ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
取り敢えずforces. stain. Mechanized Memories. Vanishing. Life in ash. thinker. remember. Cosmos. の順番がお気に入りプレイリストです。
「悪い、待たせた」
「マーシレス!何処に行ってたんだ!?」
「ちょっと野暮用でね」
「そうか…所でマクベスを見なかったかい?」
「ん?ああ…マクベスね…コレ」
そう言って革袋を地面に投げた。
中身はもちろんマクベス(の残骸)。あの後生首代わりとしてせっせと搔き集めて袋に入れたんだ。
「安心しな、串に刺せばいつでもバーベキューが出来る大きさに切り分けてある」
「う…一体何があったんだ…?」
「どうってことない、ただ少し…久し振りにキレっちまったよ」
「本当に大丈夫なの!?」
ヤツのワカメヘアーを思い出すたび、自身の迂闊さも思い出してくる。
クソ…何故隣にいてやれなかったんだ。
「…チクショウ」ボソッ
とにかく、先へと進むことにしよう。
さあ、カムイ。
「行こうぜ、目的地は近いんだろ?」
「ああ、そうだね…皆!付いてきてくれ!」
「…所でコレ(マクベス)、どうする?」
「お任せします…」
丁重に押し付けられた。
知ってた、むしろ「捨てておけ」って言ったら二度見してた。
マクベスの残骸を担ぎ、カミラ王女の真横を通る。
「…落とし前は着けたかしら?」
無言で残骸を差し出す。
王女サマはお見通しのようだ、てか見てた?
どちらでもいい…目的地の崖へと歩きながら王女サマを横目で見る。
彼女は中身を確認した後、不気味にほほ笑んだ。
「私の可愛い臣下に手を出した罰よ、マクベス」
彼女は確かにそういっていた。
~ ~ ~
「お前は…確かあの鴉頭だったか?」
古びた輝雫石でリフティングをしていると、今や懐かしい名前で呼ばれた。
所で、俺が鴉頭って呼ばれるのを嫌っている理由って話したかな?
この際だから話しておくべきだろうか…?
「…ああそうだ。だが鴉“頭”はやめてくれ、別のと被る、それに…」
理由その一、アリアンデルの鴉村のモブと被る。
どうもアイツらの造形は好きにはなれねえ…ダクソ3の最初の黒ローブ亡者の造形がそこそこ気に入った俺でもアレは…だってウンコ垂らしてるんだぜ?
「…コレは話す事でもない」
それと鴉頭って、なんだか鶏頭(三日坊主)と同じ意味に聞こえてしまう。
いや…鴉自体は頭はいいし記憶力もあるんだけどね…奴らの忘却補正はヤバい。
単純にレイヴンでもクロウでもコルヴォでもなんてもいいからもっとかっこいい響きの呼び名は無かったのかね?
今更か。
「して、何用だ?マークス王子」
「いや、大したことではない。ただ、反乱軍500人を短時間で全滅させた者がどういう人間なのかこの目で見たくてな」
「そうか…で、結果:幻滅したのか?」
「そうではない…むしろ驚いた。その剣…噂通りの大剣だ。いつもそんな物を何の苦も無く持ち歩いているのか」
「あぁ…最近やっと片手でも暗器を振るうスピードで振れるようになった」
「…とんでもない奴だ、いつか一度手合せしてみたいものだ」
「今はよしてくれ第一王子殿、加減を間違えるかもしれねぇ…それよりもカムイ王子が呼んでいる」
「ああ、分かった」
◆ ◆ ◆
崖で聞いたカムイからの頼み「飛び降りてくれ」知ってる。
全員が全員(最初期メンバー以外)、似たような反応してるのもね…当たり前だよなぁ?
「カムイ様、やはりこのことを信じてもらうのは厳しいのでは…?」
一応原作でのここからの展開は知ってるが…イレギュラーてんこ盛りのこの状況だ、その通りに行くとは限らない。
所でダークソウルのこの小ネタ覚えてるかな?
「えっと、七色石七色石…あった」
七色石を一つ右手に持ち、それを崖へと投げ捨てた。
…
… …
… … …
「問題ないな」
割と忘れてる人が多いんじゃないかと思う七色石の機能、落下保険システム(命名俺)。
プレイヤーが即死する高さから落とすと甲高い音で割れるという七色石の機能、死んで覚えるのが基本のダークソウルでは多分使う人は少なかったと思う。
それに加えて発売から2,3ヶ月経つと皆何処から落ちたら銀猫有無関係なく死ぬのか分かってきてるから余計に使われない、と勝手に予測する。
そうだ、試してみたい事があったんだ。
「所でカムイ王子、お前が言ってる真の敵についての考察なんだが」
そう言った瞬間、カムイ、アクア、フェリシア、ギュンターの表情がかなり険しくなった。
やってみろよ透魔の呪い、既に呪われたこの身体を殺せるかな?
「崖の下に悪の帝国があるんだろう?」
4人が鳩が豆鉄砲を食ったような顔になった。
「「「「アレ?」」」」
「何を驚いているんだ?とにかく、皆ここまで来たんだ。お前の頼みを拒むヤツなんざいないよ。だろ?…じゃ、お先に」
適当な事を言い残していち早く飛び降り…もとい透魔王国への入国を実行した。
~落下なう~
ハハハハハ!やはり人は空を目指すべきなんだ!海でチンタラしてる場合なんかじゃない!この快感を味わうためにも人は宇宙へと飛び出すべきだ!
まぁ船が苦手なだけなんだけどさ…この前船に乗ることになった途端、ベルカとスミカが全力で殺さない程度に締め上げやがった。
せめて睡眠魔法(そんなモノあればの話だが)か麻酔にして欲しかった。
あれ?何か忘れてるような…
ぷ…くくく…
クリムゾンのイベント忘れてた。
「クリムゾーーーーーーーンッ!!!!!」
手遅れだった。
落下の快感でハイになっていた俺の顔は、一瞬で冷めた。
「俺」ざまあwwww
続く
皆忘れないで!まだ5ルートある!
まだ絶望する時ではない!後5回はチャンスが…多分ある!
と、いいね