回転割砕の魔導右腕(ライトアーム)   作:変色柘榴石

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後日番外編です。
地の文少なめのメタ話をひなたとはやてがしてくれます。


後三十四話「物語の外」

「という訳で諸君――メタの時間や」

「初っ端冒頭から何を言ってるんだお前は」

 

 八神家リビング。

 テーブルの上で向かい合い話す少年少女二人。

 

――日野ひなたと八神はやてである。

 

「いやな? 今回ばかりは少しばかり羽目を外してメタろうかと」

「とことん普段からはっちゃけてる気がするんですがそれは」

「つまりは平常運転+αや。……ほら、普段カタカナの+αが記号やで記号!」

「パネェな今回」

 

 

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「さて、そんなわけでお忘れかもしれませんが俺の容姿は『完了状態の鑢七花』なんです。

「無表情っちゅーより眼つき悪っ! が先に来るんやけどなー。みんな慣れ過ぎて無表情の方が先に来るんよ」

「我ながら幼稚園時代も眼つき悪いなとは思ったけどさ……慣れんの早くね?」

「先の未来で擬音系女子とか外道(極東語)とかが先に来るよりもマシやろ?」

「せやかて工藤!」

「誰が工藤や誰が」

 

「……場面移動も描写も大きな変動が無いから地の文さん仕事せぇへんな」

「しようが無いだろ。言ってみれば『万屋の静止画だけ映して従業員たちが声だけで騒いでる』ようなもんだぞ」

「ああ、あの手抜き」

「手抜き言うなァァァ! アニメスタッフ頑張ってんだぞホント!」

「文字だけの私らに言われても」

「それもそうなんですがね?」

 

 

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「とりあえずヒロイン予定でも晒そうやないの」

「誰の?」

「君以外に誰がおるんかなー?」

「聖刃ェ……」

「『何スロットっぽい喪女っぽい子』でも引っかけるんちゃう?」

「『昼だけ紳士的な心操る系椎茸目女子』とか?」

「『悪の大幹部系初心っ子』とかあるかもしれへんな」

「『時空のたもと』聞いてたら聖刃が死ぬ未知というか既知と言うか、そんなのを見たんですが」

「鬱はアカン」

「あかんな」

「あかんやろ」

 

「脱線したのでヒロイン予定に戻します」

「逸らせたと思ったのにー……」

「残念だったな、と。まずはお馴染み万能美少女はやてちゃん!」

「当初はおまけでした」

「言うなドアホ」

「書いてる内に妙なヒロイン力がひしひしと」

「相棒からパートナー(意味深)に、か。流石私や」

「このお情け狸め」

「ぶっとばしたろか」

 

「わんもあ脱線とはこれ如何に」

「原因ひなやろ」

「私 で す」

「おうドヤ顔すんなや」

「それはそれとしてみなさんご存知フェイトソンが確定です」

「属性的な意味で万能やもんなフェイトちゃん」

「十一年後が楽しみで仕方ありませんねッ!」

「18禁にカエレ」

「作者が書ければな!(血涙)」

「oh...」

 

「もしやるならねっとりやる所存です」

「エロ坊主はさて置きメインヒロイン……いやまぁ、紹介してない一人合わせて全員なんやけど」

「サブヒロイン枠は尊敬憧憬の類としてる。というかするらしいな」

「恋心持ってればメインヒロインかー……どっかの格言の様やな」

「今のところはやてフェイト+1意外に増やす予定はございません」

「『今のところは』、か」

「もしかしたら原作キャラ設定に大きな変更があるかも……って今更だよな」

「なのはちゃんとかフェイトちゃんとか私とか……あれ、全員やないの? この小説では」

「いぐざくとりー」

「むしろ改変しとらん人探す方が難しいわ」

「さらっと言っとくと最後のメインヒロインは身体激エロなのに色んな意味で不遇な1の子です」

「ドッチカナー?」

 

 

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「話は変わりましてA's編の予定は」

「主人公三人の予定やな」

「管理局側、古城聖刃サイド。闇の書側、日野ひなたサイド。一般参加側、???サイド」

「第三者部分からお送りするんは、能力もなくこの世界に迷い込んだ(トリップした)一人の男」

「能力もなく、拾われた男は一匹の狐と共に歩き出す」

「――町内を」

 

「基本協力と傍観の一般サイドです。こちらは別小説としてちまちま書くかも」

「はたの一般人から見た私らの戦いぶりを、って感じやな」

「次章予告でも言ったように主人公が二分化します。正直あの砲撃の先を向けられるとか恐怖でしかないんですが」

「……がんばっ!」

「体が変質するとはいえ、はやても撃たれ……というか穿たれてるんですが(A.C.S.参照)」

「寝てるんでセーフや」

「はやて、ねかせない」

「ひなは鬼畜やからアウトや」

「夜は鬼畜(意味深)」

「甘鬼畜が好ましいです(震え声)」

「日課のマッサージだろ言わせんな恥ずかしい」

「夜のマッサージ(意味深)」

「ん? 手加減なし?」

「やべぇよやべぇよ……」

「関西弁何処行った」

「似非に決まってるやんか言わせんな恥ずかしい」

「何故恥じるし」

 

 

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「さて、今言えるのはこのぐらいやろ」

「あんましメタってなかった希ガス」

「言ってる時点でメタやそれ」

「マジでか」

「マジや」

 

 

 

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 リビングを出ようと扉を開けようとするひなた。

 しかし不意に、『こちら』に目を向ける。

 その目は蒼く、青く。虚空のような印象を受けた。

 

「……もしかしたら、Fate式魔力供給を二期中にするかもな。そんな気がする。そうでもしないとヤバいって状況がありそうな予感が頭をよぎるんだ」

 

 それは誰に向けられた言葉か。

 しばらくすると、普段着の黄色いパーカーが、カーゴパンツが、一枚のボロ布になる。

 

「そうならないことを、俺は願うばかりだが……まぁ、いわゆる『世界はこんなはずじゃなかったことばかり』らしい」

「――それは、所謂『未知』というやつだよ諸君」

 

 髪が深海の如く蒼くなり、縛っていた髪が解け、特徴的な髪形がそのまま伸ばし切ったような(ふう)になる。

 言葉遣いも胡散臭く、芝居染みてきている。

 完全に変質した顔は、ひなたのものではない、中性的な顔だった。

 

「この世界の『既知』は少しばかり面白いな。時が経てば経つほど、時折読み返したくなる不思議な気分だ」

「しかし、何より残念なのは女神の姿が見当たらぬこと――ああ、至極残念だ」

「で、あれば――片手間にこの世界の『未知』を眺めながら、早急に、そしてゆるりと女神を探すとしよう」

「では諸君。機会が在れば、また会おう」

 

 そして、扉は閉ざされた。




・なぜいるニートさん!(なぜなにナデシコ風に)
この人だからね。仕方ないね。いいね?

・ちなみに……
>知り合いって誰
 絶賛放送中の「」。
 ピンと来た人もいるはず。
 ……え、いない? ざんねんむねーん……
>担任
 感想で「担任が三要先生(境ホラ)の顔に見えてきた」とおっしゃった方がいたので。
 ネタ的な意味でのシオニーさんをイメージしてました。
 \バンッ!/


今回は次回予告お休み。
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