ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
中盤は編集という形でリメイクしていきます。
第1章序盤リメイク1
現在地、暗夜王国のどこか
誰も俺に休息を与えられない。
土の中どころか、野ざらしでも休ませてくれない。
この10年、現実から脱するためだけに戦ってきた。
幾度となく身体はズタズタにされた。
けれどまだ休めない。
敵が俺を殺す前に俺が敵を殺す。
無抵抗を貫くことなどできなかった。
その都度、闘争本能が俺を動かす。
結局、今でも何が何だかわかっちゃいない。
時々何のために戦っていたのか忘れかけることだってある。
いや…ギリギリ理由を忘れてないだけで多分理由に意味なんてない。
そして今から壊滅する向こうの反乱軍数百人はきっと俺に少量の金しか齎さないだろう。
さて、時間だ。
「誰か殺せよ。なあ…」
◆ ◆ ◆
「459…460…461…」
期待外れだったが予想通りだ。
直感と本能で動いて居たらいつの間にか全滅していた。
今は依頼には500人全員の殲滅とあったので、死体の数と目標の数を地道に一つずつ数えている。
(後で強化人間の機能で自動カウントしてくれる事に気が付き軽く絶望した)
カウント済の印と後の証拠として数えた死体の指1本ずつを集めていることも此処に書き記しておく。
「…498………二人足りないな…」
しゃーない。手元の死体からもう二本取っておくか…
「仲間のかた―――――――」
「地獄で詫び―――――――」
「…いるじゃねーか」
これで数が足りた。
つかこの二人バカだろ。残ったら援軍呼ぶなりする脳味噌はないのかね?
さて、今回も生存者ゼロ。
自分の知名度をデカくし過ぎたら面倒が絶えない…依頼者との交渉も俺は「傭兵集団の交渉役」という名目でやっている。
でもまあ、なぜか真実が都市伝説として広まっているようだ。
お題目は「鴉頭の悪夢」…うん、胡散臭い。
英訳してB級ホラーのタイトルにでも使っとけってくらいだ。
さて、報酬いくらだったかな…
――
――
――
えーと、確か2週間前、カムイ王子が両国を敵に回したとの情報を仕入れた。
あ、透魔ルート世界なのか。
「ま、関係ないかな~」
現在地、白夜平原。
久々にお天道様を拝みたくなったから密入国。
国境警備隊に迷惑かけたような気がするがまあ、知ったこっちゃないわ。
やっぱり人間…つか大半の生きとし生けるモノは太陽光浴びねえとな(笑)
白夜は平和でいいねぇ。精々ノスフェラトゥの被害しかねえからよぉ…暗夜は凄かったなー…。
反乱軍と国軍がさぁ、健全な中高生がムラムラするくらいの頻度でぶつかってんだもん。
あー、いや…それほどでもなかったか?
まぁ…どっちにしろ白夜は格段に平和、はっきりわかんだね。
何だか右の約300m先が騒がしいな…
「何やってんだ…祭りにしちゃ随分と辺境な気がするが…」
~ ~ ~
「か、数が多い…!!!」
「このままじゃ全滅も時間の問題よ…!」
~ ~ ~
「ああ、おっぱじめてンのか」
見た所少人数vs大軍って感じだ。
にしてもだな、あいつ等何と戦っているんだ?
一応レーダーで敵の存在は確認できるが多い、冗談一切抜きで。
なんなん?ペルシア陸戦部隊か何か?
「助太刀しようかな…」
目に見えない敵と戦った経験は画面越し以外にないが、ま…何とかなるやろ。
「決まった。走るのも面倒だしぼちぼち歩くか」
歩いている間に特製お汁粉(餅無し)のレシピでも公開しておくか。
『ミルクお汁粉』
材料
・缶詰の小豆…一個
・きな粉…適量
・牛乳…適量
・はちみつ…お好み
作り方
1・まず牛乳をコップでも何でもいいので適量を入れて電子レンジでお好きな時間温めます。
2・次に小豆をお椀に移し、そこにきな粉を適量かけてよく混ぜます。
3・牛乳が温め終わったらそこにはちみつをお好きなだけ入れ、溶けるまでマドラーなどでかき混ぜます。
4・3を2にかけ、よく混ぜます。
出来上がり(はぁと)
※焼いた餅との組み合わせはお勧めしません。
…所で俺はこの謎レシピをどこに公開しているんだ??
「カン入りのオニオンスープのみたくなってき…――――――え?」
あ、ありのまま今起こった事を(ry
俺はオニオンスープ飲みたいと呟いたと思ったら、いつの間にか脇腹に透明な刃物が刺さってた。
何を言っているのか(ry
わー、10年間この世界で生活してたけどこんな昼間にいきなり通り魔にさされたみたいな経験初めてだわ。
「…って、あぶねーだろうがッ!」
不意打ちを仕掛けてきた透魔兵をグレソで叩き潰した。
あーもームカつく!いくら危険地帯をブラブラ歩いてたっつってもいきなり刺す事はないだろう!
もういい!こんなところにいられるか!おれはかえる!
てか儂囲まれてね?
「…oh」
に続く…