蒼魂~ブレイブルー銀魂パロ~   作:トッシー00

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第6話です。

※pixivの方でアンケートを取ったところ、この話への票が一番多かったです。


サンタは白いお面を付けてたりする

 12月24日の夜中、今日はクリスマス。

 聖夜にサンタさんがプレゼントを運んでくるというのはよくある話。

 子供のころは信じているのだがいい年になるとバカらしく感じるあの迷信。

 だがカグツチには本物のサンタさんがいるとのこと。

 現に、ここに大きな袋を持って赤い帽子と着物を羽織り、ひげを生やした謎の男がいるではないか。

 だがみんなが知っているサンタと違うのは、真っ白な仮面を被っているということである。

 

「子供たちの夢のため、こうして私がサンタをやっているわけだが……」

 

 その男の名はハクメン、かつて世界を救った六英雄のリーダーである。

 そんな彼は、混沌にみちている今の世界に怯えている子供たちに少しでも夢をということで自らサンタ業を行っている。

 全ての子供たちにというわけではないが、毎年欠かさずこの季節に彼なりに夢を与え続けているのだ。

 

「さてと、最初は……」

 

 彼は誰も立ち寄らない道の通りへとやってきた。

 狭い場所を進むと、小さい空間がありそこでラグナは眠っていた。

 ラグナは世界的犯罪者(最近は図書館に相手にもされなくなってきたが)であるため家がない、毎日どこかを寝床としている。

 毎日必死に生きているラグナの元へ、ハクメンサンタは現われたのだ。彼は子供じゃないではないかとか言ってはだめだぞ。

 

「さてと、いつも頑張っている黒き者には特別プレゼントを渡しに来た」

 

 そう言ってハクメンはラグナの枕元にそっとプレゼントを置く。

 

「お前にはこれで十分だろう、"緑の○ぬき"だ」

「俺はうどん派だーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 ハクメンが緑のたぬきを置いた瞬間ラグナは立ち上がりインフェルノディバイダーを放つ。

 一瞬の攻撃であったためにハクメンはかわせず攻撃を食らう。

 

「ぐほっ! 何をする黒き者よ?」

「それはこっちのセリフだ馬鹿、てめぇこそなにやってんだよ?」

「何って見ればわかるだろう? この格好が何を表すか……」

「赤い帽子と服、それに白い仮面とひげ……意味わかんねぇ」

 

 ハクメンは格好で「サンタです」と言っているのだが、多分白い仮面が台無しにしてるのだろう。

 ラグナはどうでもいいような表情をする。

 

「まぁいいや、サタンでもサンタでも」

「あ、今答え言ったぞ! 黒き者よ今お前私の正体を見破ったぞ!!」

 

 促しても反応をしないラグナ、最終的にハクメンは諦めモードになる。

 こうしてラグナに緑のたぬきを渡し、ついでにサンタ業を手伝ってもらうことにした。

 断るラグナであったが、エクステンドで強化されたハクメンは惜しまなく武力を行使し無理やり手伝わせることに。

 まぁ強化されたのはラグナも同じなんだけどね。

 

「余興は終わりにして、最初はどこの家に行こうか……」

「おめぇその格好で家に侵入してると犯罪者扱いされるぞ」

 

 ちなみにそんな格好と言っているラグナはトナカイのスーツを着ている。

 

「それを言ったらサンタさんはとっくの昔に犯罪者だ。サンタさんは紳士なのだ。寝ている子供を襲ったりはしない」

 

 襲うとかの話はしていないのだが、ハクメンは必死にサンタを弁護する。

 ハクメンは鞄からリストを取り出す。そのリストにはここら一帯の子供たちの名前と住所、そして欲しいものリストが書かれていた。

 ハクメンが事前に変装をして取ったアンケートである。これを元に子供たちに夢を届けに向かうのである。

 

「えぇとまずは、カルル・クローバーだな」

「あの眼鏡か、一応プレイヤブルキャラの中では一番子供だわな」

「彼の欲しいものは……」

 

 ハクメンはリストに目を通す。カルルの欄にはこう書かれていた。

 欲しいプレゼント【バイオリン……】。

 

「バイオリンか……うん? 続きがなんか書いてあるぞ」

 

 バイオリンと書かれた下に、こうも書かれていた。

 バイオリン……もしくは幸せだったかつての家族。優しかったお父さんとお姉ちゃんとお母さん、またあの時に戻りたいです。

 

「……ぐす」

「カルル……おめぇも苦労してんだな……」

 

 その文章を見てハクメンとラグナは涙をそそられた。

 クローバー家は色々とあり、現在は仕事ばかりで家庭を顧みない父親と人形の母親と姉しかいない。

 彼の家庭事情は前回視察で乗り込んだことのあるハクメンがよく知っていた。

 

「優しかったかつての家族……は無理だから、バイオリンを届けに行こう」

「そのバイオリンが元で、良い家族に戻れるといいな」

 

 ハクメンとラグナはいいことを言いながら、クローバー邸へと向かう。

 クローバー邸はとても大きい豪邸であった。ハクメンとラグナは警報装置に引っかからないようにうまく侵入する。

 というかこの時点でどう見ても泥棒にしか見えないが、気にしては負けである。

 

「抜き足差し足忍び足……」

「おいお面野郎、それ完全に泥棒だぞ」

「お面野郎じゃない、サンタメンだ」

「うるせぇよ」

 

 二人はいつものやり取りをかわしながら少しずつカルルの元へと向かう。

 そしてなんとか、カルルの部屋のガラスが見えた。明かりがついておりまだ起きている。

 

「寝てはいないか、寝るまで待つしかないな」

「そんな時間ねぇだろ馬鹿、早くバイオリン届けて立ち去らねぇと警報鳴ったら大変だぞ」

「それもそうか……」

 

 そういって二人は、カルルの部屋向けて走る。

 バイオリンを持って迫る二人にカルルが気づくのはそう遅くはなかった。

 

「おいカルルー! プレゼントを届けにやってきたぞ~!!」

 

 そう叫び迫るハクメンサンタに、カルルの反応はというと……。

 

「うぇう! お母さん侵入者ーーーーーーーーーーーー!!」

「「え?」」

 

 カルルのその反応を見て二人がキョトンとしていると……。

 突如クローバー邸の壁を突き破り、母親のイグニス(ツインテールの人形)がものすごい形相でハクメンとラグナを睨む。

 それに影響されてか、違う壁を突き破り姉のエイダ(青い人形)がハクメンとラグナを補足する。

 さらに周りを見渡すと、地面から穴が開いていろんな人形がせりあがってくる。

 ハクメンとラグナは一瞬で人形たちに包囲されてしまった。

 

「え……? あの……その……優しい家族に戻ってーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 ラグナは全力で叫びハクメンを担ぎ逃げまとう。

 それをイグニスを筆頭にスシローの握りがごとくラッシュしながら追い回す人形たち、中にはヴォランテのような波動弾をぶちかます人形までいる始末。

 様々な人形たちの攻撃をかいくぐり、二人はなんとかクローバー邸を脱出する。

 

「ぜぇ……ぜぇ……こえぇよあの家族! もう優しい家族になんか戻らねぇよ!!」

「失敗か、じゃあ次の場所へと向かうか……」

「おいまだやるつもりかよ、もう思い知ったろ? 俺たちはどこいったってサンタとトナカイじゃねぇって、100%侵入者だって」

「家族がいる家はいったん控えよう、一人暮らししてる子の元へ向かうぞ」

 

 そういってハクメンは子供たちのリストに目を向ける。

 今度目を付けたのは、ノエルだった。

 

「こいつ、子供って年か?」

「ギリギリセーフだろう、簡単そうだしこいつの元へ向かうぞ」

 

 というわけで、今度はノエルの元へ向かうことに。

 レイチェルの転移魔法タクシー(1回100万プラチナダラー)を利用し、ノエルの住んでいるアパートへ。

 

「宿舎だからおめぇ、ここ統制機構の陣地じゃねぇか。さっきよりやべぇぞこれ」

「危険になったら逃げればいい」

 

 余裕をぶちかますハクメン、ラグナは先が思いやられている。

 最終的には覚悟をして、二人はノエルの欄に目を通すと。

 欲しいプレゼント【プレイステーションヴィータ】。

 

「リアルだぁ……」

「まぁ良かろう、さっさとプレゼントおいて帰るぞ」

 

 そして先ほどの容量と同じく、二人はノエルの家に侵入する。

 侵入っていうと悪い言い方にしか聞こえなくなるよね。

 家に入り玄関に足を着くと、二人はいきなりダンボール箱を踏む。

 

「あぶねっ!」

(静かにしろ黒き者よ)

 

 転びそうになり大声を出そうとするラグナを何とか止めるハクメン。

 ハクメンがライトで部屋を照らすと、そこに広がっていたのは散らかるダンボール箱とゴミ、部屋の家具やその他もろもろ。

 一人暮らしMAXの、非常に汚いお部屋であった。

 

(これ一人暮らしの女の部屋じゃねぇぞ……)

(我慢しろ黒き者よ、枕元にヴィータ置いてすぐさま撤退だ)

 

 二人は色んなものを踏みつぶしながらノエルの寝ているベッドの元へ……。

 そしてようやくノエルを発見する。パジャマ姿でぐっすりと眠っていた。

 

(ったく幸せそうに寝やがって……)

(さてと、靴下を探すぞ)

(はぁ? 靴下いらねぇだろ馬鹿! そこまで充実にやらなくていいって時間ねぇし!)

(馬鹿もの、プレゼントは靴下に入れるものだ)

(それ言うんだったら最初から充実に再現しろよ、煙突から入ってない時点でもう色々砕けてんだよ)

(煙突……はっ!? 私はなんというミスを……)

(あぁもう面倒くさい奴!!)

 

 といいながらハクメンは頭を抱え込み、色々悩んだ挙句靴下だけはと思ったのか部屋を物色する。

 これはどうみても変態にしか見えない、仮にもノエルは女の子である。

 ラグナは目を反らしつつ、ノエルが起きないよう起きないよう見張る。が……。

 

「う……うぅん」

(やべぇノエル起きたぞ!!)

(隠れるぞ黒き者よ!!)

 

 物音に気付いたのかノエルの体が揺れた。

 焦り隠れる二人、ここで見つかれば即統制機構に通報される。

 というのにも関わらず部屋が散らかりすぎていて隠れきれない二人、それどころかより物音を立ててしまった。

 結果、完全にノエルは起きてしまい二人はすぐさま見つかってしまった。

 

「……見つかった」

「心配するな、我々はサンタとトナカイだ」

「んなもん騙せるわけねぇだろ!!」

 

 先ほども侵入者扱いされたばかりだというのに、まだサンタだと言い切るハクメン。

 だが結果は予想にもない場面に、ノエルの反応はというと……。

 

「うわ~最近の通信販売はサンタさんが届けてくれるんですかぁ? それヴィータですよね? てか発売日からもう一週間も経ってるじゃないですか、konozamaで頼まなきゃよかったぁ」

 

 と、ノエルはのんきなことを言っていた。

 二人もさすがに「はい?」と首を傾ける。

 サンタさんを信じていないようにも見えるが、かといって侵入者扱いもされていない。

 

「ま……まぁそういうわけだ。はいこれプレゼントのヴィータだ」

(てかこいつサンタさんにプレゼント頼みつつ通販で取り寄せってことはやっぱり信じてないんだな)

「ありがとうございました。あ、お腹すいてるでしょう?ついでにこれ食べていきませんか?」

「「へ?」」

 

 そういってノエルは冷蔵庫から、唐棣色(はねずいろ)のケーキを取り出した。

 一切れだけ欠けていて、あとはパックマンのように形が整えられている。

 

「ケーキ作ったんですけど、キサラギ少佐が一切れ食べてすぐに帰ってしまったのでこんなに残ってしまったんですよ」

「い……いいいいや遠慮しよう! 私はお腹いっぱいだ!! さっき緑の○ぬき食べてきたばかりだからな!!」

(つかジン、おめぇこいつの料理一切れも食べたのか……)

 

 ハクメンは全力でケーキを拒否する。ラグナはジンの心の奥底にある優しさと苦労を感じ取っていた。

 それで帰れればよかったのだが、ノエルはどうしてもケーキを食べてほしかったのか……。

 

「えー、食べてくれなきゃ今すぐ本部に侵入者が来たと通報を入れますよ☆」

「鬼かお前は!?」

 

 ここにきて脅しを入れるノエルにラグナはツッコミを入れる。

 結局覚悟して、二切れずつハクメンと協力して食べることに……。

 食べた後、二人は腹を押さえ苦痛の表情でノエルの家を後にした。

 

「う……うぉぉぉぉぉぉぇぇぇぇぇぇ」

 

 ケーキの驚愕の味にハクメンはノエル屋敷を後にした今でも苦痛を抱いていた。

 

「これだったら……通報されていた方がよかったかもしれねぇ……うぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

 この苦痛から逃れるのに数十分はかかったという。その間よく図書館の見回りに発見されなかったものだ。

 そしてなんとか苦痛が治まり、ハクメンは次の子供の元へ向かうためリストに目を通す。

 

「次は……」

「まだやんのか、もういいだろ!」

「ツバキ・ヤヨイの元へ行くぞ……」

 

 ハクメンが目を付けたのはツバキだった。

 ツバキの欄にはこう書かれている。

 欲しいプレゼント【平和】。

 

「はい解散ーーー!!」

「待て待て黒き者よ、ツバキの元へ向かうぞ」

「いやいや、平和は形にはなってないよ。今そこにあるもので届けるのは無理!」

「いいから」

 

 そういって二人はツバキの元へ……。

 ヤヨイ家は先ほど言ったクローバー邸よりも大きく、警報装置が鳴ったら今度こそアウトであった。

 そんな中二人はなんとか屋敷に潜入し、気がつけばツバキの部屋の中に。

 

(んで、どうすんだよお面野郎)

(まぁまて……これは……)

 

 ハクメンは何かを発見した。

 そこにあったのは、ツバキが歯を磨いた後の歯ブラシであった。

 

(……ズェイ)

 

 ハクメンがその歯ブラシをつかみ、口元へ持ってきたところでラグナにど突かれた。

 

(なにやってんだ馬鹿!)

(いや、せっかくのツバキアナの歯ブラシだ。堪能しようかと……)

(おめぇそれ以前に歯がないだろ! 仮面かぶっててはがないだろ! ついでに友達も少ないだろ!!)

(細かな詮索は無用だ。次は……)

 

 と、ハクメンはツバキアナのファンなのか部屋を物色し始めどんどんエスカレートしていく。

 ラグナは察した。これが目的だろと……。

 もはやサンタどころかかつて世界を救った英雄の面影すらなくなったハクメンの暴走を止め、無理やり外へと連れ出すラグナ。

 

「もうちょっといたかった……」

「何言ってやがるこの変態仮面!!」

「変態仮面じゃない、ハクメンだ」

 

 ハクメンはきっちりと訂正しつつ、またもリストに目をやる。

 

「まだやんのかよ!?」

「次で終わりだ。次こそは成功させる」

 

 サンタの意地がまだ残っているのか、ハクメンは一回でも成功させたいようである。

 寝ている子供たちに夢を与え、起きた時に喜ぶあの子供たちの笑顔をどうしても見たいハクメン。

 その目的のため、最後に目を付けたのはニューであった。

 

「ニューか……」

「お前の身近にいる奴で、尚且つお前と一緒で家がない。侵入がばれてもリスクが少ない。もうこいつしかいないだろう」

 

 そう言ってハクメンは、ニューの欄に目を通す。

 彼女の欲しいプレゼント、こう書かれていた。

 欲しいプレゼント【ラグナ】。

 

「さて、届けに行くか」

「おいーーー! 待てやこのクソサンタ!!」

 

 ラグナを引きずりニューの元へ向かおうとするハクメンを必死に止めようとするラグナ。

 

「どうした黒き者よ、これは一番簡単だろう。ニューの隣にお前を寝かせればいい」

「いやいや、そうだとしてもこれはねぇよ! これで俺ニューのプレゼントになったら俺どうなるかわからないよ!!」

「いつも一緒にいるくせに何を言う? というか最近お前ニューと一緒に行動してないがどうした?」

「俺がなんで最近ニューに近寄らないようにしてるか知ってるか?あいつ最近未○日記にハマってんだよ! 今のあいつめっちゃ危険な状態なんだよ!!」

「まぁそこは大きい心で何とか、愛でなんとかDEADENDフラグを……」

「あいつが起きた瞬間DEADENDだよ!!」

 

 ラグナは必死に抵抗するが、ハクメンは無理矢理でもラグナを引きづりニューの元へと向かう。

 そして、ニューが寝ている路地裏につく。そこはラグナがさっき寝ていたところの裏であった。

 

「ぐっすり寝ている。じゃあ黒き者よ、朝までそこにいてくれ」

「待ちやがれ! この大きい靴下なんだよ!? 動けねぇ!!」

 

 気がつくとラグナは大きい靴下の中に閉じ込められていた。

 巨大プレゼント用の特殊靴下だそうで、ラグナはおかげで動けない。

 そのまま朝が来れば、ニューに気付かれてなんかやばいことになってしまうかもしれない。

 

「お面野郎待ちやがれ!!」

「無理やり動くな! そこで黙っているがいい!!」

「断る!!」

 

 と、ラグナとハクメンはニューが寝ているというのに騒がしく討論している。

 その結果……。

 

「う……うぅん……」

「……やばい」

「起きちゃった……」

 

 ニューがゆっくりと起き上がる。

 しかもぐっすり寝ていたのか非常に期限が悪そうだった。

 

「ゆっくり寝ていたのに……って靴下?」

 

 ニューはラグナが入ってる大きい靴下に気付き、ソードサマナーでズタボロに引き裂く。

 ラグナは狭い空間で何とかかわし、放心状態で靴下より現われる。

 

「ラグナ?う わ~久しぶりだラグナ~! んもう最近はなんでニューから離れていくのラグナ~?」

「じゃあ黒き者よ、また来世で会おう」

「ふざけんなお面野郎ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 ハクメンはそう言って、紅蓮で移動しながらラグナの元へと去る。

 そしてニューは、あの作品の恍惚のあのポーズで妖絶につぶやく。

 

「ラグナは……あぁん、ニューが守ってあげる」

「助けてーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 ラグナ、DEADENDの瞬間であった。

 今日も聖夜に、サンタさんは夢を与えにやってくる。

 いい子の元へとやってくる。お面をつけてやってくるのだ。

 

「さぁ、来年はどこへいこうか……ZEA」

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