ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結)   作:エーブリス

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最近、オリジナルのロボット系小説の設定が脳内を飛び交っているんです。
一度、書いてみたいけど…コレ(ナニカサレタ男)終わった後かな?


ZEROストーリー/死神

 

…知らない、天井だ。

 

確か、いつも通り蛇喰って空腹を凌いでたら、急に気分が悪くなって…とうとう当たったかと、発狂しそうな程最悪な気分の中で呻いてて…。

 

ダメだ、そこから先の記憶がない。

そも、なんでベッドで寝ているのかも分からん。

 

 

 

「ぃや…まてよ」

 

ああ、これは…この数秒後にリ〇ーナとか、ティ〇ァとか、そういう癒し系(〇リーナが?)の女の子が来て…まあ、なんだ?あったかい食べ物を運んできてくれるパターンの奴だ。

 

……ちょっと話が出来過ぎてる様な気がするが、そうなんだ!そうに違いない!絶対あり得る!

 

 

第一、ここ最近は俺のdestinyが酷すぎる。あるだろ絶対…ここら辺でボロボロの精神を癒してくれる異世界転生特有のイベントが!

 

 

 

 

――――――――――――――――――…と、思ってたけれど。

 

「ん?(何か焦げ臭い…いや、焦げの臭い)」

 

ああ、もしかしてメシマズ系ヒロインってヤツか?

まあ何だっていいや…女の子が可愛かったら何でもいい。

 

 

「…いや(待て、そもそも食物が焦げる臭いじゃねえ…コレ木材が焦げてる…というかこの部屋全体的に焦げ臭い!)外どうなってやが―――ッ!?」

 

流石にこの臭いはおかしいと思い、身体を起こして窓から外を覗いた…すると第一に見えたのは、轟々と燃え盛る家屋だった。

 

 

一件だけじゃない…周囲の家も郷ひ〇み級に燃えている。

よく見りゃ、ここの住人であろう者の死体もそこら中に転がっていた。

 

 

 

「ッ!?」

 

慌てて外に飛び出した。

…途中、椅子にかかっていた俺のパーカーを羽織り、ドアを荒々しく開けた。

 

 

 

先ず見えたのは、窓から見たのと同じ炎の風景。

…そして、たった今俺がいた家に火を放とうとしていた、下級兵士っぽい格好の奴ら。

 

強化の恩恵で、すぐさま奴らの肩にある紋章を見つけることが出来た。

…かなり精巧につくられたモノだ、そこらの賊がこさえるような代物じゃあない。

 

 

(せ、正規軍…?)

 

その仮説を肯定するかの様に、よく訓練された動きで奴ら、俺の喉元に槍の刃先を突き付けた。

 

…とにかく、訳が分からなかった。

だから目の前の兵士を一人、槍ごと素手でぶん殴った。

 

先端が指の肉をほんの少し抉っただけで、木材の柄が不可に耐えられず折れて拳の進撃を許した。

 

 

そのまま拳が兵士の喉元に直撃…ソイツの首の骨の折れる音が、腕に振動する…その流れで右に居た兵士を裏拳で頭蓋を割り、左のは金的を蹴り上げて〆た。

 

 

 

 

 

 

 

すぐ近くで、兵士ではない誰かが呻く声が聞こえた。

女性の声だった…反射的に声の出所を見る。

 

思いのほか、すぐ近くに居た。

金髪のロングヘアの…俺と同じくらいの人だ。

 

 

…しかし、そのうめき声もすぐ消えて彼女は息絶えてしまった。

無理もない、失血量が手遅れだった。

 

 

 

「もしかしたら…」

 

もしかしたら、彼女が俺を助けてくれたのかもしれない。

もしかしたら、そうでなかったのかもしれない。

 

結局の所、俺はまた一人で苦行の旅を続けなければならない。

終わりというご都合主義なんてなかったんだ…元から…。

 

 

自分の人生が嫌になってきた。

もう、この先生きて行くことを考えると…ダメだ、何たってこんな、こんな…。

 

ふと、炎の中で聳える、突き立てられたグレートソードを見かけた。

まるで篝火だな…と思いつつ、ソイツを引き抜いて肩に担いだ。

 

 

かなり温まったせいか、手のひらの皮膚が焼ける音と臭いがした。

このまま、破傷風かなんかで死ねりゃいいと思ってたが…正直そんな事で死ぬ確率は限りなく低いと感じた。

 

第一、それならあの食あたりで死んでる。

 

 

そもそも苦しんで死にたくはなかった。

もっと…サパッと死にたい。痛みを忘れたまま死にたい。

 

 

 

手元のコイツで、心臓…いや、喉をブチ斬れば死ねるだろうが…激痛も伴うのは明らかだ。そんな死に方したくない。

 

どうにも割り切れない自分ですら嫌になってきた。

 

 

 

 

もうこれ以上何を考えればいいのだろう。

本当に…本当に…どうすればいいんだろう。

 

「はは…はははは…」

 

なんか、「笑えばいいと思う」って聞こえたから笑ってみた。

…うん、クッソ笑えねえんだよ。

 

 

気持ち悪いくらいに出てくる感情が何もない…その気持ち悪さが神経を細切れに刺激してくる。

 

けど、その鬱憤を晴らすために暴れる余力すらない。

また幽霊の様にトボトボ歩き、燃え盛る人里を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 ・鴉頭追跡レポート

 

 

鴉頭の伝説は、この廃村からだと言われている。

 

 

この村は4年ほど前、反乱軍を匿ったとして暗夜軍に村人全て皆殺しにされ廃村と化したらしい。

(尚、実際に反乱軍を匿っていたのは隣の村だった)

 

 

この村の数少ない生存者が、山道で攻め入った兵士を皆殺しにする“大剣を引きずる男”を目撃したらしい。

 

…最も、この村の生存者など実在するのか怪しい所だが。

第一、その人物がオカマだという情報はどう考えたって脚色だと思いたいが…。

 

 

 

まあ、元々都市伝説という雲の様に掴みどころのない存在を追っているのだ…これくらい仕方ない。

 

私はこれからも傭兵として活動する傍ら、この鴉頭を追っていく所存だ。

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





最近爆笑した人物:本多忠勝



どうでもいいけど、ダクソ3のフリーデって明智光秀だよね?
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