さん口喧嘩は静かにやれや、そんな空気じゃないだろ」
途中、瓦礫で道が塞がれていたため曲がることになった。
…何故かカムイは乗り越えようと言ったが。
「(アイツ、あそこまで天然だったか?)ヒデェぞ流石に」
登るだけで体力どれだけ使うと思ってるんだ…乗り越えた時に奇襲喰らったら兵たち碌に相手出来んがな。無論俺の知ったこっちゃry。
そして俺達は獣道を進んだ。
背の高い草が歩行速度を下げる…稀に泥濘にハマる奴も居た。
「(随分な悪路だ…)騎兵の奴ら羨ましいぜ…」
強化の恩恵で他の歩き組の奴らよりサクサク進めたが、流石に馬には勝てなかった。いや…本気だせば馬にも勝てるし、刀あれば恐惶使うし速いし。MIKOSHI?ヨシツグは別の人に任せりゃよくね?
…いきなり進行が止まり、危うく前の奴にぶつかりそうになった。
何が?と思いジャンプして前方を見ると建物…というか遺跡の入り口らしきサムシングがあった。
何か王族組が会議をしているようだったが間もなく話がまとまり直ぐに遺跡の奥へと歩いた。
「(流石に大剣じゃ室内は…今更かな?)準備はしておくか」
先に拾ったあの弓を取り出した。
そして動作確認していて分かった、これ磁力でくっ付いてる。
かなり強力だ…手を挟んだら潰れそう。
◇ ◇ ◇
室内戦闘対策してた俺がバカみたいだった。
内部は酷く荒れ果て、壁や仕切りが見事に粉砕されてちょっとした体育館(瓦礫多め)のようだった。
これなら大剣を安心して投げれる。
じゃあコレどうする?弓。
「(合体しても刃はあるし、そも弦と矢は風神弓と同じエネルギー的な感じだし)ブーメラン運用だな」
【お前が言うな】のブーメランじゃないのであしからず。
「おーい!コッチに道があるぞ!」
個別で探索してた誰かが叫んだ。
…なるほ、地下に通じるか。
ちょっと下れば何かあるかもな…。
~
~
~
「(…と、下って、廊下進んだはいいけども)…ハぁ」
暗いな、俺暗視機能あるからいいけど。
気が付けば壁に建物のような雰囲気はなくなり、つるはしで掘っただけの洞窟を思わせるゴツゴツとしたモノになっていた。
「(長いなこの洞窟)酸素大丈夫かな?」
その内微かな光が見えた。
やがて数mまでに近づくとそれは松明の炎だと分かった。
空気はあるようだな。
そして周囲も石のレンガの壁に変わった。
後、少し広くなった。(まだ狭いけど)
ふと、前方が流れてくる。
「アレは…出口か?」
「やっと外か…」
「まだ遠いようだがな…」
再びジャンプで前方確認…成程、確かに向こうから光がさしている。
少し暗いが、外が曇っているのだろう。
薄暗い空間に飽きていたのか、皆の足取りが気持ち速くなった。
しかし、何故かこの道をすんなりと通れることに違和感を感じた。
フロムゲー感覚が残ってるのか…はたまた“ありもしないハズの記憶”か…。
…そんな事気にしている間に、遂に俺達は外へ出た。
――――まあ、コレを外と言うにはやや審議が必要だが。
出口を抜けて、先ず踏んだのは巨大な木材の大地だ。
一切の分け目がない…10cmほどの横幅の木材を継いだのではない、一本の巨大樹をそのまま木材にしたというべきモノだ。
「(大樹…!?)まさか―――ッ!!」
慌てて周りを見渡すと、やはり予想は的中してしまった。
【灰の湖】…ダクソ無印のほぼオマケのようなマップだった場所だ。
正直タイマン厨の聖地くらいにしか考えてなかった。
そして、ここが只の灰の湖だったらどれだけ良かったか…。
木々の間に挟まる金属の異形…形こそそれなりに整っているが、それでも周囲と見比べればまるで浮いていた。
横幅は約4000m…縦に約500m程のブーメラン型がディッシュラックの皿が如く木々に挟まっていた。
その名を、俺はよぉく知ってる。
ああそうさ…残る記憶にちゃんと在る…画面越しに守ったり落としたりしてたさ。AAとガトリング使ったらクッソ楽だったな落とす時は。
「クレイドル…!!」
何たって、人類の揺り籠があんな間抜けな姿で――――――
「見えるか?無駄な生に執着する浅ましき人間どもの産物が。
だが、アレこそ我が望む破滅へと導く鍵よ」
声がした、聞き覚えのある声が。
声の主はギュンター…ではない、ハイドラだ。
次回予告!
姿を現すは人類の揺り籠
今は人類を焼き尽くす暴力の化身
その力に白暗透三国、否!地球は女神の惑星へ転生するだろう
迎え撃つは絶望で鍛えた刃を構える者共
一意奮闘!暗闘反目!奮闘努力!大多数の闘志と一人の欲望が刃のスクランブルの下で嵐を育む!
次回、『断絶』かつての傷が、神秘をもたらす。
ノリでやりました。