ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結)   作:エーブリス

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久々のゲール爺強すぎて勝てん。
そして今回のサブタイ、久しぶりにガンダムっす。


握った太陽を

 

 

結局最初の計算は狂いに狂って、この後に起こるのは未知の展開となってしまった。元々作戦に不確定要素があったが…これ程壊れるのは予想外だ。

 

しかし悪い方向には“一応”進んでいない。

戦況的に見れば、寧ろ良い状況だが――――如何せん、こちらの失敗条件が条件なだけに数的有利では安心できない。

 

 

それなのに、「失敗してなるモノか」と息巻いてどーにかなる問題でもないんだよなぁ。

 

 

 

 

あの戦闘の後の話だが…退却後、俺達はガロン率いるレジスタンスに連れられて、透魔王国の更に地下―――そこには何故か【吹き溜まり】と【灰の湖】があるのだが―――へとたどり着いた。

 

俺達が来たのは【吹き溜まり】の方。

何度も周回している身として、存在自体は知っていたが…いや、何でもない。

 

 

捜さなけりゃ、近道ってのは分からないんだなと思った…それだけ。

 

 

「…-い、おーい!」

 

「…ん?俺?」

 

いつの間にかツバキが後ろにいた。

呼ばれてから気が付いたが、半分ほど寝てしまったようだ。

 

「そうだよー。

にしても、マーシレス珍しいね。君が考え込むなんて」

 

「うるさいな。

…で、要件さっさと言え」

 

「そうそう、ガロン王がマーシレス呼んでたよー?」

 

「ガロン…(もうそんな時間か)。

わかったすぐ行く」

 

 

 

 

   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

 

吹き溜まりに流れてきた街と城。

最初はロスリックだとばかり思っていたが…それをよく見れば、実際は暗夜王国の街並みだったのだ。

 

最奥部で、灰に埋もれたクラーケンシュタイン城を見るまで全く気が付かなかった。

 

 

この世界の人間は皆、吹き溜まりの暗夜王国を見るやヒドい顔で驚いていた。だが、ガロンやオーンスタイン…そしていつの間にかいたタルカスやパッチといった、名のある不死人がダクソ世界の時空間の入り乱れを3度に渡って説明してどうにか納得してもらったという訳だ。

 

 

…そう言えば、無印で「ロードランは時間軸が入り乱れている」とか言っていたが、アレが一番分からない。

 

 

 

 

まあ、言いたい事は…

―――先入観って駄目だね。

 

「来たか、鴉頭」

 

「マーシレスでいい…その名前は止めてくれ」

 

「そうか。

それでは―――――」

 

   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

 

 

 

 

 

 

 

 

「長話ってのはこれだから…」

 

こんなとこに1日24時間の法則があるのか知らんが、それでも半日消費した気分だ。

心なしか、ダークリングのような太陽が少し下がっている気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし太陽…というか薪、ね。

結局の所シースの作った紛い物の炉だけがこの世界に存在している…。

 

しかしそれは…なんだ?物理的、とでも言うのか?

つまりそういう意味の『炉』だけって事だ。

 

 

 

んで…あー、概念的?それとも揶揄?

そういう意味での『炉』が別にある。

 

その『炉』は目に見えて分かるモノじゃない…と思う。

けど、『炉』の中の『火』は間違いなく見えている。

 

 

そう言う意味じゃ、ダークソウル世界もこの世界も同じだ。

『火』のチカラが足りないせいで、『薪』を必要としている。

 

――――とすると、この世界はどうなる?

それまで『火』はただ燃え続けていた…けれど途端に媒体を必要としてしまった。

 

 

 

「(ああ、これは…)お先が真っ暗」

 

…もう長くは持たない。

人は、いつまで揺り籠にいられるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(まあ、数十年百数年単位の問題じゃ無かろうし、どうでもいいや)俺が生きてる内じゃないだろ、絶対」

 

結局、自分には関係ない話だと悟った。

というか此処で生きる生物のほとんどに関係しないんじゃないか?

 

…そもそも、不死の呪いがない。

 

 

千年後はいざ知らず、今を生きるのならば特にどうって事がなかった。

つまり、戦後スローライフを満喫する途中ワールドレベルの問題にぶち当たる…なんて大事件もないわけ。

 

正直、未来の奴らがどうなろうが知らんわ…そも、どうにもならんわ。

それに…『神話の締めくくり』には丁度いい。

 

 

 

 

 

 

そんな遠い遠い先の、世界規模の面倒な問題より、近くの―――というか眼前にある幾多もの、大体現代日本の民家サイズの問題を片付けなければ未来がどうという話にすらならんって。

 

 

―――大前提として、俺、個人単位の最大サイズの問題を抱えているんだった。

 

「…頼むから、怒らないで聞いてくれっての」

 

義手義足の事、ベルカには一言も伝えてなかったんだ。

いや…伝えてはいた。2周ほど前に。

 

 

「(覚えてるわけねえだろ!)と、小生は内心でノリ突っ込みを繰り広げるのだった まる」

 

火が消える云々よりコッチの方がヘヴィーなプロブレムだろうが!

そもそもダクソだって火が消える~火が消える~で彼是3作目だろ!いい加減にしろ!続編だせ!

 

 

 

…あれこれしてたら、自室の扉まで来てしまった。

――――戻ろう、そしてパッチにキレイな土下座の方法を教えてもらおう。

 

そうだ、それからでも遅くない。

というかワンチャン、ベルカが寝てその隙にそそくさ~…と部屋に入ってそのまま一夜やり過ごして早朝に逃げて朝ごはんは緑花草で済ませてそして心の決心がついたらジャンピング土下座で謝る、これ兵法の基礎なりぃ!(ここまで秋元羊介ボイス)

 

さあ決まった!俺はこのまま戻r「…いたのね、やっぱり」…え?

 

 

 

 

「…?」

 

突然扉が開いたと思えば、暗ーい顔のベルカが俺を静かな目で睨みつけていた。

…作戦失敗。

 

「え…えっと…」

 

「…」

 

 

 

「…入ります、入らせていただきます」

 

「何を畏まってるの…?」

 

    続く




本文でも触れたけど、ロードランの時間軸ってどうなってるんですかね?
なんか新しいシリーズの設定が入り乱れて一層分からないなってきたんですが。
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