ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
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「覚悟はいいな、友よ…」
「問題ない。いつだっていいぞ、」
「では…メルヴィル様、最高位換魂魔法【ハムレット】を使います…準備のほどを…」
「すまないな…オセロゥ…お前まで巻き込んでしまって…」
「何を言いましょうか、メルヴィル様。
私は…幼少の頃、貴方に拾われてより忠誠を誓った身であります…最後に貴方と共にあることはこれ以上に無い幸福です」
「…すまない」
「時間だ。
友よ…これが最後の会話になろうな…」
「それは違うぞ、何も死ぬわけじゃ無い」
「…そうだったな。
では…また会おう!」
「ああ、また会おう…」
「ご武運を、陛下…」
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「――――…ぬゥ」
「お目覚めか、メルヴィル」
「お、おう…竜狩り殿か。
いやすまんな…年を取るとどうも眠たくなる…」
「年、か…」
「む?何か思うモノがあるのか?」
「いや…人間が我らより短命だという事が少々珍しくてな…」
「ははは…儂からすれば神々が有限の命だというのが驚きよ」
「やあ、メルヴィル…そしてオーンスタイン。
随分と窮屈そうな姿で寝てたじゃないか…腰痛に効く薬でも手配しようか?」
「それほど老い耄れちゃいないさ、鬼教官」
「止してくれ、その呼び方は…
で、その教官としての報告があってきたんだが…」
「おう、そうかそうか。
新兵の方はどうだ?」
「ノープロブレムだ。
一人ひとり、みっちり使い方を叩き込んだ」
「ついでにガッツも叩き込んでいたな、鬼教官」
「オーンスタイン…」
「そう怒るな。
貴公の育てた兵士は銀騎士部隊に紛れてもしっかりと足並みを合わせ、持てる力を十分発揮していたぞ」
「そうか、ソイツは光栄だ。
神々の精鋭部隊を叩きあげた本人のお墨付きだ、間違いない」
「…だが、優秀な兵士だけではどうにもならぬ問題が増えているのも事実だ」
「3匹目…」
「アレは我ら竜狩りとて…いいや、全盛期のグウィン王ですら苦戦を強いられるやもしれん…それほどにアレは肥大化した」
「打つ手なし、か…」
「ないわけでは無い。
いいや、一瞬で弱化できる術を私は持っている…が…」
「…何やら一筋縄ではやれなさそうだな」
「ああ…命をかなり削るだけでなく、そもそも未だ完成していないのだ。この技だけは」
「ふむ…長きを生きる神であっても完成せぬ技…さぞ強力であろうな」
「ああ、一度この目で“原型”を見たが………むう…」
「アンタが唸るほどだ、言葉にしなくたって分かる」
「…本当に、私にやれるかどうか」
「『太陽纏い』を使うつもりだな、オーンスタイン」
「ハ、ハベル殿…」
「確かに危険な技だ、あの馬鹿息子でも少し危うかったのだ…
しかし貴公にはそれでも、いざとなれば使う覚悟はあるのだろ?」
「はい…ですが」
「何、心配はいらんぞ。
貴公の覚悟は何よりも固い…それは我々神族のみならず太陽を崇める者共が何よりもしっていよう…」
「それは…」
「【竜皇】を屠った絶技だ、仕留め損ねるような事はないだろう。
それにお前の見た“原型”も、実はグウィンの奴、後で「一瞬だけ、盛大に失敗したかと思った」と言っていたくらいだ」
「な……」
「はっはっは!それでは心配は無用だな、竜狩り殿!」
「神の必殺技なんだろ?なら図体ばかりデカいドラゴンなんざ本気じゃなくてもやれるだろ、ブッピガーンって感じで」
「なんだその擬音…」
「ん?何かブッピガーンは違うな…いやもっとドワオ…いいや、ストナァァァ?うーん…」
「さて!鬼教官が擬音開発に勤しむ間に我々は来るべき最後に備え、今一度特訓をするとしよう!」
「名案だ、メルヴィル。
丁度我がハベルの戦士たちをもう一度鍛え直したいと考えていた所だ」
「ハベル殿、私の銀騎士部隊との合同訓練にするのはいかがでしょうか?」
「今日は良き提案に溢れているな。
いいだろう!我が戦士の堅牢さを今一度知らしめようぞ!」
「フハハ!神と人の大規模演習か!
確かにうってつけだ!是非とも本気で望ませてもらおう!」
「あ、イキスg…って!待ってくれ!
おーい!待って、くれ!…待って!」
■ ■ ■ ■
「よく来ましたね、リリス…
?、このソウルは………なるほど、あの若者から…」
「月明かりの、ですか…そして蝶の名を。
…リリス、お前にもう一度訪ねます。覚悟はよろしいのですね?
本当の意味で、二度と人としての姿を取り戻す事はおろか、最悪の場合望まぬ破壊まで引き起こすかもしれません…」
「――――――よろしい。
では、このモローの力。貴方に再び授けます」
【星の導き手モロ―】
触手っぽいのがあったり宇宙関連のフレーズがある登場人物を片っ端から上位者にしていくスタイル。
…でもモローって、FEif本編でもナゾだらけだし上位者にしても案外問題ないかもしれない。