ナニカサレタ男がFEifの世界で色々するだけの物語(完結) 作:エーブリス
起きると傷は塞がっていた。
アレはただの悪い夢だったようだ。
生きねばと決意した途端死ぬって、下手なフラグ建築士よりもヒッデェ死に方だぜ?
まだ戦場で「もし帰ったら…」の話をしたヤツの方が立派だ。
…そうだ、きっと悪い夢なんだ。
思い出でも、予知夢でも何でも無いんだ。
◆ ◆ ◆
その夜、此処に来る日の何ヶ月前から歌っていた歌を久しぶりに、囁くように歌った。
「…~♪」
それはある物語の主題歌。
物語の主人公は、自分と同じ…若しくは更に一回り程大きな大剣を背負っていた。
そしてこの歌を作詞作曲したミュージシャンは3、40年ほど活動を続けている…『おっさん』だ。
彼が作ったとあるミュージックビデオを初めて見た時は啓蒙が跳ね上がるかと思った。
そう言えばこの歌を知ったきっかけはブラッドボーンだったな。
ああ、別にこの歌を歌い出した理由は深いものではない。
何か懐かしさを感じる夢を見た後、アクアが歌っていた所を数週間ぶりに聞いたからだ。
ほら、深い理由なんて無い。
「…~は、しない…?」
ふと、無意識に歌っていたら少し違和感を覚えた。
ココの歌詞、何だっけ?
【――???――】はしない… あれ?
この部分にだけ、深い霧がかかったような感じだ。
その記憶のモヤモヤは、感情のモヤモヤでもある。
でも、これ以上の深入りは止しておこう。
触らぬ何に何とやら、だ。
「で、また盗み聞きかい?これで4度目だぞ?ベルカ」
「ごめんなさい…あなた、とてもいい声だから…」
「アクア王女とシグレの親子には劣るだろうよ」
「それは違うわ…あなたはあの二人とは違った声と歌い方があるの」
「はは。それはきっとこの歌の特徴…つまり作曲者の特徴さね」
「あなたじゃないの…?」
「それは!、流石に!、ない!」
「そ、そう…」
彼女はとんでもない勘違いをしていたようだ。
こんな素晴らしい作曲をできるほどの力、俺にはない。
どこぞの「ス」未満だぞ?
もしPCとネット環境があるならば、先ほど言った初見ビビったあのミュージックビデオを彼女に見せたい。
「でも…私は原曲を知らない。だから少なくとも私の中ではあなたの歌声よ」
「そうかな…」
「それに声にあなたらしさが所々出ている…」
「俺らしさ?」
そんなの出ていたか?
まあ10年以上前だし…そんなこともあるか……?
記憶力はいい方だと思っていたんだがな…。
あ、説得力ねぇや。
「アレか…俺が俺であればいいのか?」
「きっとそう…飾らないあなたが一番よ」
「本質
「貴方って、変な所ばかりだから飾っているのが返って飾らない状態なのよ…多分」
「ヒッデェ」
最近、ベルカにからかわれてばっかりじゃないか?
久しぶりにACVDやろうにもどのアセン使おうか?
やっぱりボタン連打&押しっぱなしでもそこそこ戦える(わけでもないけど爽快感がある)Wガトプラミサテンプレ重二かな?