ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結)   作:エーブリス

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ども、エーブリスです。



今回は15章手前です
そしてオマケもあるよ!

それでは本編いざ!!!!!!


終わりの下準備+α

今は何も考えたくない。

 

 

 

いや、思考という概念そのものをどこかへ投げ捨てたい。

 

何かを考えてもどうせマイナスな方向に傾く。

ならば最初から何も考えず、少しも動かない方がずっといい。

 

 

昼過ぎの一件で気分が悪いのだ。

これ以上脳を動かしたらオーバーヒートしそうだ。

ああ、AC2の超重量ラジエーターが欲しい、あれをミコ何とかみたいに頭にかぶって急速に頭を冷やしたい。

 

 

もう真夜中だ、ベルカは寝たか。

 

俺は外に出て風に当たりに行くことにした。そうすればこの寝苦しい夜をやり過ごせるかもしれない。

久しぶりの徹夜か…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~港町ディア~

 

「…風、来ねえな」

 

波止場に座り込みながらそう呟いた。

まさかそよ風すら来ないとは…これじゃここに来た意味がないだろうが。

 

「ただ自分の見たくもない黒歴史をわざわざ見に来ただけじゃねーかよ。クソが…

余計に最悪だ。帰ろ…」

 

来るんじゃなかった、何で来ちまったんだろう。

もうここには用はねえ。ずらかるか…と思ったが…

 

 

 

 

「ねえ、隣…いい?」

 

…着いてきたのか、ベルカ。

 

「構わんよ」

 

「ありがとう」

 

予定変更、もう少しここにいるか。

 

「なぁ、ベルカ…」

 

「何?」

 

「…あの時は、あんな頼み事しちまってゴメン。頭に血が上り過ぎてた」

 

「いいのよ…私も任務を果たせなかった」

 

「言うな、お前は悪くない。あんなクソッタレなこと言った俺の責任だ…」

 

最初から重かった空気が余計に重くなっただけだった。

 

 

「そういえば、隠してた事を全部言うって約束をしていたな」

 

どうにかその重たい空気を紛らわそうと口を開く。

 

「…やっぱり今のは忘れてくれ。聞きたくないよな?こんな奴の昔話なんて」

 

「話して。もう貴方に一人で抱え込ませたくない」

 

そうか、優しいな。お前は…

 

「そうか…んじゃ、どっから話すかね…って考えるまでもないか。

今から話すことはかなり現実離れしている話だから信じられないかもしれないけど、事実だからな」

 

「心配ないわ。いつでも、貴方を信じてる…」

 

ならば良し。

 

 

俺は強化人間となったこの身体の話をすること、ここに来るまでの記憶が全くないことを話す事ににした…。

 

 

 

 

 

       一人のクソ野郎の話をしよう。

 

 

―――――――――――――― ―― ―― ― ―

 

 

「これで話す事は全部だ…こう話していると改めて自分のクズっぷりがわかるわな。ハハハハハ、ハハハ、ハハ…ハ…」

 

自分の事なのにこう話していると嗤いがこみあげてくる。

当たり前だよな。クズの人生なんて笑う他ないよな。

 

けれど…なんでだろう?何で目から塩水が?お、おかしいだろ!何でだよ!

 

「ハハハ…ハ…ハは…ははは…は…チクショウ…!」

 

涙はまだ止まらない。それどころか勢いを増していく。

何でだ、何故虚しいことがこんなにも悲しいのか!?

 

 

「…らねんだよ」

 

「え?何か…」

 

 

「いらねぇんだよ!こんな無駄に強靭な身体なんて!!!返せよ!!!普通ってヤツをよぉ!!!!!返しやがれ!!!無敵の力めいたモノなんて望んじゃいねぇんだよ!!!クソ共が!!!クソ!!クソ!!クソ!クソ…クソ……チクショウ…」

 

思えば俺は何もしていない。ただ誰かにこんな拘束具を押し付けられただけだ。

今では『鴉頭』なんて恐れられちゃいるが中身はただ哀れなだけの男。

 

早く自分を蝕み続ける鴉を振り払いたい。

 

 

だが、だれがこんな産業廃棄物に手を伸ばすのだろうか?ベルカも俺の正体を知ってさぞ蔑んでいるだろう。

 

もう、切り捨てられるならさぱっと、あっさりと切り捨ててほしい。

 

 

 捨てられても、恨みはしない。

 

 

 

   むしろこんなゴミと付き合わせたことを恨め…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けれど、彼女の答えはそうではなかった。

 

「大丈夫。もう一人で抱え込む必要はないわ…」

 

そう言い、彼女は俺を前から抱きしめた。

 

 

「…何でだ。何で俺みたいな怪物擬きの吐き溜まりに…!」

 

「貴方は怪物でも吐き溜まりでもないわ。一人のれっきとした人間よ。

だから…もう自分を傷つけないで…お願い…」

 

「…!」

 

 

…ありがとう…ありがとう。それしか言葉が見つからない。

 

ああ、俺から、離れないでくれ…お願いだ…一人にしないでくれ…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  かぷっ(ベルカのドラゴンがマーシレスの頭をかじる音)

 

「…」

 

「…」

 

「あのー…すんませーん…ドラゴンくん?ちょっと空気読んで欲しかったんだけれど?」

 

「…ふふっ」

 

「痛い…身体じゃなくて心が…俺、テメーにいっつも餌あげてたよな?結婚してからさ…」

 

『グオォォォォォ!』カジカジ

 

「やめてね…噛み噛みするのやめてね?テメーずっと俺の事餌だと思ってたの?…え?何?ビーフジャーキーだと思ってた?…ひどいよドラゴンくん…」

 

 

 尚、甘噛みのつもりだった模様

 

 

 

 

 

 

▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

その頃、虹の塔

 

「ふぅ、まさか虹の塔の改築及び増築をすることになるとはのう…」

 

「しかし、『あの者ら』の言う通り改築したが…何とも悪趣味なモノじゃわい」

 

「これは人間を殺す作りじゃのう。試す気が全く感じられんわ」

 

「確か「シンリガクに基づいた極めてロンリテキな設計」とか言っておったかの~?

老いぼれには分らんわい」

 

「それほどの事を成さなければならない相手とは、一体何なのじゃろうか?かのハイドラだけではないのか…?」

 

 

「それよりも、老い先短い儂にこれほどの力を与えるとは、流石は同種の魂と言った所か」

 

 

 続く

 

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

オマケ  

 

      予告

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二章の予告かと思った?残念!1.5章『NG集』の(多分嘘)予告だよ!

 

 

マーシレス

「何このデップーみたいなセリf…え?もう始まってる!?」

 

カムイ

「フハハハハハ!いいぞ!俺を呼んだな!!!…あ、撮影中だった?」

アクア

「あ、水着ネロ出たわ」

 

マーシレス

「じいちゃんセリフ合わせてよ!」

ギュンター

「すまんすまん。年だから中々うまくいかなくてな」

 

ガロン

「うごっ!!ちょ、痛い痛い痛い!」

 

モブ兵

「あぐぅうッ!スイマセン、マジで玉入りました」

マーシレス

「あ、ゴメン」

 

ベルカ

「え?本当に挿れられるの?」

 

男子勢全員

「れりざあーらんどこすもすおばーざぺぇーん!あー↑あー↓!」(cosmos new version熱唱中)

 

カミラ

「どうしよう…乗り物酔いが…」

 

モズメ

「まだ…あれ?ココのセリフなんやっけ?」

 

 

同時上映!『スミカの聖杯戦争』

 

 

  やるわけねーだろ!(フラグ)

 

 

 




最後のクラッシャー具合が本当にヒドイ…

番外編で三回ぐらいやろうかな?NG集。




次回もお楽しみに!
それでは!
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