ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
もう隠す気はないです。アレ、ナニカサレタ男の前日談及び別視点です。
「ヒャハハ!避けやがった、避けやがったァ!
あの野郎生意気な避けたぞアイツゥ!!」
クッソ、クッソオオオオオ!
ガトリング砲もちょこまかと避けやがってよ!
鬱陶しい、鬱陶しいんだよ落ちろよ!
じゃねえとぶっ殺してやる!止まったらぶっ殺してやるからよ、止まれってんだよクソ野郎!
「アッヒャ―――――何ッ!?うぐぉおおおおおッ!!?
…野郎、やりやがった…この機体のCEクソ程低いんだぞ、ヒートハウザーいてえじゃねえか!」
近づくのは得策じゃねえ…だがいい!一方的に殴り殺せるよなぁ!
ガトリングの弾丸、まだ腐らせておける程にはある。
…つまり弾薬費がかからないし、まだあの野郎を蜂の巣にできるチャンスがあるってこった!
ああ最高だ!8年?9年?いやもうちょっとかな…?だがもう関係ねぇ!あの糞野郎をようやくミンチにできるんだ、勿体ぶる必要はねえよなぁ!!
「出し惜しみは良くねえよなぁ!」
再び掃射開始!気分いいぜぇ。
しかしまあ…反撃もされるわけで、向こうもミサイルを発射した。
あの軌道からしてASミサイルか…またCEかよ!
「ったく、姑息すぎるだろ!」
後ろにしかブースターが向いてないせいで左右に飛べねえ!
こっちはエスコンは未プレイだってんだよ!ふざけんな人型で飛ばせてくれよおおおお!!
「クソ!クソ!クソ!――――んな、またハウザー!…うああああああッ!!」
ああもう、マジでもう出し惜しみしねえからな。
「クッタバレぇ!」
ミサイル、パルスマシンガン、ハイレーザー砲、ガトリング砲その他諸々…見れば見る程選り取り見取りじゃねえか。
まあいい、どれでどう殺すとか知ったこっちゃねえ…!
全部…全部!ぶっ壊せば何も問題はないんだからさぁ!!!
「死ね!死ね!死ね!死ね!しねぇ!
レーザーだ、ミサイルだ!パルスマシンガンッ!!!ギャッハハハハハハ!!一人で大戦争が出来るぜ!」
アッハハ!向こうもヤケクソで撃ち合いを仕掛けて来やがった!
いくらこの機体のCE防御が400しかないからって、簡単に沈むワケねえよなぁ!
こっちの方が弾幕濃いんだぜ?常識的に考えてお前が沈むに決まってるだろ!
『いや、もう追加装甲の限界が近いんだけど…』
「ハァ?んなの関係ねえよ!あの野郎のミンチをこの目で確認するまで俺はァ――――――が、ぐふぉおッ!?」
『ほら、言わんこっちゃない…』
機体損傷40%…クッソ、追加装甲全部ダメになってるじゃねえか…!
加えて武装もガトリング砲以外全部オジャン…いや、ミサイルは単純に弾切れか。
…だが同時に変形機構のロックも半分外れた…てか壊れた様だ。
しょうがない、とにかく…腕部は問題なく動く。
「おい、勝手に外させてもらうぜ」
『え?』
悪いな、丁度両手がレーザーブレードだったんでな!
残りのロック機構は自力でぶっ壊す!
「まるでファントムだな…!
さあ第二ラウンドだ!」
クソ親父!今度こそぶっ殺してやる!
―――あれ?可笑しい…さっきより頭が楽だ。
多分あの追加装備が負担重かったのか?
「ぎゃはは、ははははは!そうだそうだ踊り惑い狂え!
いい気味だクソ親父!」
というか…なんか抱えてるハズの殺気の感覚が軽い。
…いや何言ってんの?って話だけど、本当に軽いんだよ。
「あーあーあー!ちゃんと避けなきゃダメだろ?直ぐ溶けちゃうじゃねえかよぉ!」
何度斬っても当たらないけど、なんかそもそも当てる気すらしない。
…いや、そもそも此処で殺そうとは思わなかった。
―――クソ親父のACが、俺の機体のコアパーツ当たりまで跳び上がった。
そのまま真っすぐ、ハイブーストを吹かして…あ、蹴られた。
「がぁああああああああッ!!?」
いくらコードで押さえつけられてるとは言え、ブーストチャージの衝撃は想像以上だった。
少なくとも今、遥か彼方までブッ飛ばされそうな圧力に耐えることしかできない。
多分今、この機体は地面を転がっている…と思う。
じゃ無きゃこんな回されないし、ディスプレイが目まぐるしく変わったりしない。
ようやく回転が止まって、静寂が訪れた頃には…まあ、とにかくココから出る事を考えた。
もう殺しはしない…だが、何年間も放っておいてツケはさっさと払ってもらう。
「…ち、クソ…。
おい!向こうに無線繋げ!」
『何様のつもりだい?…まあいいけど』
「クッソが…。
おい…何だ、お前…ああそうか…あの男の相方か。
ACのパイロットに繋げ…。
――――――――――――――――――――――よう、何年振りだ?」