色々とチートなオリ主が主人公組をサポートする話   作:天空の災厄

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皆さんお久しぶりです!
初めての人には初めまして。天空の災厄といいます。

皆さんにはまず最初に言うことがあります……








すみませんでしたぁぁぁあ!!!(スライディング土下座)

最後の投稿から既に一年半も経っているとは!なんの音沙汰もなく本当にすみません┏●
忘れていた訳では無いんですよ?(震え)
データが消えてやる気が無くなっていただけです!((キリッ

まぁ兎に角。これからはそこそこのペースで投稿出来ると思うのでまた読んでいただけると嬉しいです。


03.見た目は大人!中身は子ども!その名も…!

 

バサッ

 

頭上を見上げると一匹の鳥ポケモンがこちらへ降りてくる所だった。

 

「おぉ、ピジョット!」

「おぉ、ピジョット!って、最初に言うことはそれですか!?違うでしょ!!」

「むむ。相変わらず手厳しいのぉ」

「そうさせているのは貴方でしょうがっ!!」

 

頭上に差した影の正体はピジョットだった。そしてその背には1人の青年が乗っていた。

青年はピジョットから降りると頭をひと撫でしてボールにピジョットを戻す。そしてずんずんとコチラへ寄って来ると呆れたように話しはじめた。

 

「まったく、これだから貴方の護衛という名の監視役は嫌なんですよ…」

「監視役…?それは初耳なのじゃが??」

「初めて護衛任務についた時に貴方のお孫さんのナナミちゃんに頼まれたんですよ!

 ”おじいさんは夢中になると平然と危ない行動をとるので、申し訳ありませんがしっかりと見張っておいてください

 てな。ホント勘弁してくれよぉぉぉぉぉお!!」

「うぉ、ちょっ、止め、止めたまえ!」

 

青年は叫びながら今まで居た人物の肩を掴みガクガクと激しく揺さぶる。

ボクはぬいぐるみ(ミュウ)を抱えそのやり取りを少し離れた所から呆れた表情で見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……って、博士。そこにいるお嬢ちゃんはどうしたんです?もしや誘拐…」

「キミはわしのことをなんだと思ってるんだ!?」

「ポケモン好きの変人」

 

青年は漸くボクに気づくと今まで居た人物―博士─にジト目を送る。そしてスッパリと言われた言葉に博士は撃沈した。

変人……変人とな。と言いながらのの字を地面に書き拗ねる年配。

 

見苦しい。大の大人が子供みたいに拗ねるなんて見苦しい光景だ。って博士?今この人博士って呼ばれた?トキワの森に居るような博士って…

 

「…もしかしてオーキドはかせですか?」

「? そうだよ。こう見えてこの人はあのポケモン学の権威。オーキド・ユキナリ博士だよ」

「こう見えてとは余計じゃよ…」

「……」

 

男の人の言葉に絶句する。

 

どっかで見た事あると思ったらこの人少し若いVerのオーキド博士じゃん!?なんで気づかなかったの自分orz

 

「それでお嬢ちゃんはいったいどこの誰なんだい?」

「えっと…」

「キョウヤ君。この娘はどうやら記憶がないらしいのだよ」

「えっ!?それは本当ですか!」

オーキド博士の言葉に青年―キョウヤさん?─がひどく心配した表情で大丈夫?と聞いてきた。

優しい人だなぁ…

 

「本当に何も覚えてないのかい?名前は?年齢は?何処に住んでたのかも覚えてないの?」

「えっと……たぶん3さいです。ほかはわからない…です」

「そう…」

 

ボクに質問したあと、2人は何やら小声で話し合いを始めた。

 

{ねぇミュウさん}

{なぁに?}

{ボクが原作キャラと関わるのって大丈夫なの?}

{大丈夫だと思うよー。結末が大々的に変わらなければ”世界の歪み”は現れないらしいし!}

 

ふむふむ。そうか…って、ん?世界の歪み??

 

ミュウが気になることを言ったので聞こうとしたが、博士達が話し合いを終えたのかコチラに近づいて来たので仕方なく諦める。

 

「お嬢ちゃん。博士の研究所にこれから行くけど付いて来てくれるかい?」

「…はい?」

 

え、研究所!?なんでそんなことになってるの?

 

「えっと…」

「取り敢えず此処じゃ長話も出来ないからね。研究所で腰を据えて詳しく話を聞くことにしたよ。いいかな?」

「あ、はい」

「それでは出発進行ー!」

「…って、博士そっちは逆方向ですよ!?」

 

実はこの後、転生特典を把握する為に色々と試そうと思っていたのだけど、折角オーキド博士の研究所に訪れることができる機会だ。この申し出を有難く受けることにする。

ボクが返事をしたと同時にオーキド博士は元気よく叫ぶとずんずんと歩き出した。しかし、方向が違ったのかキョウヤさんが後を慌てて追いかけたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま戻ったぞ!」

「同じく戻りました」

「…おじゃまします」

 

トキワの森を出発すること1時間。ボクたちはマサラタウン、基、博士の研究所に着いた。

うん?着くのが速い?それはね、トキワの森を抜けてからキョウヤさんのフーディンで”テレポート”を使ったからだよ。

一瞬だったね!テレポートって便利だね!

ただそうやって感動していたら、ミュウがぼくも出来るし…って拗ねていた。めんどくさいからスルーしたけど。

 

「おかえりなさい博士。あら…?」

「おぉ、ハナコくん!」

 

研究所の中の入ってすぐにある一つ目の部屋。そこに入るとテーブルの横の椅子に座り、お茶を飲んで寛いでいた女の人がいた。女の人はボクに気づくと、不思議そうに首を傾げ席を立ってボク達に近寄る。

その時気づいたが、女の人のお腹が不自然に大きかったのでどうやら妊婦のようだ。

 

「博士。この娘はいったい…」

「トキワの森で会ったのじゃが、どうやら自分の年齢以外記憶が無いらしいのじゃよ」

「まぁ!」

 

何処かで見たことがあるような(本日二度目)女の人は、キョウヤさんと同じ様に心配そうな表情でボクを見つめた。

というか今思ったけど、年齢だけ覚えてる記憶喪失っておかしくない?大丈夫?怪しまれない??ボクなら怪しいって思うけど???

 

「お嬢ちゃん。この人はお隣に住んでいるハナコくんだ。ハナコくんのお子さんとワシの孫の一人が同い年なのもあって良く訪ねて来てくれるのだよ。ハナコくん。この子はたぶん3才らしいのでちょうどあの子達と同じじゃ。しばらくの間相手をしてもらいたいのじゃが…あの子達はまた中庭に居るのかね?」

 

博士はキョロキョロと辺りの様子を窺った後、どこか呆れた表情でそう呟いた。

 

「ふふふ。あの2人がポケモン達と遊びたいと言ったので、ナナミちゃんが中庭に連れて行って遊んでいます。私も監視の為に行こうとしたんですけど、ナナミちゃんが自分が行くから私はここに居ていいと」

 

本当にあの子はいい子ですね。

ハナコさんはそう言うと微笑みながらお腹を愛おしそうに撫でた。

 

ハナコさんの言動から推測するにナナミちゃん(さん?)は妊婦のハナコさんを慮り、自分が代わりに他の子を監視するからハナコさんにゆっくりとしていてと言ったのだろう。

ナナミちゃん(さん?)はいい人だな。うん。

 

「それにおやつの時間になりますのでもうすぐしたら戻って来ると思いますよ?博士達も一緒に休憩しましょう。今日はナナミちゃんのリクエストでパウンドケーキを作ったのだけど作り過ぎちゃって」

 

ハナコさんは最後にボクの頭を撫でるとお腹を庇いながらゆっくりと歩き、さっきまで座っていた椅子へと戻った。ボクもキョウヤさんに促され、ハナコさんの斜め向かいの席に座る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─ドカーンっ!!

 

─バチバチッ

 

─グララっ

 

 

「きゃっ」

「何事だ!?」

「むむむ」

「うわわわわ」

 

オーキド博士とキョウヤさんの2人も椅子に腰掛け、のんびりとお茶を飲みながら先程のフィールドワークについて話し合い、ハナコさんはそれをニコニコと眺めていると突然の轟音と共に建物が揺れた。

因みにボクはオレンジジュースに似た味の飲み物を博士に貰い、丁度揺れた時に飲んでいたので零しそうになったが、ミュウがサイコキネシスで零さないように空中に固定してくれた。

追加で説明すると、近くの棚にあった資料や本、置物なども倒れそうになっていたがこれもミュウが3人の大人達にわからないようにさり気なくサイコキネシスで倒れないように押さえ込んでいた。しかも驚くべきことに、これを全てボクの膝の上でぬいぐるみのまま身動きひとつしないで行ったのだ。

…いや本当ミュウさん有能過ぎでは??

 

 

「今のは…」

「中庭から聞こえましたよね?」

「まぁ!あの子達は大丈夫かしら…」

「心配ですので俺見て来ます!ハナコさん達はここに居てください。ほら、行きますよ博士!」

「あっ、ちょっ、待っ」

 

揺れはすぐに収まった。それには皆ほっと安堵の息を漏らす。

そして博士は何やら今の一連の出来事に覚えがあるのか顔を青くし、キョウヤさんは椅子からすぐさま立ち上がり先程の爆音と揺れの発信源を中庭と特定すると、横の椅子に置いていたモンスターボール等が入っているポシェットを手に取り博士を引きずって部屋を出た。

耳をすませば、先程のように爆音ではないが微かに色々な音が聴こえる。おそらくポケモンの技だろう。

 

 

ここで待っていろと言われたが気になる。

中庭で遊んでいたという子供達三人も純粋に心配だが何だか胸騒ぎがするのだ。それにハナコさんも椅子に座ってとても心配そうな表情で部屋の扉をチラチラと見ている。そしてボクの視線に気づくと、安心させようとしてなのかにこりと微笑みを浮かべるのだ。

…よし。

 

{ねぇミュウ}

{なぁに?}

{中庭に行きたいんだけど手伝ってくれる?}

{うーん……まぁいっか。いいよー}

{? どうしたの?}

 

中庭で何が起こっているか分からないので、もしもの時のために頼ろうとミュウにテレパシーで告げると、なんだか気になる返事が返ってきた。

 

{いや、気にしなくていいよ!ぼくの杞憂だと思うから}

{そう?}

{うん!}

 

気にしなーい。気にしない!

ミュウがそう言い聞かせてくるので仕方なく気にしないことにする。

さて、行動に移そうか。

 

「あら?どうしたの?」

「いや、ちょっと…」

 

ですよね!ボクが動くとハナコさんは絶対気づくよね!知ってたorz

 

「…もしかして中庭に行きたいの?」

「うっ……はい」

「今は危ないから後で行きましょう?」

「で、でも!………わかりました」

 

どうしよう!ハナコさんのとても心配です。という表情に勝てない…

 

{ミュウ〜、どうしよう…}

{これは……強行突破しかないね!(いい笑顔)}

{ミュウさん!?}

 

なんだか物騒だよミュウさん!というか未だにぬいぐるみのままなのにいい笑顔とかしないで。微妙に不気味だから!しかもボクにしか見えない角度でやるとか凄いね!(投げやり)

 

{じゃあちょっと座標を計算するね〜}

{座標…?あっ…(察し)}

 

「は、ハナコさん!」

「うん?」

「ごめんなさい。ダイジョーブですので!」

「? どうし{それじゃあ、行っくよー!}

 

─シュンっ

 

 えっ!?」

 

ミュウが何をしようとするのか察したボクは、慌ててハナコさんに心配しないように告げる。そして不思議そうなハナコさんの言葉の途中で、座標の計算が終わったミュウが技―テレポートを発動した。

 

 

 

…ミュウさんどんだけ根に持ってたの?

 

 

 




今回はここまでです。話があまり進んでいない気がしますが…まぁ気の所為ですね。


次回予告!
中庭に着いた”ボク”とミュウは衝撃の光景を目にする!?
光る黄色。揺れる大地。その近くに蹲る二つの小さな影。さぁ、どうなる!?

次回をお楽しみに〜
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