色々とチートなオリ主が主人公組をサポートする話   作:天空の災厄

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皆さん初めましてこんにちは。
此処では処女作となります。天空の災厄です!
最近ポケモンが再燃しまして自分で書いてみることにしました。
今回は物語のプロローグです。

それでは下へスクロール!




プロローグ

 

 

『……て!……、お………て!』

 

遠くで誰かの声が聴こえる。

 

『…きて!………起きて!

「!!」

 

―ガバッ

 

その誰かの声が耳元で大音量で聴こえ、”ボク”は目を覚ました。

 

『やっと起きた!』

「……え?」

 

勢い良く起き上がり目を見開くと視界に”ピンク色”が入った。

 

 

フワフワと目の前に浮かぶ”ピンク色(それ)”はぱっちりとした蒼い瞳に短い手足をしており、先の方が少し太くなっている尻尾が付いていた。

何処かで見たことがある様な姿。そして何より目の前に”ピンク色(それ)”が浮かんでいるということに唖然とする。

 

 

『?…もしも~し。どうしたの?大丈夫?』

「…あっ、ごめん。だいじょうぶ」

『良かった!また寝たのかと思ったよ!』

 

そう言ってピンク色の生物―ミュウは嬉しそうにくるくるとボクの周りを飛び回った。

 

「ん?…んん!?」

 

ミュウを視線で追うことで必然的に自分の周りを見渡すことになり、そこで漸く自分が知らない所に居ることに気づいた。

 

 

天にも届きそうな程良く育った木々に青々とした草花たち。

枝の間から射し込む温かな太陽の光。

自分が寝ていた所は少し開けた空間になっており、背後を見るとどうやら一番高く丈夫そうな木に身を預けていたみたいだ。

 

 

「ここは…」

『あれ?わかんないの?』

「うん……」

『ここはトキワの森だよ!』

「へー、トキワのもりね…って、トキワの森!?」

 

一拍置いて告げられた内容に驚愕する。

 

「まってまって。おかしい。ホントおかしいから!」

『何が?』

「まず起きたらこの子が目の前にいること事態おかしいんだった!!」

『えー。ヒドイなー』

 

ボクの言葉にミュウは不貞腐れた。

 

『もしかしてキミ。覚えてないの?』

「…なにが」

『此処に来る前のこと』

「ここに来る前?」

 

ミュウの言葉に首を傾げる。

前?そう言えば何をしてたっけ?どれだけ思い出そうとしても何故か何も思い出せない。しかも自分のことについても一切思い出せないのだ。

 

『しょうがないなぁー。ぼくが手伝ってあげる!』

 

ボクが頭を抱えていると見兼ねたのかミュウがそう言って近くに寄って来た。

 

『目を閉じて。心を落ち着かせてね!』

「うん…」

 

ミュウの言葉に素直に従い目を閉じる。

そして――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……思い出した」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前さんはついさっき命の灯火が消えた」

 

白い。白い空間。

辺りには何もない。人影もない。居るのは自分と目の前にいる老人だけだ。

 

「…え?」

「お前さんは友人を助ける為に庇い、そして…死んだのじゃ」

 

この異常な空間と老人の言葉に戸惑っていると、老人は先程よりも詳しく説明してくれた。

 

「そうですか…」

「うむ」

 

老人の言葉に死ぬ直前のことを少しだけ思い出すことが出来た。だから死んだということを理解する。

 

 

「そしてそんな良いことをして死んだお前さんに良い話があるぞ」

「…はい?」

 

まだしたいことがあったのになぁー。と悲嘆に暮れていると唐突に老人がそう切り出した。

 

「見ての通り。ワシはお前さんたちの言うところの神の内の一人でな」

「はぁ。そうですか」

「……神なのじゃぞ?」

「凄いですねー(棒)」

 

ドヤ顔で言い出した神様(仮)に気の抜けた返事をしたら傷ついた顔をされた。

神なのに。本当に神なのに。と神様(仮)はイジイジといじけ出す。

 

「それで良い話とはなんです?」

「う、うむ。それはだな…お前さん、生前アニメやらゲームやらといった娯楽が好きだったろ?」

 

いつまでもイジけそうだったので続きを促すとそう言われた。

 

「まぁ、好きというか大好きでしたけど」

「う、うむ」

 

ボクは生前、所謂オタクだった。

だからそこは譲れないので強調して言うと神様(仮)は引き気味に頷いた。解せぬ。

 

「ゴホン。なら、転生は知っているかの」

「……知っているもなにも。二次小説には欠かせないテンプレ物の1つですよ!!」

 

時にはアニメ等の世界にオリキャラとして転生し。また時には成り代わりとしてそのキャラの使命(笑)を果たす。ボク達オタクにとって夢のような話!(力説)

 

「し、知っているか。そうかそうか(汗)」

 

あれ。何故かさっきより引かれた。

 

「そこでだな。お前さんに頼みがあるのじゃ」

「?」

 

神様(仮)が真剣な表情に変わった。

 

「お前さん死ぬ前まで一番”ポケモン”というものにハマっておったじゃろ?」

「そうですけど……ハっ!まさか!?」

 

神様(仮)の言葉とさっきの転生の話を繋げボクは良い話とは何かを悟る。

 

「そのまさかじゃ!お前さんにはこれからポケモンの世界へ転生してもr「いよっしゃぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!」

「…」

 

転生!夢にまでみた転生!やったー!神様ありがとう!!って目の前に居たや(笑)

 

「…もし?続けていいかの?」

 

余りの嬉しさに飛び跳ねて喜んでいると神様が遠慮気味に聞いてきた。((仮)は抜けました)

 

「ハッ!すみません。どうぞどうぞ」

「…お前さんにはポケモンの世界に転生してもらうんだがな…その……やって貰いたいことがあるのじゃ」

「なんです?」

 

神様の話をまとめると……

 

曰く、ポケモンのゲームの世界をベースにコミック&アニメの世界観を纏めた世界である。

 

曰く、詰め込み過ぎて世界に歪みが生じ、何が起こるか分からなくなってしまったらしい。

 

よって、ボクにある程度原作通りに物語が進む様にしてもらいたいらしい。

 

「いっその事もう一度世界を作り直そうかと話し合っていたのじゃが、丁度お前さんが…」

「…ポケモンに詳しいボクが丁度死んだから、だったらそいつに任せればいいんじゃね?となったと?」

「そ、そうじゃ…」

 

ふむ。理由はどうであれ。転生という貴重な体験をさせて貰えるのだ。そこは大目に見よう。

それよりも…

 

「転生特典ってあります?」

 

そう!何よりも!!特典があるかどうかが問題だ!!(キリッ

 

「特典?それはもちろんあるぞ」

「ホントですか!?」

「うむ。ポケモンの世界を管理する神と話し合い、3つまでならいいということになったぞ。何がいいのじゃ?」

 

特典が3つ!それなら……

 

「…1つはやっぱり”ポケモンの言葉が分かる”ことです!」

「うむ、わかった」

 

ポケモンと話してみたいし某悪の組織の王様と会った時に対等に話したいからね!対等な立場。これ大事!

 

「…2つめは”身体能力がカンスト”です!」

「カンスト…?」

「はい!アニポケの主人公であるスーパーマサラ人みたく有り得ない行動が出来るくらい、いやそれ以上!身体能力を高くお願いします!」

「う、うむ」

 

普通に進めるだけでも冒険の旅は過酷なんだからこれは凡人のボクには必須だろう。うん。

 

「…3つめは”キズナ現象を起こしやすくなる”ことです!」

「ほうほう」

 

メガ進化するための玉がそう易々と手に入るとは限らないしね。そんなのは主人公特権だから集まるのであっておそらくモブキャラに転生されるであろうボクには必須の筈だ。

 

「……これで良いかの?」

「はい!…あっ、そう言えば最後にひとつだけ質問いいですか」

「なんじゃ?」

「ボクの名前ってなんでしたっけ?」

 

そう。さっきから思い出そうとしているのだが自分の名前を一切思い出せないのだ。名前以外も、自分にまつわることが全く思い出せない。勉強したことや趣味等は思いだせるのに。

 

「……すまんの。お前さんが死ぬ時、脳に多大なダメージがあっての。自分にまつわる記憶が無くなってしまったのじゃ。それはワシらでもどうすることも出来ん」

 

どうやら自分が思っていたよりも深刻な死に方をしたらしい。

 

「それにワシら神という存在が本人の覚えていない名前を呼ぶという行為はな、その者に”名付け”をしたことになってしまうのじゃ。その場合、その者は少々歪な存在となってしまうからの。お前さんの名前を教えることはできないのじゃ」

「……まぁ、いいです。転生することは新しい自分に生まれ変わるようなモノですし。名前ぐらい忘れていても大丈夫です!」

「そうか…」

 

神様が本当に申し訳なさそうな表情を浮かべたから、努めて明るく言うとホッとした表情になった。

 

(この人めっちゃいいひt…神様!ごめんなさい。途中まで(仮)とか思っててホントすみません。)

 

「ではお前さんをアッチの世界に送るとしよう」

「はい!よろしくお願いします」

 

神様が持っていた杖(今まで気づかなかったw)で空中に円を描くと、目の前に黒い輪っかのような空間が出来た。

 

「おぉー…」

「これを潜るとアッチの世界に行けるぞ」

 

さぁ、行くが良い!と神様は言った。

 

「…神様」

「うむ?」

「ありがとうございます!」

「!」

「それでは!」

 

照れくさくて神様の顔を見ずに早口に礼を言う。そして目の前の黒い輪っかへと勢いよく飛び込んだ。

 

「……!…………!!」

 

最後に神様が何か言っていたようだが落ちる意識の中、ボクは聴きとることは出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……思い出した」

『良かった!』

 

そう言うと、ミュウは今まで触れていたボクの頭から手を離した。

 

『はいコレ!』

「?」

 

ミュウはどこから取り出したのか(本当にどっから取り出した!?)1冊の本を差し出した。

 

『渡してって言われたんだ!』

 

読んで読んで!とミュウが急かすので言われた通り本を開いた。

 

 

 

特典について詳しく説明をする

 

「!」

 

最初のページにそう書かれていた。急いで続きを読む。

 

 

1.ポケモンとの対話=共鳴

 これにはポケモンの言葉が分かること及び、キズナ現象を起こし易くなることを纏めたぞ。上手く使えるようになると口に出さなくても頭の中(テレパシー)で対話が可能になるぞ!特訓あるのみじゃ!

 

2.身体能力のカンスト

 これはお前さんが言った通りその世界では普通の身体能力よりも更に10段階程高くなっておるぞ。これでお前さんが言っていたスーパーマサラ人?と同じくらいになるぞ。

 

3.強運

 お前さんが言った”キズナ現象”をポケモンとの対話に纏めたからの。ワシが勝手に付けさせてもらった。

 この特典は”ピンチを切り抜けることが出来やすい”やその他諸々、世界のバランスが壊れない程度の強運を加護としてお前さんに付与したぞ。これは強い気持ちによってより強運を引き寄せるからの。旅に出る時に何かと役に立つと思うぞ。

 

 

どうやら神様は上手く配慮してくれたらしい。

というか普通の人の10段階上でスーパーマサラ人と同等って……マサラ人って本当に人間なの?(震え)

 

「…ん?」

 

最後のページだと思っていたらもう一枚ページがあった。

 

 

追記

お前さんはその世界で3歳からのスタートじゃ。見た目も少しばかり転生やら特典やらの影響で変わっているが元の世界と余り変わっておらぬ。女子なのじゃから無理をあまりするでないぞ。達者でな。

 

―スッ

 

「!」

 

読み終わると同時に本が消えた。そして最後のページに書かれていた言葉を思い出し、近くの水溜まりを急いで覗き込む。

 

「…………マジですか」

 

そこには自分が記憶していた姿よりも15歳程若返った姿の自分が居た。

 

 

 

 

 

 




はい。今回はここまでです!
途中で気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、本作の主人公は女の子です。ボクっ娘です。因みに18歳に亡くなった設定です。

さぁ、これからどのようにストーリーが進んで行くのでしょうか?お楽しみに!
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