ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
そう言えばまだ書いてない話があった…近いうちに書いておかないと…
一度剣を振るえば数多の敵が千切れ飛ぶ。
その余波で更なる敵が吹き飛び怯む。
刃でなくとも質量で敵の骨を砕き、大きく輪郭を歪ませる。
そしてその衝撃で敵は打ち出された砲弾となり、また別の敵の体を滅茶苦茶にする。
異常な破壊と深みを込められた大剣は、一度常人が使えば…いや、元よりこの剣はその程度の者には持ち上げることすら叶わない。
だが、俺に不足は無い。
身体は既に、兵器となっている。
故に、片手で脳みそを頭蓋ごと砕くなど、造作もない。
「っ!きったね!」
やるんじゃなかった。
左手が血と脳漿でヌルヌルだ。
咄嗟にその頭を握りつぶされた兵士の着ぐるみをタオル代わりに使い、汚物をふき取る。
冒涜どころの話じゃない。
「ありゃりゃ、余生で善行積んでも地獄行きだな」
今更だろう。
汚れの落ちた左手に港で役目を終えたクレイモアの後任の黒騎士の剣を逆手に持ち、久しぶりの二刀流スタイルへと移る。
目の前のジェネラル、新技の標的となれ。
「回天(大)剣舞・六連ッ!」
「いつ死んでもおかしくない」じゃない、「即座に死なない事は常識への宣戦布告」ってレベルの致命傷を負わせるつもりだ。
壱ッ!
弐ッ!
参ッ!
肆ッ!
伍ッ!
・
・
・
陸撃目で黒騎士の剣が左手からすっぽ抜けた。
(クソッ!油断しすぎたか!)
「死ねィ!クソカラスゥゥゥゥゥゥゥゥゥウ!」
「オオッ!あぶねっ!」
突如、自分に向けて振り下ろされた鋼の斧を剣で横一文字に薙ぎ、弾き飛ばす。
うまい具合に吹っ飛んでくれたので、持ち主は自身の手から斧がすっぽ抜けたことに一瞬気付かず、ただの空気を振り下ろした。
「んな!?」
「あ、なんだカスか」
このハゲ、前線まで突っ込んできたのか。
指揮官()の癖に何やってんだ?
ま、死ね
「そう易々と死んでたまるかよォ!」
ハゲは筋肉のバネを使い、即座にタックルをかましてきた。
なるほど、見せ筋ではないようだ。
が、足りんよ。
そのタックルをさほど踏ん張らずとも耐え、カウンターとしてハゲの胴体に左膝蹴りを打ち込む。
「ぐおぉお…がはッ…」
追い打ちに右足で回し蹴りを繰り出し、炎の壁へと吹っ飛ばす。
その先で悶える声が聞こえるがまだ十分に生きている様だ。
ヤツとのお遊びはお終いにしよう。
剣を逆手に持ち、ヤツのいる場所へと跳んだ。
◆ ◆ ◆
「…別に貴方に恨みは…いくつかありますね。まあ、この際それも晴らすことにしましょう。
と、勝手に決めさせて貰いましたが、異議はありませんね?…おや、だんまりですか。私の様な輩に口などききたくない…と。あ、そうでした、猿ぐつわをつけていたのを忘れていました。
この際貴方の許可などいらない。さあ、私に協力しなさい…安心しなさい、あの子は殺さないであげますよ…
と、言うのは嘘です。
アッハハハハハハハハハハハ!!そうです!絶望しなさい!
そして、私にゆだねなさい」
次回、序盤からクライマックス!
所で前回の勘違い探し、分かった人…というよりやってくれた人いるかな?
次回もお楽しみに!
それでは!