ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
まあ、ダクソ3にドラゴンウェポンの大剣は月光剣以外ないけどさ。
え?ストームルーラー…?…(目そらし)
…地面が遠い。
浮いてる…浮いてる…いや、引っ張り上げられてる?
「貴方は何度無茶したら気が済むの?」
「童心尽きるまで、だ…それよりまたコイツに引っ張り上げられるとは思わなかった」
「そう言えばそうだった、二回目ね…あの時は引きずってたけれど」
「傷はすぐ直ったが一張羅はボロボロになった」
そう、俺はベルカのドラゴンに咥えられ空中を漂っている。
トラップの魔術が直撃する寸前で助けられたんだ。
因みに標的を見失った結晶槍は、スミカの歪んだ光壁→モズメの金翼スペルパリィの変化魔球で竜脈への道を塞いでいたジェネラルに直撃。
正直高所は苦手じゃない。
それよりも海のど真ん中に打ち捨てられる方が嫌だ。
「元からじゃない。それよりもここは…?」
「狂竜人間が支配する地下帝国だよ」
劇場版ドラえもんにそんな話あったな。
あっちは恐竜だけど。
「…真面目に言って」
「世界の真実」
「もういいわ…所で何処に降ろせばいい?」
ランディングゾーンについては何も考えてなかった。
最悪縄無しバンジーでもいいかな?
「…なあ?コイツは後どんだけ持つ?」
「まだいけるはずよ…」
ちらりとドラゴンの様子を確認すると翼を蠅かハチドリの如く高速で羽ばたかせていた。
必死やな…というより常識仕事しろ。
「…お前が乗ってたのはドラゴンじゃなくて昆虫だったのか?」
「やめて、考えたくない」
漫才をしている間にいつの間にか竜脈の真上へさしかかっていた。
…丁度いいな。
「良し、ここで『落とし』てくれ」
常人なら全身骨折一歩手前の高さだ、問題ない。
「『落とす』!?『降ろす』じゃなくて!?」
「ああ、『落とせ』」
言葉選びは慎重に()
「あなた正気!?」
「なに言ってんだ?知ってるだろ?『俺の身体』の事」
「…わかったわ」
「決まったな。じゃあさっさと落とし…」
「待って」
ドラゴンに口を離すよう催促しようとしたらベルカから何かを差し出された。
それは、婚約指輪――つまり【銀猫の指輪】だ。
「空中作業のお守りでしょ?」
確かにな。でも…
「ダメだ…そいつはお前が持っててくれ…絶対に外さないでくれ…」
「でも…」
「大丈夫だ、それに…」
自身の左手薬指を見せる。
そこには彼女と同じ銀猫の指輪…を、少し手を加えて見分けがつくようにしたモノ。
「そう言うのはお揃いがいいだろ?」
「そうね…無事に帰ってきて」
ベルカの言葉の後、俺はその場に置くように上空から落とされた。
なるほど、イントルード・ポッド(生身)か…いや、アレは人工()筋肉製だから元々生身か?
それならばベルカには「
いざというときはこの剣がきっと衝撃吸収用のガニ股の代わりになるだろう。
落ちていく中、ゆっくりと剣を【構え】る。
徐々に溜まっていくのはこの剣の材料の人の膿…ではなく竜の力由来の暴風。
【竜の大曲剣】と同じ、敵を彼方へと飛ばし屠る竜の暴風。
ソレは竜脈のある砦目がけて吹き荒れる力。
地面との距離、およそ30m…!
「風王…―――」
残り10m!
「―――…鉄槌ッ!」
瞬間、砦周辺の透魔兵消える…!!!!
(やべえ…ノリでやっちゃったw)
その余波は強風としてカムイ達、そして敵の将、さらに十字槍を持った甲冑へと伝わる…!
「なるほど、古龍共の武器か」
~ ~ ~
結果として、特殊攻撃のおかげで落下の勢いがリセットされ、着地時の衝撃はほとんど無いような物だった。
それとここでネタばらし?実は自分の銀猫、ただのレプリカだ。
手を加えたってのは知り合いに頼んで目の蒼い宝石を赤い宝石に変えてもらっただけ。
つまり落下制御効果なんて無い。
「無くても要らないけど」
ああ、やっと王族が来た。
あの赤い甲冑…ああ、リョウマ王子か。
「…露払いは済ませた、後お願い」
「分かった、任せろ!」
どうやら今のが最後の竜脈の様で、中央の石像が粉々に吹っ飛んだ。
「後は敵将に突っ込むだけか。原作でもココ嫌いだったな…ま、いいや。ササっと殺さない程度に痛めつけに行き…――」
danger
「は?…このタイミングで…!」
一体どこから…
…
…
今の状況教えてやろうか?
鉄の暴風ならぬ、結晶槍の暴風警報発令中。
続く
魔防3のマーシレス死亡のお知らせ。
しかも魔法で特効ダメージ入るからね、是非もないよネ!
次回もお楽しみに。