ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
今回は一度「手に余る運命」を見直す事をオススメします。でもこっちのコメントにはダメだよ?
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マーシレスがロケットに詰め込まれるのと時を同じくして、カムイ一行やレジスタンスもまた決戦へと備えていた。
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「凄い…。
地の果てまで人や絡繰でいっぱいだ…」
吹き溜まりの高台…そこから見下ろしたら戦士たちが「境」を作っていた。
カムイはただ、壮観さに複雑な言葉を忘れていた。
「…やあ、カムイ王子。
次の戦いが心配かね?」
「あ、貴方は確か、メルツェルさん…でしたか?」
「そうだ」
偶々カムイの近くを通りかかったメルツェルは、カムイの近くに腰を下ろした。
「…僕は、ただ向こうの景色を凄いなと思ってたんです」
「ああ…君の所は少数精鋭だと聞くが、国の軍隊でもあれほどの数は初めてか?」
「はい。
だって、異界からも人が来ているんでしょ?それに、ほら…あの絡繰、アーマードコアって言うんですよね?流石にあんなのはゴーレムやノスフェラトゥを作る暗夜王国にもありませんでした」
「それは、な…。
――――そんなに違うかな?」
「はい」
メルツェルには彼の感性が少し不思議に思えた。
…少し考えればACもゴーレムも、一目見るだけならば意外と似た様に見えるのでは?と思えてしまった。
彼は軍勢の並ぶ風景を視界の端に置き、同時に頭の中でACをゴーレムやノスフェラトゥとか言う怪物と置き換える。
――――詳細はともかく、構図だけならばどちらも似たように感じる。
しかしな…。と、彼は呟いた後、深く考えた。
………もしも、チェスの駒に『
その『if』の演算から始まり、大樹が枝分かれするように様々な思考へと散らした。
「そうか」「なれば」の繰り返し…。
―――あれこれを考えた後メルツェルは納得した様子を見せた。
「成程、彼ならば…―――あるいは…」
「?、どうかしたんですか?」
「いや、何でもない。
―――と、そろそろ行動時間だ」
「え?開戦が早まったのですか!?」
「いや、個人的な事だ…君は心配いらないよ。
それでは――――我々と、君たちに勝利を」
「はい…!、そちらこそ」
カムイはメルツェルが去っていくのを見届けつつ、自らも立ち上がった。
…しかし、此処で不思議な事が起きた。
膝の土ぼこりを払う為、僅かに目を離した隙にメルツェルの姿がきれいさっぱり消えてしまっていたのだ!
まさか…と思ったが、此処で(しかも言っては悪いがメルツェルという、それほどに重要とは思えない人間が)攫われたりするのはおかしい。
ならば魔法等による転移?…と思ったが、違う。
「…そうか、ここは見た目よりも高低差があるんだ」
砂丘(正しくは灰の丘)が作り出す4、5mの山脈は、上から眺めれば丘の数故に平坦としか思えない…が、その実反対側の存在から姿を消すには十分すぎた。
「…ッ!
あの作戦の意味が、ようやく分かってきた……!!!」
「ッ…―――カブトか。そちらも………そうか。存分に頼むッ…!」
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―――――そして時は経ち、決戦ッッッ!
「…カムイ様、まだ動かぬのですか?」
「ああ。
もう少し、待ってくれ…ッ!」
「はい、仰せの通り」
…まだだッッッ、まだその時じゃないッ!
あの合図、合図が見えるまではまだ動いちゃいけないッッッ!
――――見えたッ!僅かな光!
「ッ!!
今だ!皆、行くぞッ!!」
「「「「「オオオオオーーーーーーーッ!!!!」」」」」
―――カムイ軍、突貫ッ!カムイ軍、突貫ッ!!
最終決戦の役者は揃った!
兵どもよ!今、その武を存分に振るう時ッ!
そう、この地下の王国だけでない…地上にも!!!
「やったるぜっ!皆!
兜甲児!マジンガーZ!――――マジィーーーンッ!!ゴォーーーーーーッ!!!」
「ゲッター1!出撃するぜ!」「ゲッター2、出撃する!」「ゲッター3、出撃ッ!!」
「シン・アスカ!ディスティニー行きます!!」
「ヒイロ・ユイ…ウイングガンダム…出撃する」
「キリコ・キュービー、出る」
何処に行っても戦場!何処に逃げても地獄!
しかし絶望ではない!ソレは明日の希望の為の業火!
恐れを忘れた者共の!大激突が始まる!
なんかひっさしぶりにクサイ煽り文句書いた気がする。
それはそうと、ちょっと限定公開向けの予告しますね~
【最終決戦HAGANE・SR.dynamite!~辛苦の時代を…~】
今回出し切れなかったスパロボ勢もいっぱいでる(ハズ)だよ!