ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結)   作:エーブリス

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やっとこさ第二章です。
一章終わってからギャグかイチャイチャしか書かなかったから調子は大丈夫だろうか



兎に角本編いざぁ


第二章
Aルート始動/薪と深みの聖剣


蛇よ、我が皮膚を裂け。

 

蛇よ、己が骨子を破れ。

 

 

我は剣に深きを宿し、魂と血に暗きを宿す。

 

今宵、我が全ては炉にて、巨大な恒星と成り果てるだろう…

 

 

蛇よ、その体の液で「うみ」を創れ…!

 

 

 

    【戦技・ウミヘビ】

 

 

 

―――――

 

 

「…そうか、お主はその身を捧ぐのじゃな?」

 

「あぁ。俺とアイツ、どちらかが死ぬのならば…例えどんなにアイツが幸福そうな顔で逝っても、その現実を俺が受け入れられねぇ…硝子の心ってのも考え物だな」

 

「それは何時でも考え物だと思うのじゃがのう…まあよい、その剣をもう一度儂に貸しなさい」

 

「あ?あぁ、ほらよ…で?どうするつもりだ?賢者のオッサン」

 

「仕上げじゃ…

 

 

我は聖剣を鍛えし者。人の聖剣よ、竜の声に応えるがいい…」

 

 

―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

人間性の「うみ」が満ちる。

 

それは人の心の内の様に深く、余りに醜い。

鋼鉄の皮膚と肉など、沈むのは容易い…だがそれで終わりではない。

 

 

沈んだが最後、自らの「うみ」の一部となる。

ごく普通の摂理だ、食ったものは自らの一部となり体内で蠢く。

 

その摂理との違いは糞を出さないこと。

この「うみ」自体が人間性の糞だ、糞が糞を出すなどただおぞましいだけでしかない、意味不明だ。

 

…というよりもそもそもこの「うみ」を理解しうる者などそうはいまい。

 

 

……深みの先にある物など、異常者以外に見ようとは思わぬだろう。

 

 

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

来ない…来ない…

 

「『マークスを待ちながら』か。やめよう、シャレにならん」

 

まるでカフカだ…と思いながら無限渓谷にて暗夜の第一王子を待つ。

 

正確には俺が待つのはマークス王子ではない、それより先に来る討伐隊だ。

自分の腹時計ではこの頃に来る計算だったのだが…

 

 

ソレよりもマークスとマーシレスがとてもややこしい。

自分で付けておいて何だが、これならば『ドレッドノウト』または縮めて『ドレッド』と名乗っておけば良かった。

 

とんだ堂島大誤算だ。

 

「ストラングでも良かった…今更か」

 

「ねえ父さん、前から思ってたけど…一段と剣がデカくなってない?」

 

「気のせいだ気にするな」

 

「ふーん…それよりもさ、来ると思う?私はとてもじゃないけど来るとは思えないなー…」

 

「だろうな、だが俺はそうは思わん。第一王子は必ず来る…余計なモノもな」

 

「何それ意味不明なんですけど…?、なんか来た、もしかして第一王…ッ!!」

 

 

 

 

やっと来やがったかサンドバック共、おせーよ、おせーよ…

埋め合わせは体はって、というより命投げ捨ててもらうぜ…

 

 

「捜したぞカムイ…そしてクソカラスゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

 

思ってたより沸いてたあの禿。

なんかあったっけ?それともアレか?バタフライエフェクトってヤツか?

 

「迎撃命令が出た!行くわよ、父さん!」

 

「!…おう!さっさと片すぞ、ただでさえ此処は動きづらいからな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それよりも母さんは何処?見当たらないんだけど」

 

「さあな、多分王女サマと一緒にいるんだろう?」

 

 




突然ですが今回の話でマーシレスが一つ勘違いをしています。
それは何でしょうか?



というよりも中々シリアスに調子が出ない。
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