ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結)   作:エーブリス

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エーブリスです。


今回でスミカ視点最後です!


所で「ツケの清算」の方は見ましたか?
え?ただ空白になっただけだろうって?
そりゃそうでしょう、そう見えるでしょう。文字が白いんですから。




本編どぞー


リベンジの時間だ~よくもやってくれたわね~

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

「…ハァ…ハァ…ここは?…俺は確か…最初の火の炉にいたはず…」

 

 

 

「帰ってきたか…思ったよりも早く終わったのぅ」

 

「…あんたは?」

 

「虹の賢者、といったら分かるかね?異界の者よ」

 

「…ッ!。ま、まあ賢者の「竜」だったら分かっても驚くこたぁねーか…」

 

「どうやらあの者らの言う事は本当の用じゃ。儂ら、いや、この世界のほとんどを知っておるらしいのぅ…それはともかくとして、昔話はどうだったかの?」

 

「あんたの仕業か…ああ、最ッ高に最悪だったよ」

 

「業腹の様じゃな。仕方なかったのじゃ、こうでもしなければ透魔竜と結晶の白竜を相手にできないからのう…」

 

「…そういやそうだった。ガロンもシース様つってたわ」

 

「奴らは“ある仕組み”を使って人類、いや、すべての生命を死に絶えさせようとしているらしい…その仕組みというのはお主も良く知っておるハズじゃ」

 

「なんだよ、身に覚えがねえぞ?」

 

「果たしてそうかな?ならばお主がこれまでやってきたことは…」

 

 

「まさか奴ら“火継ぎ”をやろうとしているのか?」

 

「そうじゃ、それもただ火をつけるだけの儀式ではない。詳しくはわからんが継ぐ者の魂を使い、何やら良からぬことを引き起こそうとたくらんでいる様じゃ」

 

「そういえばこの世界にあるはずの無い物が幾つもあった…」

 

「おそらくは竜の門に何か異常があるのだろう。」

 

 

「なあ、賢者さん。アンタが言うには地下の竜共は継ぐ者…つまりは俺のソウルを使ってデュナ何とかよろしく何かやらかそうってんだろ?

つまり俺が普通に火を継いだらどうなるんだ?」

 

「おそらくは奴らの思惑通りにはならんだろう」

 

「…それともう一つ、イズモ公国で聞いた神託の事だが」

 

「それはお主も知っておろう、儂の事じゃ」

 

「いや、もう一つあるんだ。『人間性を捧げ、絶望を焚べよ。王たちに玉座なし』って…」

 

「ふーむ、そう来おったか…儂が言えるのは答えは一つではないという事と、王はお主だけではないという事じゃ」

 

「おい…どういう事だ?」

 

「いずれ分かるだろう…そして一つ、話さなければならんことがある。これはお主を絶望させるじゃろうが、それでも言わなければならない」

 

「…なんだ?」

 

 

 

 

「お主と最も古く親しい者が玉座により死の運命にある」

 

 

「…おいジジィ、悪ふざけはよせよ、次それを言ったら何しでかしても保証が出来ねえ…」

 

「受け入れがたいじゃろうが、事実なの…「いうんじゃあねぇッ!!!」落ち着け異界の者よ。何も救う方法がないわけではない」

 

「言え!!どんな犠牲が出ても構わねえ!!!」

 

 

「…神に成る。それだけじゃ」

 

「…もっとわかりやすいように言え」

 

「お主に親しい者を生死の及ばぬ高い次元の者へと昇華させる。これだけではないがそういう事じゃ」

 

「それはタダでできる代物じゃねーはずだ!何を貢げばいい!」

 

「成る者に親しい生者、そしてそれを捧げる本人の意思じゃ。それが出来る者なのか?」

 

「…まんま『アレ』じゃねーか。なんの捻りもない清々しいまでのパクリで気が抜けてくるわ」

 

「ふむ…生贄となることに抵抗はないらしいな…」

 

「ああ、俺の犠牲でアイツが生きられるのならそれでいい…でもそれは最終手段だ。俺はともかく、他にヤツやアイツまで巻き込むわけにはいかねぇ」

 

「じゃろうな…やはり火を継ぐしかあるまい」

 

「それでアイツも救われるのなら俺は玉座でこの身をくべる…」

 

「そうか、ならばお主の剣を出してごらん」

 

「剣…」

 

「向こうへ行く前から使っていいたであろう」

 

「…ああ、アレか…出したくねえなー」

 

 

 【綻びから泥の様なものが噴き出した折れたグレートソード】

 

 

「本当に何なんだよコレ…」

 

「人間性の果てじゃ」

 

「は?」

 

「人間性が深淵により暴走した果ての姿。今まではその剣の中に封じ込められていたのじゃが、その檻が崩れた今、とめどなく流れている様じゃの…」

 

「おいおい待てよ…人間性なんてこの世界に落とす奴は……スキュラか」

 

「ミューズ公国でバッサバッサと斬っておったじゃろう。そ奴らの落とした人間性を取り込んだのだろう」

 

「身に覚えしかねえ」

 

「まあ良い、それがなければ玉座の暴走は沈められんだろう」

 

「?まさか強化するのか?夜刀神はどうするんだ?」

 

「安心せい、力は有り余っておる。あと70年は生きられるほどにな」

 

「…よく考えたらそれあんまり凄くねえ…古龍だし」

 

「では、始める。

 

 

 

我は、神剣を創りし者――」

 

 

 

 

   

 

 

 

「これで、この剣は力を得た。後はお主次第じゃ」

 

「オイオイ、もうこれ煙の大剣をどっこいどっこいのいデカさじゃねぇか」

 

「アレよりはまだ軽いハズじゃ」

 

「けどまあ…あんなドロドロした物体からできたとは思えないほどに見事な剣だな、どれだけの力を使ったってか、アンタ一体何を取り込んだんだ?」

 

「同族の魂じゃ」

 

「同族…同…竜…古竜…ソウル…………道理で古竜の記憶になかったはずだ」

 

「先んじて回収させてもらったわい。儂じゃないけど」

 

「もういいや。さて、彼奴らの所ば行かんと…」

 

「そうじゃな、ならばこいつを使うがよい…」

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 

「アシュラさん、何でこんなところに…」

 

「話は後だ。まずあのデカブツについてだ」

 

かつて傭兵として活動していた頃に知り合ったアシュラさんとの偶然の出会いは、鳥擬きに対する有効な手段を聞くことにつながった。

 

「まず奴は言うまでもないだろうが普通の物理攻撃はまるで効かない。だが魔法や爆発攻撃は別だ、特に頭?に爆発攻撃や魔法攻撃をぶち込めば確実に怯む。まあ攻撃としてダメージを入れられてるかわわからねぇがな」

 

「なあ、アシュラ…だったか?それはどうやって確かめたんだ?あんたの武器は弓らしいが…」

 

「私が魔法を撃ったのよ…」

 

突然割り込んできた声の主は…子供?

 

「え?子供?」

 

「失礼ね、貴方たちよりは大人よ、坊や」

 

「おい!どういうことだ!?」

 

「…まあいいわ、それよりもうそろそろ瓦礫を突破してきそうなのだけれど、あのデカブツ」

 

 

 

  ゴッシャァ!『キュルルルルルルゥ…』

 

 

 

とうとう突き破って来やがったわ。

 

「来やがったな…トリ野郎!」

 

「おい!物理は聞かねえからな!」

 

「…親父の爆炎手裏剣をくすねてきて良かったぜ!」

 

「あー、俺は只の暗器しかないんで回復に徹底させてもらうわ」

 

「最高火力は私の様ね」

 

「いいえ、私よ」

 

「弓だからって魔法攻撃も爆破攻撃もないと思ったら大間違いだぜ」

 

私たちは鳥擬きを囲むように散らばり、集中的に攻撃を放った。

 

「おい!突進来るぞ!」

 

「あぶねえ!」

 

「喰らえ!鉄屑!」

 

 ドッゴォン

 

「よし!やっぱりエドモンの旦那最高だ!」

 

「喰らいなさい!」

 

【ライナロック】  ズォオーン!

 

「ぶっ飛べ!」

 

【ソウルの奔流】 ギュゴォォォォォッ!

 

『キュルルルルルル!!!」』

 

この攻撃に流された鳥擬きは壁に思いっ切り激突した。

 

「やったか!?」

 

「いや…まだ生きてやがる!」

 

「嘘でしょ!もう何も出来ないわよ!」

 

 

『キュルルルルルルゥ…』

 

 

「…心なしかキレてるように見えるんだけど」

 

「俺もだ」

 

 

「どうする!?これ以上はジリ貧だぞ!」

 

「おいスミカ!何か出来ねえのか?」

 

「言ったでしょ!もう何も使えないわよ!」

 

「ったく、これだから若い子は…アシュラ!グレイ…だったかしら?援護するわ!行くわよ!」

 

「おう!頼むぜ!行くぞ忍見習い」

 

「見習いじゃねえ!」

 

 

チッ!まだ魔力が回復し切ってない!「アレ」は貴重過ぎて使いたくないし…何でこんな時に足手まといになるのよ!

 

「そっちに突進行ったぞスミカ!」

 

「え?うそ…」

 

躱せない…動けない…嫌だ!こんな所で死にたくない!来ないで!

いや…いや…

 

「あ、ああ…」

 

ああ、…もう助からない。ごめんね…母さん、父さ…

 

 

 

 

  ズドォオン!

ドドドドドドドドドドドド!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前には瓦礫の山の下敷きになった鳥擬きの頭があった。

たすかったの?

 

「…危なかった…わね」

 

「ったく、こっちが肝冷やしたぞ」

 

「立てるか?」

 

「え。ええ…」

 

ああ、助かったわ…でも…

 

(下着ビッショビショじゃん。これじゃ死んだ方が良かったかも…いや、そんな事ないか)

 

気付かぬうちに失禁していたみたいだ…

 

 

「おーい!大丈夫かーい!」

 

「!、カムイさんじゃねえか!」

 

 

ああ、迎えに来てくれたのね…

 

 

「スミカ!ケガはない!?」

 

…母さん…

 

「…あんまり大丈夫じゃない」

 

「そうね…でも、無事でよかった」

 

「わたしも、母さんが来てくれて嬉し…」

 

 

 

 

     ズドン!!

 

 

 

 

何かが落ちてきた。

 

「な!あのドンガメ野郎!もう来やがった!」

 

目の前にはあの二体目がいた。最悪だ…

 

「スミカ!危な…」

 

 

 

 

 

   ズドォオン

 

 

 

 

 

「か、母さん!大丈夫!?」

 

「ええ…何とか…くっ!」

 

「右腕がボロボロじゃん!」

 

 

  ガシャン ガシャン

 

 

 

二体目は奇妙な足跡を立てて迫ってきた…何でよ…何でこんな目に…!

 

 

「チッ!まだ魔力が回復してない…!」

 

ああ、今度こそ死んだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺の妻、俺の娘に無粋な真似をするな!装甲ダルマ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 嘘予告

 

 

マーシレスはロードラン、ドラングレイグ、ロスリックを約10周ずつのチョー過酷な全速力巡礼の果てに金ぴかの鎧(竜狩り一式頭以外)を纏い「AUOぎるぎるマーシレス」となって帰還し、プレデターを「慢心せずして何が(薪の)王か!」といわんばかりに舐めプするのであった!

 

 次回!「ウッドオブバビロン(王の薪)」デュエルスタンバイ!




最後のは書いてある通り嘘予告なので本気にしないでください。



思ったんだけどアシュラさんはどっちかと言うとイモータルカオスブリゲイドさんの方に似てるな(西洋要素がある忍者)

でもアイツは風魔だからな…


そしてFGOにエミヤリリィ出ないかな?






次回もお楽しみに!
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