ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
間違ってもトカゲのしっぽ切りじゃないですからね…
刻を稼ぐ、一刻でも多く。
敵をとどめる、一人でも多く。
「相手にとって!!不足なし!!!命捨てがまるは…いでッ!」
薩人マッシーン気取りを楽しんでいたらベルカに殴られた。
間違ったことは言っていませんよ?
「貴方も前に合わせて撤退するのよ」
「あ、捨て奸じゃないのな…」
「ハァ…これは首輪を付けないといけないかしら…?」
「射殺す一億人(最低値)」
「ふざけるのもそこまで、第二陣来るわ!」
「おうよ!」
敵の波に合わせてシールドバッシュの構えをとる。
竜狩りのバッシュは一味違うぞ?屍共。
「3…2…1…――今ッ!」
溶鉄の盾から暴風が吹き荒れる。
竜の風は軽装の雑兵など塵のように吹き飛ばし、後列の兵、重装の兵も皆等しく尻餅をついた。
どうにか耐えた兵も追撃のジャベリン投擲で地に倒れた。
「残りのヤツは遠いな…ベルカ!頼んだ!」
「了解!」
ギリギリでバッシュの射程範囲外にいた残りもベルカが追撃で片付けてくれた。
「ナイスフォロー!そろそろ次の所まで退くぞ!」
今の所順調に敵を留められていた…が、
「嫌がらせのように弓聖と金鵄武者しか来なくなった。そうかそうかつまりテメーらはそう言うヤツなんだな、ソッチがその気ならッ…!!!」
今の発言の通り、見渡す限りの弓兵、弓兵、弓兵!
ぜってー飛行兵のベルカ狙いだろアイツら…よし殺そう、すぐ殺そう、すごく殺そう!逃がさん!必ず殺してやる!
ソウルからエドモンの連射クロスボウを取り出し、破裂ボルトを番える。
ジャララララ…ガシャン!という気持ちのいい音は装填完了の合図。
奴等はソレに警戒することなく一直線に突っ込んでくる。
オイオイ、AIは覚醒から改善されたんじゃなかったのか?
「へッ!!この中で生前単純バカだった奴はどれだけ居るかは知らんが、死んでからソレが治らなかった所か、学習能力もなくなったか?
まあいいや…ウチの嫁に姑息な手を使った落とし前はちゃんと付けてもらう…
久しぶりにまだまだ行けるぜ!メルツェェェェェェェェェル!!!!!」
長いこと聞いてなかった、シュバババババ…という破壊的な発射音。
長いとは言っても数ヶ月とか半年とか…あ、ダクソ世界含めると数十、数百とか聞いてなかった。
生憎、あの時は自室のクローゼットで眠っていたからな。
ソウル錬成で作れる奴は威力が下手なヒトマシよりも低かったから全く使ってなった。
「二度と嫁に手をだすんじゃねえ…また来るなら何度でもテメーらから護りきってやる…指一本どころか細胞の一つでも触れさせねえ…!」
「…ありがと」ボソッ
「ファッ!?も、ももも、もしかして今の聞いてた!?」
「ええ、しっかりと」
「あうぅぅぅぅ~////」
ヤバイヤバイ顔が身体が熱い人体発火起こしそう。
「な、なあ…俺、ここで殿しt…」
「次の所まで撤退するわ。それまで…いや、これからも私の事を護ってね」
ベルカのやつ、語尾に☆が付きそうな笑顔でそう言ってきた。
その笑顔を見れて嬉しいけど…すごぉおおおく嬉しいけど…
「おう…そして妙に傷口抉ってないか?」
「ソンナコトナイワヨ?」
彼女はわざとらしく顔を反らした。
「お前のそんな表情初めて見た…」
え?サブタイの意味?ドリフターズ一巻見直しなさい。
ほら、最初の見開きの所。
今回の風景も大体そんな感じです。