色々とチートなオリ主が主人公組をサポートする話 作:天空の災厄
大変長らくお待たせしまs…え、待ってない?そ、そうですか(´・・`)
何だか私「次は早めに投稿するよ」詐欺をしていますね…すみません!!本当に申し訳ない!!(土下座)(あ、土下座も良くしてるような…)
言い訳をさせていただけるのなら!ここ最近まで忙しかったんです!!(研修、引っ越し、研修、仕事etc.)
私だってツライ!!!
まぁ、ここにきて漸く?
落ち着いてきましたのでぼちぼち続きは投稿できると!私は!思いたいです…(おそらく、たぶん、きっと)
今年中には0章を終わらせることが目標。頑張る。頑張れ。(多分ムリ)(諦めろ)
ところで皆さん。
ダイパリメイクどっち買いました?
私?私はダブルパックを購入し、パールの方をプレイしました。
勿論LA(アルセウス)も購入しましたよ。
今までにないポケモンな為、めちゃくちゃ楽しいですね。時間が吸い取られる。
─シュンっ
『とーちゃくっ!』
「おぉー…って、いつのまにミュウはもとのすがたにもどったの?」
『テレポートしてる最中だね!』
「…もうなにもツっこまないから」
瞬きの間にボクとミュウはテレポートしていた。さっきまでいた部屋とは違い廊下に立っており、目の前には大きな扉が立ち塞がっている。
なんで直接部屋の中―中庭―にテレポートしなかったのか?と疑問に思ったが、いつの間にか元の姿に戻り隣でふよふよと浮かんでいるミュウに何だか脱力したため、そんなことはもうどうでもよくなってしまった。
『ねぇ、それよりも早く中に入らないの?さっきまでしていた轟音が止まってるけど』
「うん?……あれホントだ」
ミュウの言葉に耳をすませば、確かに先程まで響いていた音が止んでいた。
しかし何かがぶつかる音やキョウヤさんや博士らしき声などは微かに聞こえており、ピリピリとした空気は漂っているので恐らく決着(?)はついていないのだろう。
「よし、はいろうか…とそのまえに、ミュウはせめてちがうポケモンのすがたになってもらえる?いまのだんかいでバレるとヤバイし」
『いいよー。なにがいい?』
「おっと、まさかのボクがきめるパターン。うーん、このちいきでいてももんだいないポケモンは…――かな?」
『りょーかいっ』
ミュウはその場でくるりと宙返りをするとボクが言った通りのポケモンの姿へと変わった。ボクはそれを見て頷くと更めて扉に向き直る。
そして緊張を解すために深呼吸をしてゆっくりと目の前の扉を開けた――
――扉を開けて真っ先に目に入った光景は、オーキド博士がズボンが脱げかけた状態で約3mの高さをツタの様なモノに逆さで宙ずりにされており、それをキョウヤさんがどうにか降ろそうとしているものだった。
「………いやどんなジョーキョウ!?」
あまりにも予想外な光景過ぎて思わず大声で、尚且つ全力でツッコミを入れてしまった。
そしてそれに反応し、驚いた表情でキョウヤさんがこっちを振り向く。
「お嬢ちゃん!?なんで来たんだ!危ないから早くさっきの部屋へ戻りなさいっ!!」
「おぅふ…」
キョウヤさんの気迫に思わず少々後退る。
いやなんでと言われましても、
「なんだか嫌な予感がしたので来ました(キリッ)」
って馬鹿正直に言ったら納得してくれるの?
{してくれないだろうねぇ}
{ですよねー…って}
ミュウさん。ボクは普通に考えていただけでテレパシーもなにもしてないのに、何普通に思考回路に入ってきてるの?何?何なの?さっきまでそこそこ放置してたの根に持ってるの??それともボクの思考がそっちに勝手に流れていr{ないから安心していいよ!}ないのか、そっかよかっ…ってそれはそれでよくないし!!ということはミュウが勝手に、
そんなボクの考えに{…エヘ?}とミュウが笑って誤魔化す気配がしたので、後で何かしらのお仕置きが必要だと思う。これ絶対。
まぁそれは一旦置いといて、それよりもボクは、こちらに向かって来ているキョウヤさんにひとつ言いたい。
「えーと…キョウヤさん」
「なんだい!?いいからお嬢ちゃんは早く…」
「はかせがおちそうになってますけどいいんですか?」
「え?…あ」
「キョウヤくん…」
ワシモウムリ。
顔を青褪めさせた博士はそう言うと全身の力を抜き、そのまま重力に従って下へと頭から落下していく。
─もちろんズボンを空中に残して。
「…って、のんきに眺めている場合じゃない!?博士!!」
{ミュウお願い!!}
我に返ったキョウヤさんが慌てて博士の方に進もうと一歩を踏み出すのと、ボクが背後に居たミュウに呼びかけたのはほぼ同時だった。
行動に出たのは同時だが、キョウヤさんが博士を助けるよりも、当然ミュウが技を使用して博士を助ける方がもちろん速かった。
─ピタッ
博士の顔が後数センチで地面に着くというところで落下は止まった。
そしてゆっくりと博士の身体の向きが代わり、仰向けの状態になったと同時に地面へとドサッと音を立てて落ちる。
その博士の落ちた音にそこまでの事態をぽかんとして見ていたキョウヤさんは我に返り、慌てて博士へと駆け寄った。因みにこの時の博士は、チベットスナギツネのような顔になっていたことをここに記す。
…え、何この優しい対応。と思った瞬間に最後雑になったな。おい。
思わずジト目で後ろに待機するミュウを見ると、先程までの気の抜けたようなのほほんとした様子とは違い、ミュウは部屋の奥の方を見て何やら警戒しているようだった。
そんなミュウの行動に首を傾げ、そこで漸くボクは、先程までしていたポケモンの鳴き声や何かしらの音等が止んでおり、中庭が静かに、しかし緊張をはらんだような空気になっていることに気づく。
(恐らく先程まで博士を捕まえていた)マダツボミやモンジャラは木々の間に逃げ込み。
ヒトデマンやメノクラゲ、ニョロモといった水ポケモンは池(いや、湖か?)に潜り込み。
その他のポッポやコラッタ、ニドラン、オニスズメetc..もどこかしらの物陰へと隠れに行った。
何らかの影響によって興奮していたような様子だったポケモンたちは、今は何かに怯えているようである。
「…一体ポケモンたちはどうしたんだ?」
「嫌な予感がするのぉ…」
「あ、キョウヤさん。とオーキドはかせ」
「…何だかワシの扱い雑ではないか?」
「いやそんなことないです…それよりズボンはどうしたんですか?」
キョウヤさんが周りを警戒しながら疲れた様子の博士を伴っていつの間にか近くに来ていた。しかし何故か博士は下着姿のままでズボンを履いていない。
脱げたズボンは何故履き直さなかったんですかねこの人?
思わず森でした以上のジト目を博士に送ると、なんとも言えない表情でそっと少し離れた所を指さした。博士の指先を辿り少し離れた所の地面を見る。
……少し目を離していた隙に一体何があったんですか??
そう言いたくなるほど博士のズボンが見るも無残なダメージズボン()になっていた。
いや、もう…うん。膝丈かな?っていうくらいにズタズタになり、何の液体です?って聞きたいネバネバ(いや、ドロドロ?)したものがかかっている博士のズボン(推定)。
ボクが目を離したのは数十秒だけだったはず。
ズボン(推測)さんは何故にこうも無惨な状態になったのでしょうか???
思わず何とも言えない表情を浮かべ博士に視線を戻すとそっと首を横に振られ、キョウヤさんに視線を向けると曖昧な表情を浮かべていた。
そんな二人の反応に益々何があったのか気になる。
もう一度よく見ようとズボン(確定)の方に視線を送ると、先程よりも明らかに布面積が少なくなっていた。そして現在進行形でジワジワとズボン(悲惨)は端から溶けている。
あ…はい、もう何も聞かない方がいいってことですね?
二人にならってボクもズボン(そんなモノはなかった)からそっと視線を外した。
はぁ…まぁ、とりあえず……
いつの間にか目の前でミュウと牽制(威嚇)しあっているピカチュウをどうしようかな。
次回予告!
荒ぶる橙色に恐怖する黄色。交錯した思考に呑まれる″ボク″。
この日【最高のパートナー】と【最凶の相棒】。
そして長い付き合いとなる友人が出来るのだった。
……今度こそ早めに投稿出来たらいいなぁ。(願望)